津々良ヶ岳(つづらがだけ)牛頭山(ぎゅうとうざん)
 
単独 2015.06.23 
大土路の峠(8:00/11)→分水嶺取付(8:30)→津々良ヶ岳(10:24)→植林地(10:29)→林道・津々良ヶ岳取付(11:08)→分水嶺鞍部(11:27)→支尾根分岐(11:41/12:07)→林道(12:43)→牛頭山取付(12:56)→牛頭山(13:13)→牛頭山取付(13:27)→下ヶ原林道入口(14:15)→ふれあいパーク大原湖(14:50/58)→起点(15:46)
アルバム

大土路の峠(R489)(8:11)

大土路の陰陽分水界&嶺(8:14)
 

下深山から野道山(奥) 伐採斜面上端より(8:56)

津々良ヶ岳山頂(10:24)
大土路(おおどろ)から津々良ヶ岳西尾根にかけて、陰陽分水嶺を歩いた。徳地柚木大土路(とくぢゆのきおおどろ)の峠に車を駐める。毎度のことながら、分水界は分かりにくい。水路の流れを見ながら、畦道を歩かせてもらって分水嶺に取り付く。取り付いた尾根の北斜面が伐採されたばかりで、難なく稜線に上がる。北面は遮るものがないので、前回辿った分水嶺や十種ヶ峰などを一望することができた。津々良ヶ岳北尾根には杣径が残っているが、ササや倒木で荒れている。とりわけ標高680mから上は、茂ったところが多い。と言っても猛烈なヤブではなく、取り付いてから2時間足らずで津々良ヶ岳山頂に達した。雑木に囲まれた三角点空間があるだけの、通過の山頂である。
   

津々良ヶ岳西陵南面(10:44)

分水嶺と支尾根の分岐(10:55)
 

津々良ヶ岳 寺の奥川左岸尾根(標高712m)より(11:00)

下ヶ原林道(11:11)
 

下ヶ原林道
(津々良ヶ岳西尾根最低鞍部南側)(12:43)

牛頭山取付(下ヶ原林道)(12:56)
南に80m計りササを分けると、分水嶺は西に転じる。南面が大きく開けた伐採植林地で、稜線に沿って作業路が付けられている。が、ササの生育が旺盛で、深いところは腰下に近く、けっこう歩き難い。道を外れると身の丈を越すほどある。作業路は西に400m計り行って南の支尾根に下り、林道につながっている。で、素敵な眺めに誘われ、うっかり林道に降りてしまう。この際、林道を少し踏査して分水嶺の鞍部に取り付き、支尾根分岐までピストンした。鞍部を上り返して次の730mピークを越えたところで、再び林道に降りた。起点への道のりを考えると、分水嶺歩きはもはやここまで。代わりに牛頭山に行ってみることにした。林道を700m計り上がったところが730mピークの南尾根で、カーブの突端に牛頭山への取付があった。
   

牛頭山山頂(13:13)

下ヶ原林道入口(R489)(14:15)

ふれあいパーク大原湖入口(14:50)

大土路の峠(15:46)
入ると、スギ林の中に踏跡が続いて、17分で牛頭山の山頂に達した。マツや雑木が混生して、空も見えない。山名から推し量って、遠くから眺めれば印象深い山なのかもしれない。12分で取付に戻り、林道を駈け下る。これが思いのほか長く、国道まで50分(約4.6㌔)近くかかった。大原湖を眺めながら、のんびり行きたいところだが、まだ道半ば。必死で国道を辿る。ふれあいパーク大原湖で大休みして少し蘇えるが、そこからの上りもなかなかのもの。ヘロヘロになって起点に還る。そして、腹回りや首筋など、あっちこっちを吸血昆虫に侵されていることを知る。痒いことしきりである。



軌跡図
                                                   所要時間:8時間35分、歩行距離:20.1㎞