恐羅漢山・旧羅漢山・広見山 |
単独 2014.11.21 ☀|☁ |
牛小屋高原 (7:14/24)→遭難慰霊碑(7:45)→夏焼峠分岐(8:00)→恐羅漢山(8:06)→旧羅漢山(8:28/36)→カマのキビレ(8:53)→林道終点(9:23)→広見山取付(9:49)→広見山(10:37/45)→ジョシのキビレ(11:30)→寺床原(12:13)→三十三曲り取付(12:40)→台所原(13:04/22)→恐羅漢山(14:00)→遭難碑(14:14)→起点(14:28) |
恐羅漢から広見山、台所原を周回した。牛小屋高原駐車場に車を駐める。これから辿る立山尾根が、朝日を受けて輝いていた。夏だとゲレンデの急登は応えるが、気温1℃、無風のコンディション、快調に高度を上げる。立山ゲレンデ上端で顧みれば、深入山やサバの頭を背にした中山の稜線がくっきり見える。稜線径の霜柱はもう融けはじめて、へりの草付きを拾って歩く。恐羅漢山頂の岩に上がり、燦々と輝く太陽を浴びながら人心地つく。旧羅漢山の山頂は、ようやく日があたりはじめたところで、大岩の上に攀じ登って、広見山への道筋を眺めやる。東尾根の径を下りはじめてすぐ、三本の岩塔が並び立つ姿に圧倒される。カマのキビレからは、ハゲの谷左谷に600m計り下って、右手の尾根に取り付いた。尾根にはトイシ谷側に作業道があって、広見林道に繋がっている。かつては、よく使われた道であったが、今や尾根への取付は分かりにくいし、ひどい荒れ模様になっている。広見山取付までの道のりが短いので、このルートを選んだが、ハゲの谷を下るのが断然よい。広見山への取付はミチガ谷にトシイ谷が出合っているところにある。木札やテープがあって、人気の山らしく、径はよく踏まれていた。されど、広見山東肩への急登はなかなかのもので、オクビ山南面ほどではないにしても、結構なアルバイトを強いられる。眺望の山、広見山はいつ訪れても、素晴らしい。幾重にも重なる西中国山地の青い山並み、その中に冠山の山容が際立っていた。来た径を戻り、ミチガ谷が分かれるところで、右の支谷に入ってジョシのキビレへ上がる。このおり、うっかり真ん中の谷に迷走する場面も。久しぶりとはいえ、ちょっとお粗末。ジョシのキビレのササは相変わらず旺盛で、ジョシ谷への取付など影も形もない。が、ナメラの右岸斜面に突っ込むと、程なくササに覆われた径に出合う。ササも次第に薄くなり、容易くジョシ谷に降りて、カメイ谷の寺床原に出る。昼時だが、陽あたりはなく寒いので、先を急ぐ。アマスギ谷の出合まで来ると、陽も当たるようになるが、この際、台所原まで一気に行くことにする。さすがに三十三曲りの登りはキツイが、広島山稜会の皆さんのご奉仕できれいに刈り払われた径に助けられる。台所原の明るいブナ林の中で、遅い昼食。疲労困憊して、おむすびが喉をとおらない有様。食事を終えてどうにか甦るが、恐羅漢山頂に達したときは、もうヘロヘロ。当初、台所原から作業道に入り、早手のキビレ、夏焼峠を経て起点に還ることを考えていたが、とんでもない話だ。もはや一杯いっぱいで、十二分に満ち足りて起点に還る。 |
深入山、サバの頭、中山 立山コース上端より(7:42) |
恐羅漢山山頂(8:06) |
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旧羅漢山山頂(8:28) |
広見山 旧羅漢山山頂の大岩より(8:34) |
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トイシ谷左岸尾根の林道終点(9:23) |
ミチガ谷出合にある広見山取付(9:50) |
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広見山山頂 後背は恐羅漢、旧羅漢など(10:43) |
ジョシのキビレ(11:30) |
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ササに覆われたジョシ谷へのルート(11:37) |
カメイ谷寺床原(12:13) |
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三十三曲り取付(12:40) |
台所原(13:04) |
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