城仙山・矢生山 |
単独 2014.07.11 ☀ |
岩倉(7:14/23)→帯掛明神・重り岩(7:33)→607m峰(9:27)→城仙山(9:53)→乗越(所山=津田)(10:55)→矢生山(11:34)→河内神社・大元神社(12:20)→中道(県道293号)(12:26/58)→万古渓入口(13:24)→大滝(13:33)→万古渓入口(13:43)→所山・蓬莱橋(13:58)→起点(14:37) |
岩倉橋東詰を助藤津田線(県295)に入ってすぐの停車帯に車を駐める。県道30号線を津田方面へ辿り、帯掛明神・重り岩の横から矢生山南西尾根に取り付く。帯掛明神下の広場はきれいに掃き清められ、へりに立つかかし人形の所作に心が和む。明神さまの後背にある、重り岩の様子には驚かされた。地震で大きく揺れたことも一度や二度ではなかろうに、よく転がり落ちないものである。尾根沿いにひと登りすると、径に出た。東側の主尾根に、麓から付けられているようだ。シンバル(楽器)が吊るされていたり、急坂にロープが張られたりして、40分計りよく踏まれた径が続く。次第に茂っているところも出てきたりして、607m峰に達す。ここから、矢生山の主尾根を捨てて北西尾根に下り、城仙山に向かう。鞍部に降りると、林道上岩倉線からの径があり、ひと登りで城仙山山頂に達した。灌木の茂るスギ林の山頂で、見どころはない。北東尾根を下って谷に降りてみると、二万五千分の一図に示された林道所山線は、名ばかりの山道だった。30分計り左岸沿いの道を上って、矢生山の主尾根に戻る。ここは所山と津田を繋ぐ乗越で、かつて河面(こうも)や花上(はながみ)の人たちが利用していたのかもしれない。左の尾根に踏跡があり、40分計りで矢生山の山頂に達す。若いヒノキと雑木が混交する明るい山頂であるが、展望はない。北西尾根を助藤へ下る。5分もすると、東面が伐採・植林されて開け、西大峯山、氷室山、板敷山、青笹山などが一望された。素敵な眺めは5分で終わり、ヒノキ林、スギ林の尾根を30分計り下ると、お宮に降りた。拝殿の扁額に河内神社・大元神社とあり、助藤集落の氏神様のようだ。県道293号助藤津田線に出て、のどかな山里の景色に癒されながら昼食をとる。満ち足りて、県道295号本多田佐伯線を辿る。万古渓(まごけい)に寄り道すると、折しも梅雨の増水で大滝の景観は豪快そのもの。懸崖の上から落口をのぞきこみ、渓に降りて孫渕(ツボ)や大滝(ふぶきの滝)を間近に探勝する。仕舞いに四季の森入口から矢櫃黒滝を眺め、ポレポレと起点に還った。 |
帯掛明神とかかし人形(7:33) |
重り岩(7:34) |
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607m峰山頂(9:27) |
城仙山山頂(9:56) |
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乗越(所山=津田)(10:55) |
矢生山山頂(11:34) |
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加森山、青笹山、氷室山 矢生山北稜より(11:44) |
大元神社・河内神社(12:21) |
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中道集落 県道293号線より(12:59) |
万古渓大滝落口 県道295号線下の懸崖より(13:18) |
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万古渓孫渕(甌穴)(13:29) |
万古渓大滝(13:33) |
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軌跡図 |
所要時間:7時間43分、歩行距離:15.6㎞ |