名谷山・神郷三国山・古頃山 |
単独 2015.05.29 ☀ |
道後山もめんどうふの上(市道持丸線)(8:03/11)→広域農道分岐(8:33)→試験栽培ほ場への林道分岐(8:42)→三国山トンネル出口(9:00)→県境尾根(9:34)→登山道(10:02)→名谷山(10:12/19)→1040m峰(11:03)→神郷三国山(11:33/12:14)→古頃山分岐(12:37)→古頃山(13:01)→1153m峰の南肩(14:10)→林道(14:42)→試験栽培ほ場(14:55/15:02)→広域農道(15:26)→三国橋(15:30)→持丸集会所(15:43)→起点(15:57) |
「道後山もめんどうふ」上の市道持丸(もちまる)線の駐車帯に車を駐める。広い市道が持丸川に沿って北西に続いており、これを辿る。右手前方に古頃山の連なりや県境(広島県と鳥取県)尾根を見て1600m計り(約20分)行くと、道後山林道への道が北に分かれている。広い北西の道はここで広域農道となり、日南町豊栄上坂(とよさかえこうさか)へ抜けている。広域農道に入ってすぐの三国橋(さんごくはし)から、道後山南面を間近に眺める。スーパー林道のような農道を上がると、程なく持丸地区試験栽培ほ場への林道が右に分かれていた。三国橋から1587m(約20分)上がったところが三国山トンネルの出口で、その右側から県境尾根に取り付く。ササが下生えするヒノキ林の斜面が少し続くが、支尾根に下生えはなく容易に県境尾根に上がることができた。この際、北の1177.3m峰までピストンして三国山に向かうことにする。はじめは下生えの少ない境界道があるが、程なくササが茂って判然としなくなる。観念して首下のササヤブに突っ込んだと思ったら、登山道に飛び出した。西面に開けたところもあって、ルンルン気分で1177.3m峰に達す。名谷山(なたにやま)と記された、立派な標柱が立っており、背面に再建2012年5月13日、日南町登山愛好会とあった。見晴らしはよく、西面に三国山から鳶ノ巣山への連なり、猫山、そして道後山、東面に鬼林山(きりんざん)や霞む大山などを同定する。東尾根(道後山方面)への踏跡はない。登山道は標高1110mあたりから左の支尾根に下っている。すぐ下の作業道を経て広域農道に降りているようだ。三国山に向かう県境尾根のササは、大したことはない。1040m峰の東面には、二万五千分の一図の破線径終点があり、開けて指呼の間に三国山が眺められる。三国山北西尾根も右側が下生えの少ないスギ林で、いいことずくめ。思いのほか早く三国山山頂に着いた。東が少し開けて道後山を見渡せるが、展望のよい山ではない。北東尾根に三室への登山道が下っている。ミヤマヨメナとタニウツキに癒されながら昼食を取る。南尾根に入って、踏跡に喜んだのは束の間のこと。次第にササが茂ってきて、県境尾根と持丸川左岸尾根の分岐手前あたりから判然としなくなる。古頃山の山頂は開けているが、身の丈のササが邪魔をして眺めは今一つ。続く尾根も猛烈なヤブと言うほどのものではないが、濃いところも度々で歩行速度は上がらない。鳶ノ巣山まで予定していたが、ササの密度は上がるばかりで、手前の1153m峰南陵から林道にエスケープ。ところが、林道までの北西支尾根のヤブは、登るのだったら即却下しそうな一級品。林道近くで北側の支尾根に渡ると、スギ林の中に踏跡が上がっていた。1153m峰に続いているのかもしれない。うーむ。林道を下り、持丸地区試験栽培ほ場に寄り道をする。何枚もの畑地が開墾されており、キャベツの植付けが行われていた。うまくいくことを願いながら、舗装林道を下る。広域農道に合流して、のどかな持丸集落に帰り着き、たおやかに連なる鳶ノ巣山の稜線を眺めながら、残雪期の再訪を誓う。 |
市道持丸線の駐車帯(持丸集落の南端)(8:11) |
広域農道分岐(8:33) |
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三国山トンネル南出口(9:00) |
名谷山山頂(10:14) |
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1153m峰(左)、鳶ノ巣山 名谷山より(10:17) |
三国山(左端)、古頃山(中央) 名谷山より(10:21) |
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三国山山頂 後背は道後山、多里大山(11:34) |
道後山 古頃山山頂より(13:02) |
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鳶ノ巣山、猫山(奥) 1153m峰南肩より(14:12) |
1153m峰 林道終点より(13:41) |
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持丸地区試験栽培ほ場(15:15) |
試験栽培ほ場への林道入口(15:27) |
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軌跡図 |
所要時間:7時間46分、歩行距離:16.5㎞ |