岩国城山(いわくにしろやま)
 
単独 2015.03.30 
横山河川敷Ⓟ(8:45/50)→近之森稲荷(9:05)→展望台登山口(9:07)→展望台(9:44)→姉ヶ山(9:46)→護館神(10:10)→岩国城天守(10:42)→北の丸散策道→北の丸跡(10:56)→登山道分岐(11:07)→城山花菖蒲園(11:24/12:15)→吉香神社(12:21)→起点(12:37)
 
サクラのお花見、ということで岩国城山に出かけた。整理料金200円を納めて横山河川敷駐車場(錦城橋の下)に車を駐める。桜はまだ五分咲きというところだが、好晴の日差しを受けて見る見る咲きそろっている。花に精気があふれ、満開の桜に劣らず美しい。柳の若葉やカラシナの花が色を添える錦川右岸の桜並木をポレポレ歩く。この河川敷遊歩道は約250mで終わる。土手の市道に上がって南に200m計り行き、展望台登山道(姉ヶ山東尾根)に取り付く。途中の近之森稲荷は、錦帯橋と河川敷桜並木のビューポイントである。また、取り付いた尾根の突端にも展望地があって、錦帯橋と城山(横山)が一望できる。尾根道の中ほどで満開のミツバツツジに出会う。取付から35分で展望台に達した。カミさんと後期高齢の叔母二人、まだまだ達者である。春霞で展望台の眺めは今一つで、錦川デルタの沖に甲島などの島影が薄っすら見えるだけ。姉ヶ山の三角点にタッチして、北尾根の道を横山に向かう。途中、天明3年(1783)、城山を鎮めるために祀られたという護館神をめぐる。御本尊は樹林が取り囲む奇岩峰の岩屋に安置されており、あたりに霊気が満ち満ちている。護館神分岐から先は広い道(電波塔の管理道)になる。750m計り行くと城山登山道(舗装道路)に合流し、からくり時計が建つロープウェイ山頂駅に出る。さすがに山上の桜はまだ蕾んでいる。大釣井(おおつるい)、二の丸跡、復興天守、旧天守台、空堀、北の丸散策道などをめぐって、横山南東面の径に下る。取付から15分で吉香公園日本庭園に降りる。すぐ下の城山花菖蒲園で、桜の花を見ながら弁当を食べる。しばし歓談のあと、園内の桜見に興じる。たびたび訪れていても新しい発見はあるもので、吉香神社二の鳥居の上手で変わった狛犬を見かける。御土居(おどい)南東側のお堀の景色を感歎して眺め、河川敷に還る。そこでは、すっかり咲きそろった桜が大勢の花見客を幸せにしていた。
アルバム

錦城橋下の横山河川敷駐車場(8:50)

錦川右岸の桜並木(8:56)
 

錦帯橋 近之森稲荷(9:05)

展望台登山口(9:06)
 

ミツバツツジ 姉ヶ山登山道四合目あたり(9:22)

展望台 姉ヶ山登山道九合目(9:44)
 

護館神(10:10)

岩国城天守(10:45)
 

横山南東面登山道取付(11:07)

吉香神社二の狛犬(12:22)
 

御土居(おどい)南東側の堀(12:26)

錦川右岸河川敷(錦城橋の下手)(12:35)
   



軌跡図
                                                   所要時間:3時間47分、歩行距離:7.19㎞