向山(高山)・窓ヶ山 |
単独 2015.06.12&13 |
6/12 ☁/☀ 楽々園(6:08)→木船歩道橋(6:24)→下沖公会堂(6:58)→向山(奥原)登山口(7:42)→Cコース入口(7:46)→幸の神跡・Eコース分岐(7:52)→Eコースの北側尾根→幸の神跡(8:13)→D2コース合流(8:25)→ナンマイ岩(8:29)→手打ヶ滝(8:37)→一休みの壇(8:49)→固目ヶ岳(9:00)→奥原の岩場(9:09)→向山(9:13)→向峠(9:27)→584m峰(9:44)→憩いの森分岐(10:00)→窓ヶ山東コース分岐(10:06)→窓ヶ山東峰(10:15)→窓(10:25)→西峰(10:33)→窓ヶ山西コース登山口(11:05)→県道41号線(11:19)→木船歩道橋(12:32)→起点(13:01) 6/13 ☀ 向山(奥原)登山口(11:05/10)→砂防堰堤下の丸太橋(11:13)→送電線鉄塔伴南支線13(11:17)→古い砂防堰堤の磧(11:21)→Eコース合流点(11:24)→Bコース分岐(11:35)→向山主稜線・区境尾根(12:01)→奥原の岩場(12:06)→向山(12:09)→起点(12:31)→Cコース入口(12:32)→起点(12:34) |
下沖公会堂前の交差点(6/12 6:58) |
奥原集落北端の向山登山口(7:44) |
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Cコース入口(7:46) |
Cコース取付(7:47) |
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窓からの眺めは昨夜の驟雨で煙っているが、梅雨の晴れ間予報を信じて、向山、窓ヶ山のウォーキングに出かける。コイン通りをジョギングしてウォームアップ。県道290号原田五日市線の旧道を辿り、下沖交差点を左折して笹利(ささり)方面へ。藤の木への道を左に見て北に上がること40分(約3.4㎞)、奥原集落のどん詰まりにある向山登山口に着く。向山の呼名は、沼田町側から眺めると山が向かい合って見えるためらしい。ふもとの石内では、ピラミダルな姿から高山(たかやま)と呼び親しまれている。その高山をこよなく愛する方々によって、さまざまなルートが整備され、ガイドブック「いしうちのたかやま」が編まれている。紹介されているルートは、区境尾根のAコースに始まって、B、C、D1、D2、E、F、G、Hの計9本に及んでいる。かねて気になっており、今回、これらのルートの一部を辿らせていただいた。登山口から50m計り戻って左に取り、東側の通りに移る。向かいがCコース(奥原から神原へ越える山道)の入口で、50m計り先の砂防堰堤の天端から山道に入る。 |
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幸の神跡・Eコース分岐(7:52) |
Eコース北側の支尾根分岐(7:57) |
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Eコース合流点(8:07) |
D2コース合流点(8:26) |
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ナンマイ岩(8:29) |
手打ヶ滝落口(8:37) |
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程なく、幸の神跡と記された、消えかけの札が立つ辻に出る。そこは梶毛川と笹利川の分水尾根で、左に上がる尾根径がEコースのようだ。直進してCコースを辿ると、北側の支尾根も辻になって、尾根沿いに径が分かれていた。この際、左に尾根径を上がってみる。上の方はコシダが茂って、分水尾根の径(Eコース)に合流した。幸の神跡までピストンして軌跡データを得る。Fコースは、さらにもう一つ北側の支尾根を上がっているようだ。Eコースはあまり使われることがないようで、茂ってきている。幸の神跡から12分(約430m)でD2コースに合流し、少し上ったところにナンマイ岩がある。岩が何枚も重なっているのが呼名の由来という。径はそこから北横手に続いて、向山東尾根のD1コースに合流している。次の尾根に渡ると、Fコースと思われる良い径が右に下っていた。この支尾根と東尾根の間の谷に手打ヶ滝が架かっており、径は落口の少し上を横切っている。
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一休みの壇(8:54) |
固目ヶ岳(9:00) |
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向山主稜線の固目ヶ岳分岐(9:09) |
奥原の岩場・窓ヶ山展望所(9:09) |
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向山山頂(9:13) |
Bコース分岐(9:21) |
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向山東尾根の径(D1コース)に合流して、左に取る。途中、一休みの壇、固目ヶ岳(かためがだけ)と呼ばれる展望岩場をめぐり、区境尾根に上がる。左に行くとすぐ、奥原の岩場である。これらの岩場は、いずれも素敵な展望所だが、この日の視界は真っ白で、コメントのしようがない。とりあえず向山の山頂に立ち、窓ヶ山への縦走をはじめる。奥原の岩場から170m計り下ったところで、南東の支尾根にBコースが下っていた。
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向峠(9:27) |
窓ヶ山東峰(10:15) |
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窓ヶ山の窓(10:25) |
窓ヶ山西峰の三角点と老松(10:34) |
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窓ヶ山西コースの登山口(11:05) |
霧に煙る向山(古野橋東の県道より)(11:35) |
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仏峠(ほとけだお)の少し上に幸神社(さいのかみしゃ)の説明板がある。ご神体の自然石の写真が載っているが、あたりにそれらしい岩は見当たらない。向峠を野登呂(のとろ)側へ少し下ったところに地蔵尊が祀られており、これがその名残りなのかもしれない。説明板に、仏峠は上小深川(かみこぶかわ)と戸山(とやま)を結ぶかつての要衝とあるが、今その面影はない。峠を上り返して584m峰を越えると、窓ヶ山のハイキングルートになる。絶佳の眺めを期待して窓ヶ山東峰、西峰をめぐるが、いずこも霧が湧き立ち、白の世界だ。窓などには幽玄静寂な空気が漂っている。白川に周ろうかとも考えたが、今夜の「飲み会」を考慮して、西峰から西コースへ下る。堂ヶ原川の砂防工事のお蔭で、登山口の上まで立派な作業道が付けられている。県道41号五日市筒賀線に出て、八幡川沿いに下り、起点に還る。途中、古野橋(このはし)を渡って向山を顧みるが、まだ霧に煙っていた。
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Bコース分岐(6/13 11:11) |
砂防堰堤下の丸太橋(11:13) |
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砂防堰堤(11:13) |
古い砂防堰堤の磧(11:21) |
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送電線鉄塔伴南支線13 Eコース合流点より(11:25) |
奥原の岩場(12:06) |
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明けて好晴。昨夜の飲み会の後遺症もないので、向山登山ルートの補完調査に出かけた。奥原登山口まで車で入る。はじめに、D2コースを辿る。入るとすぐに北西の尾根にBコースが分かれ、そこから100m計りで丸太橋の架かる三面張り水路に出た。奥に大きな砂防堰堤が見える。橋を渡って向かいの尾根に上がり、送電線鉄塔の手前から右の谷へ降りる。土砂で埋まった古い砂防堰堤の磧を渡って、梶毛川と笹利川の分水尾根に上がる。そこがEコースの合流点である。D2コースは、送電線鉄塔の管理道として整備された道のようだ。引き返してBコースを辿る。展望はないが、よく踏まれた尾根径で、区境尾根まで26分(約860m)を要す。奥原の岩場からの眺めはよく、涼風そよぐ素敵な展望所になっていた。この際、向山の山頂を踏んで来た径を戻る。山頂から奥原登山口まで約30分の道程である。
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軌跡図 |
所要時間:6時間53分、歩行距離:27.0㎞ |
6月13日の軌跡図とそのほかのルート 所要時間:1時間25分、歩行距離:3.84㎞ |