三ツヶ峰(みつがみね)野道山(のどうやま)
 
単独 2015.03.22 |☁
徳地柚木(柚子の里)(7:17/22)→銅橋西詰(7:29)→足谷(7:56)→野道山登山口(8:14)→三ツヶ峰(本谷)登山口(8:27)→佐波川源流碑(9:30)→三ツヶ峰(9:38)→933m峰(10:22)→ぬりかべ岩(10:30)→展望岩(10:55)→野道山登山口分岐(11:10)→野道山(11:16/28)→三角岩(12:50)→野道峠(13:30)→(昼食)→栃山トンネル南出口(13:51)→大藤口橋(14:11)→起点(14:21) 
 
久しぶりの陰陽分水嶺歩き。三ツヶ峰(三ッ頭山)から野道峠まで繋いだ。徳地柚木の「柚子の里」に車を置かせていただく。銅橋(あかがねばし)西詰から県道123号柿木山口線に入る。飯ヶ岳が右に霞んでいる。川上集落まで上がると、行く手に三ツヶ峰、左手に野道山が見えた。野道山登山口から12分(約850m)のところに三ツヶ峰本谷登山口があり、佐波川源流の案内標識が立っている。登山道に入ると、いきなりササが茂りだして倒木まで現れる。すぐに穏やかなスギ林の谷径になるが、束の間のこと。本谷の急な斜面に切られた細径に変わり、それを腰下のササが覆っている。歩き難い径を凌いで源頭に上がると、稜線直下に源流碑が立っていた。稜線径を右に取り、三ツヶ峰山頂に立つ。〈桐ヶ峠方面2014.9.8ササ刈り完了〉の札が立っていた。秀峰十種ヶ峰も美しい徳佐の田園風景も、白いベールで覆い隠されている。一息入れて、野道山に向かう。本谷分岐を過ぎて程なく、ササが茂りだす。踏跡があるのでルート取りは容易いが、快適ではない。地形図の933m峰は身の丈を越すササに覆われている。そこから260m計り西のピークに933mの表示札がある。うーむ、高度計では間違いなくこちらの標高がそれに近い。北面に下から見るとゲゲゲの鬼太郎の「ぬりかべ」のような大岩がある。次のピークの南面からは野道山が望まれ、その次の小ピークには巨岩が積み重なった展望岩がある。ササ尾根と言えども、見どころは多い。ちなみにこの展望岩、「防長山野へのいざない第1集」では八方岩と仮称されている。野道山の東肩で川上からの道と合流し、ヒノキ林の頂稜を西に250m計り辿れば、野道山の山頂である。この頂稜、かつてヒノキが幼少のおりは、南面に素敵な眺望が開けていた。今は山頂の南面から西面がささやかに開けているだけ。ヒノキは育つので、この見晴らしも遠からず諦めなくてはなるまい。一息入れて、野道峠に向かう。これより一般登山ルートから外れるが、微かな踏跡があり、しばらく左にヒノキ林が続くので、難はない。南西主尾根と分かれる標高860mあたりからマツと闊葉樹の雑木林になるが、下生えはさほどでもない。順調に高度を下げて、難なく野道峠に降りる。このおり、尾根の末端ピークで見事な三角岩に出会う。側の木に名札が付けられているが、文字はすっかり消えている。当初、野道峠を上り返して栃山峠まで行くつもりであったが、とてもとても。即、却下して旧道を南に下る。栃山トンネル南出口(R315)の少し下で再び旧道に入り、大藤(おおふじ)集落を巡って県道123号線に出る。大藤口橋を渡ってR315に戻り、飯ヶ岳を眺めながらポレポレと起点に還った。
アルバム

柚子の里山里農産加工販売所(7:22)

銅橋西詰・県道123号柿木山口線(7:29)
 

野道山登山口(8:15)

三ツヶ峰(本谷)登山口(8:27)
 

佐波川源流碑(9:33)

三ツヶ峰山頂(9:40)
 

ぬりかべ岩(仮称)(10:30)

野道山 ぬりかべ岩南西のピークより(10:43)
 

野道山山頂(11:18)

三角岩(仮称)(12:31)
 

野道峠(13:00)

飯ヶ岳 R315(河内谷地区)より(14:14)
   



軌跡図
                                                   所要時間:5時間10分、歩行距離:14.3㎞