東郷山・寒山 |
単独 2014.04.19 ☀/☁ |
大森八幡神社北側Ⓟ(8:03/12)→北谷橋(8:16)→白井の滝(8:44)→東郷山登山口(8:54)→林道終点(9:12)→伏谷川源頭二俣(9:18)→椎茸原木モデル展示林入口(9:24)→送電線鉄塔新西広幹線105(9:56)→新西広幹線104(10:08)→東郷山(10:17/34)→新西広幹線104(10:40)→境界尾根最低鞍部(11:23)→850m峰(11:50)→寒山(12:17/45)→展望岩(13:15)→分岐(13:21)→林道大畑線(13:58)→R433(14:27)→起点(14:41) |
東郷山から寒山へ境界尾根を歩いた。大森八幡神社北側駐車場に車を駐める。町道北谷線を上って林道白井線に入る。このところまとまった雨が少ないせいか、白井の滝の水量は少ない。この際、伏谷川の源頭の様子を見てみようと、東郷山登山道を捨てて、林道を辿る。林道は登山口の先で未舗装となり、400m計りのところで椎茸原木モデル展示林への径が左に分れていた。さらに450m余りで林道は終わり、谷沿いの踏跡に変わる。踏跡は150m計り先の二俣で不鮮明になる。二万五千分の一図にある、中の尾根への明瞭な破線径は見当たらない。右谷、左谷、中の尾根のいずれを詰めても、簡単に境界尾根に立てそうなので、ここで引返す。椎茸原木モデル展示林への道に入ると、谷筋から東斜面はヒノキ林で、西斜面がコナラ、ミズナラなどの闊葉樹林になっている。展示林にしてはみすぼらしく、樹下のササが旺盛である。道も途切れたので、西側の尾根に上がる。南を顧みれば、寒山の連なりが樹木越しに望まれる。20分計り上ると、登山道のある送電線鉄塔新西広幹線105に出た。鉄塔越しではあるが、ここからも寒山の様子が窺える。東郷山山頂には、南西面に樹木越しの眺めがあったが、雑木が育って、今それは叶わない。一息入れて登山道を戻り、送電線鉄塔新西広幹線104から境界尾根に下る。明瞭な踏跡はないが、疎らなマツや雑木の下は腰下のササで、難なく破線径の鞍部に降りる。ここから、先刻引き返した伏谷川源頭の二俣まで下り、右谷を詰めて境界尾根に戻る、という地域研究をやった。地域研究とは聞こえがいいが、方角を誤って迷走した結果である。二俣右谷の乗越が最低鞍部で、ここからは明瞭な踏跡が現われ、寒山へと続く。寒山の北東端850m峰は、雑木に覆われて展望はない。寒山西峰までの頂稜には岩塊が多く、変化に富んでおり、雑木の間に東郷山や窓ヶ山などを垣間見ることができる。寒山本峰で昼食をとる。寒山から南東の境界尾根に径が下っており、日浦畑と景浦の峠に至るものと思われる。今回は西の主稜線を下った。こちらにも明瞭な踏跡があり、西峰南西の展望岩からは窓ヶ山や極楽寺山が見渡せる。そして、すぐ下の岩塔に上がると、東郷山の南面を一望できる。岩塔下の小ピークを過ぎたところで、明瞭な踏跡が右に下っていた。おそらく597m標高点を経て林道伏郷線に出るものと思われる。この際、尾根沿いに下る。踏跡は次第に不明瞭になり、最後はササが茂る谷に降りて、林道大畑線に出た。大畑地区の田園の道を、阿弥陀山を仰ぎ見ながら下り、大森八幡神社にお参りして起点に還る。 |
椎茸原木モデル展示林入口(9:03) |
林道終点(9:12) |
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伏谷川源頭の二俣(9:18) |
寒山 椎茸原木モデル展示林の尾根より(9:36) |
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東郷山山頂(10:17) |
送電線鉄塔新西広幹線104(10:40) |
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境界尾根最低鞍部(11:23) |
850m峰山頂(11:50) |
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寒山山頂(12:17) |
東郷山 寒山西尾根の岩塔より(13:18) |
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林道大畑線(13:58) |
大森八幡神社と阿弥陀山(14:38) |
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軌跡図 |
所要時間:6時間29分、歩行距離:13.1㎞ |