県境尾根(飯南町真木=布野町横谷) |
単独 2014.05.25 ☀ |
高橋東詰(飯南町小田)(8:00/08)→本谷分岐(8:57)→取付(9:14)→751.6m峰(9:43)→峠(10:06)→679.8m峰(10:36)→峠(10:43)→754m峰(11:35)→峠(11:38)→857.9m峰(12:05)→845m峰(12:58)→作業道終点(13:10)→峠(13:43)→木霊堂(14:02)→林道立石宇津尾線起点(14:16)→立石橋(14:20)→丁橋(14:26)→和田八幡宮(14:41)→起点(14:51) |
飯南町小田の高橋(たかはし)東詰駐車帯に車を駐める。呑谷へ抜ける真木川沿いの里道を辿り、真木バス停で本谷方面の道に入る。本谷集落の南端から作業道になる。道は679.8m峰の東鞍部に上がっているようだ。二万五千分の一図にある左谷の破線径は消失している。この破線径の分岐あたりで左岸尾根に取り付き、751.6m峰東尾根に上がる。751.6m峰の頂稜は細長く、三角点は北西端のササの中にあった。栗屋谷の突き上げ鞍部に降りて、県境尾根歩きを始める。途中に伐採植林地があり、南面が開けて女亀山の山体を見る。北側(島根県側)がヒノキ林の県境尾根には地籍調査の杭が続いて、かすかに踏跡も残っている。鞍部から25分計りで紅白ポールが立つ679.8m峰に達す。東側の鞍部には本谷からの峠道があり、横谷に通じているようだ。754m峰北側の鞍部には、県境を跨いで微かな踏跡があるだけ。少し下れば、作業道があるのかもしれない。857.9m三角点はササの中で、期待していた樹間越しの眺めも叶わない。宇津尾(うつお)谷の源頭鞍部を上り返すと、作業道があった。立石からの林道に繋がっていると思われる。845m峰の北面は闊葉樹の二次林で、ブナやミズナラの巨樹が所々に残っている。県境尾根は、ここから東に転じ、宇津尾谷左岸尾根となって高度を下げる。10分計り下ると、北面が伐採植林地となって素敵な展望が開け、尾根沿いに作業道が付けられていた。北に琴引山、草ノ城山、東に船山などの山体を同定しながら、きれいな作業道が縫う尾根をルンルン気分で下る。最後は、尾根の東面を横手に下る作業道を捨てて、峠に降りた。立派な林道が県境を跨いでいるが、広島県側は高暮ダムの手前までで、県道456号線には繋がっていない。島根県側(西)に20分計り下ったところに、山小屋風の休憩所があった。県森連造林五十周年を記念して建てられたものらしい。そうとう前(20年以上?)のもので、結構年季が入っている。さらに15分計りで林道は終わり、立石集落に出た。立石橋を渡って広い町道に合流し、丁(ようろ)や和田の田園を巡って起点に還った。 |
高橋東詰の駐車帯(8:08) |
本谷分岐(8:57) |
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751.6m峰取付(9:14) |
女亀山 751.6m峰南東尾根より(9:57) |
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679.8m峰山頂(10:36) |
679.8m峰東の峠(10:43) |
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857.9m峰山頂(12:06) |
845m峰頂稜の大ブナ(12:59) |
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琴引山 845m峰東尾根より(13.23) |
845m峰東尾根に付けられた作業道(13:24) |
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林道立石宇津尾線の峠(13:43) |
林道立石宇津尾線の起点(14:16) |
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立石集落入口(14:22) |
和田八幡宮(14:41) |
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出会った草花 | ||
ミヤマヨメナ(深山嫁菜) キク科 |
タニウツギ(谷空木) スイカズラ科 |
アヤメ(菖蒲) アヤメ科 |
軌跡図 |
所要時間:6時間43分、歩行距離:18.2㎞ |