須佐高山・行者様 |
2人 2014.08.11 ☀ |
黄帝社分岐(11:31/39)→黄帝社(11:54)→須佐高山(12:28/57)→展望台(13:04)→駐車場(13:11)→行者様分岐(13:19)→行者堂(13:28)→行者様(474m峰)(13:35)→行者様分岐(13:46)→起点(14:08) |
今年はエルニーニョの影響で冷夏などと予想されていたが、7月はとんでもない猛暑日の連続。8月に入ると一転、前線がどっかと日本列島に居座って、梅雨の再来である。冷夏なんかどこ吹く風で、雨模様の蒸し暑い日が続いている。8月6日の平和記念式典が雨の中で行われるのは43年ぶりという。そんな長雨の晴れ間を利用して、須佐高山を訪れた。かねて、麓からホルンフェルスなどをめぐりながら地域研究してみたいと思っているが、かみさんを伴っての事前調査である。玉島地区の沖浦橋(県道305号須佐湾高山尾浦線)北詰から右の里道に入る。黄帝社分岐の手前に車を駐める。黄帝社への参道は滑り止めが施されたコンクリート舗装の道である。終盤は結構な急坂で、黄帝社は351m標高点の東肩にあった。東隣にお堂のような建屋がある。ずいぶん痛んでいるが、これが宝泉寺なのだろうか。ガイド本には、351m標高点あたりに宝泉寺跡と記されているが…。うーむ。とまれ、海上安全の神様として広く崇められた黄帝社にお参りする。お堂の東に用水施設があり、左側から高山へ取り付く。踏跡は明瞭でないが、赤テープに沿って北上すると、程なく高山西尾根に出た。尾根には径があり、取付から30分で高山山頂に達す。昨夜の雨で、お山はしっかり水を含み、足元はぬかるんで滑り易く、周りの樹木から水が滴り落ちてくる有様。後続するかみさんが一言。「お父さんが案内する山は、いつもこれだから。」まずい。高山山頂は、磁石石と呼ばれる大岩を築山にして庭園が整備されている。東屋前の柵に足をかけると、箱庭のような須佐湾を眺めることができるが、四周の眺めは樹木が育って今一である。山頂の大岩たちにコンパスを近づけてみたが、羅漢山山頂の蛇紋岩ほどの反応はない。南東峰に立派な展望台が建っており、四周の景色を楽しむことができる。あいにくこの日は雲が湧き、いずこも白いベールで覆い隠されていた。未舗装路を下って行くと、広い駐車スペースのある舗装林道の終点に出た。これを400m計り下ったところに行者様への取付がある。夏草が茂っているが、踏跡を辿って樹林の中に入れば、尾根沿いにしっかりした径が続いている。250m計りで鞍部に降り、上り返して100m計りのところに行者堂があった。岩稜の下に建つトタン屋根のお堂で、熊野権現が祀られているという。岩稜に上がって200mも行くと、 行者様(474m峰)に達した。雑木の山頂で展望はないが、林床の灌木は薄い。ここから高良方面や沖浦方面へ下るのは、難しくなさそうだ。事前調査はここまでとし、来た道を引き返して舗装林道を起点に還った |
黄帝社分岐(11:41) |
黄帝社参道(11:47) |
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黄帝社(11:54) |
黄帝社東側のお堂(11:56) |
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お堂東側の用水施設(11:57) |
高山山頂の磁石石(12:29) |
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高山山頂の東屋(12:32) |
須佐湾 高山山頂より(12:33) |
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高山展望台(13:04) |
舗装林道終点(13:11) |
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行者様分岐(13:35) |
行者堂(13:28) |
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行者様(474m峰)山頂(13:35) |
起点・黄帝社分岐の下(14:08) |
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軌跡図 |
所要時間:2時間29分、歩行距離:5.88㎞ |