茅帽子山(かやぼうしやま)寂地山(じゃくじさん) 
 
単独 2015.01.09 
寂地教Ⓟ(7:42/8:01)→峯尾遊歩道入口(9:22)→赤い鉄橋(9:54)→ヤブガ峠(10:26)→1153m峰展望処(11:04)→茅帽子山(11:26)→1260m峰(11:41/12:03)→ミノコシ峠(12:11)→錦ヶ岳(13:24)→寂地山(13:46)→寂地林道分岐(13:52)→木橋(14:19)→寂地林道終点(14:25)→犬戻歩道分岐(14:59)→東屋(15:24)→岩塔(15:34)→起点(15:51) 
 
寂地峡駐車場に車を駐める。宇佐八幡宮に参拝して、ウシロ谷(浦石峡)左岸の林道を辿る。峠口(たおぐち)を過ぎると、雪道になる。オソ越(ごえ)で輪かんを付ける。雪が締まっていないので、結構きつい。スノーシューを持ってこなかったことが悔やまれる。当初、大人(おおひと)の足跡から容谷山(ようたにやま)の北陵に突き上げようと考えていたが、すでにその元気はない。この際、雪景色の木目の滝を眺めて、峯尾遊歩道から稜線を目指す。踏跡のない雪の谷を詰めるのは愉快だか、思いのほか長く、ヤブガ峠(たお)まで1時間を要す。稜線は北西の風に吹きさらされてクラストしている。樹木が育って視界の悪い展望処(1153m峰南西面)は、雪のおかげで小五郎山への連なりを一望できた。クラストして急斜面になった夏径は歩けたものでなく、尾根筋を行くのが断然よい。茅帽子山(右谷山)山頂のベンチは足下にあり、周りの木々には樹氷が張り付いて寒々としていた。1260m峰に至り、もはやシャリバテ。小雪の降る中、行動食(ビスケット、甘納豆、チーズ、チョコレートなど)で昼食にする。人心地ついて、1260m峰の北東尾根を一気に下る。スノーシューのようなわけにはいかないが、気分爽快である。ミノコシ峠はタイコ谷側に雪庇ができて素敵な展望台になっていた。錦町宇佐の家並みや鬼ヶ城山が眺められる。1235m峰の南面に夏径があるが、雪が深いと、これを辿るのは難しく、尾根筋の方が楽で美しい。そして、南尾根分岐の手前には、吉和の森ゴルフ場や板敷山が見渡せる素敵な展望処ができている。通過の山、錦ヶ岳は雪の平になって、ニシオク谷やメウゼン川を越して冠山を眺めることができる。県境あたりの雪は一層深く、寂地山山頂のテーブルはすっかり姿を消していた。もはや午後2時前、松の木峠周りで起点に還るという当初の計画は即却下。6年前の同時期、これをやっているのだが…。体力、気力の衰えは、如何ともなし難い。早々に寂地林道へ降りて、起点に還った。なお、今回の割愛ルート、寂地林道からも岩塔までは腐った雪が残っており、十二分のアルバイトを強いられて、時間の帳尻は合った。
アルバム

宇佐八幡宮(8:06)

木目の滝(9:14)
   

赤い鉄橋(ウシロ川左谷)(9:54)

ヤブガ峠(10:26)
   

容谷山、小五郎山 1153m峰展望処より(11:02)

茅帽子山山頂(11:26)
   

ミノコシ峠(12:11)

吉和冠山 錦ヶ岳より(13:244)
   

寂地山山頂(13:48)

木橋(ヒガシ谷)(14:19)
   

犬戻歩道入口東屋(15:24)

寂地峡Ⓟ(15:51)
   



軌跡図 
                                                   所要時間:7時間50分、歩行距離:15.7㎞