大槇山(おおまきやま)鵜の子山(うのこやま)
 
単独 2014.07.12 
「魅惑の里駐車場」(7:27/33)→新焼山橋(7:41)→箕腰橋(7:56)→新大津橋(8:08)→県道488号線(8:40)→高橋(9:00/07)→859m峰(9:33)→林道終点(9:47)→大槇山(929.1m三角点)(10:21)→鵜の子山(10:43)→846m峰(11:24)→タカトウ山北峰(11:37)→890.3m峰(タカトウ山南峰)(11:47)→横打橋(12:28)→ツリーハウス入口(12:37)→起点(12:43)
 
「魅惑の里」奥の駐車場に車を駐める。現在、魅惑の里は休業中(26.4.1~27.3.31)で、入口の大駐車場は閉鎖されている。焼山橋を渡って国道186号線に出る。中国自動車道高架下で右の里道に入り、半坂(はんざか)地区から中津谷(なかつや)方面を眺める。中津谷川(なかつだにがわ)によってつくられた扇状地の様子がよく分かる。国道に戻り、鍛冶屋原川沿いの488号線に向かう。途中、田尻地区から吉和盆地を取り囲む山々を眺めやる。左に女鹿平山、前方に十方山と立岩連山、顧みれば冠山、そして右に大槇山の裾がせまっている。道端の田圃でバシャバシャ音がする。そっと目を向けると、青々と育つ若稲からアイガモが顔を出した。子供達も稲の下にいるのかもしれない。素敵なめぐりあいである。高橋(たかはし)北詰で右の私道に入らせもらい、大槇山北東尾根に枝尾根から取り付く。北東尾根への直接の取付は、鍛冶屋原川の水が多く、渡渉が煩わしいので断念。主尾根に上がると踏跡があり、20分計りで林道終点に出た。そこからはスギ林、ヒノキ林の尾根になり、作業道を二度横切って、929.1m三角点に達した。桑原先生は「西中国山地」の中で大槇山と記されているが、ピークはその南西約400mにある。北西面に石落しと呼ばれる懸崖があるらしいが、今回は割愛する。ピークを過ぎると林道に出て、程なく高圧送電線鉄塔(西島根幹線34)が建つ鵜の子山に達した。地籍図根三角点があり、開けているが、樹木に遮られて展望はない。鉄塔管理道が南面を巻いて、タカトウ山へ続いているようだ。この際、管理道に入ったり出たりしながら尾根を辿る。ウノコとヨコウツ谷の乗越鞍部と846m峰の北面は素敵な展望所だ。彼方に女鹿平、十方、立岩の峰々が連座し、すぐそこに鵜の子山が立ち上がっている。タカトウ山北峰で北に下る管理道を捨てて、南峰(890.3m峰)に向かう。雑木林の山頂に四等三角点があった。ヨコウツ谷右岸尾根を下ると、トラツグミがしきりにヒー、ヒョーとさえずる。暗がりでこれを聞くのは願い下げである。さいわい、小ヤケヤマ谷側はヒノキ林、ヨコウツ谷側は広葉樹林の明るい尾根で、林床の茂りも薄く、心地よく県道471号線に降りる。ポレポレと起点に還り、焼山川の磧で遅い昼食をとった。
アルバム

「魅惑の里」奥の駐車場(7:33)

アイガモ 吉和田尻地区の田圃(8:37)
   

高橋北詰
(国道488号線)(9:07)

林道終点(9:47)
   

大槇山(929.1m三角点)(10:21)

鵜の子山山頂(10:43)
   

ヨコウツ谷とウノコ谷の乗越鞍部(11:17)

女鹿平山、十方山 乗越鞍部より(11:18)
   

十方山、立岩山 846m峰より(11:24)

鵜の子山 846m峰より(11:26)
   

タカトウ山北峰(11:40)

横打橋北詰(12:28)
   



軌跡図 
                                                   所要時間:5時間10分、歩行距離:13.6㎞