前峠山・先峠山・三ツ丸子山・大江山・室浜山 |
単独 2014.08.23 ☀|☁ |
宮島桟橋(7:10/18)→大元公園(7:36/43)→宮島清掃センター(7:52)→249m峰(8:39)→前峠山(9:41)→前峠(9:54)→多々良林道(10:10)→先峠(10:27)→先峠山(10:46)→分岐(11:15)→三ツ丸子山第一峰(11:33)→第三峰(11:41)→大江山分岐(12:22)→大江山(12:38)→分岐(12:56)→室浜山(13:33)→多々良潟(14:01)→起点(14:56) |
長雨の晴れ間を逃すわけにはいかない。8月11日以来の山行だ。行先は無難な宮島にして、焼山(やいたやま)西の前峠山から、高安原(たかやすがはら)北の先峠山、三ツ丸子山、室浜山へ周回した。厳島神社や大願寺の霊気にふれながら、早朝の静かな町家通りを抜ける。大元公園で水晶山突端に寄り道して、普段眺めない角度から大鳥居を眺める。なかなかのビューポイントである。大元隧道を潜り、清掃センター右横(水質管理センター向い)から前峠山北尾根に取り付く。踏跡らしきものがあり、これは楽勝と思ったのは束の間のこと。コシダが繁茂してきて、雨露と汗でしっかり濡れる。249m峰頂稜近くからはコシダが薄くなり、踏跡も現れて歩き易くなる。前峠山の北稜には巨岩が散在しており、中には西松原(にしのまつばら)、大鳥居、御笠浜(みかさはま)を俯瞰し、駒ヶ林の大障壁(西壁)を間近に眺めることのできる素敵な展望岩もある。前峠山からは径があり、12、3分で焼山との鞍部、前峠(まえだお)に降りた。岩船岳への登山道を辿り、先峠(さきだお)に上がる。途中、多々良林道交点に立派な標識があるが、指さす先に踏跡らしいものはなく、谷間から水が流れ出ているばかり。少し入れば径が現われるので、地形図の破線径を信じて踏み込めばよいのだが、以前のことはすっかり忘れて躊躇する。先峠からの径もよく踏まれて、先峠山まで20分とかからない。山頂は切り開かれているが、樹木に囲まれて展望はない。30分足らずで三ツ丸子山との鞍部に降りる。左に高安原、右に多々良林道への径が分かれている。上り返し、ひと登りで三ツ丸子山第一峰に達す。顧みれば前峠山がすぐそこに、行く手には西峰(第三峰)が垣間見える程度で、頂稜の展望はよろしくない。一転、西峰は岩塊の山頂で、南から北東にかけて展望が開けている。とりわけ、カキいかだが浮ぶ大野瀬戸と岩船岳の眺めが素晴らしい。素敵な展望ピークで昼食をすませ、北西に尾根を辿る。10分で大江山と室浜山の分岐ピークに着く。暑さにバテ気味ではあるが、この際、大江山まで行ってみた。よく踏まれた径で、途中に大江の浦(第一貝塚とある)方面と下室浜方面へ下る分岐がある。山頂は南東面が開けて、三ツ丸子山が見える。来た径を戻って、分岐ピークを北に下る。40分計りで達した室浜山山頂は、樹木で覆われ、北尾根と西尾根に踏跡が分かれていた。西尾根の径は広大植物実験所に降りるらしく、よく踏まれている。コシダが茂る北尾根の径をとった。径は、150m計りのところから右の谷に下って判然としなくなるが、谷は穏やかで、赤テープもあり、難なく多々良潟に出た。一息ついて、風光明媚な海岸道を辿るが、起点までの道程は遠い。 |
前峠山取付(清掃センター右横)(7:52) |
249m峰北面のコシダ繁茂帯(7:58) |
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249m峰山頂(8:39) |
前峠山山頂(9:42) |
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先峠山山頂(10:46) |
先峠山と三ツ丸子山の鞍部(11:15) |
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三ツ丸子山第三峰(西峰)山頂(11:41) |
前峠山、焼山、弥山 三ツ丸子山西峰より(11:42) |
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岩船岳 三ツ丸子山西峰より(12:12) |
大野瀬戸 三ツ丸子山西峰より(12:13) |
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大江山山頂(12:38) |
三ツ丸子山 大江山より(12:40) |
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室浜山山頂(13:33) |
多々良潟の下山地点(14:02) |
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軌跡図 |
所要時間:7時間42分、歩行距離:13.1㎞ |