燕岳 |
単独 2014.04.15 ☀ |
福谷口バス停(7:16/22)→そまの里(7:31)→奥谷口橋(7:44)→奥谷橋(8:01)→林道大須江線分岐(8:41)→奥谷駐車場(8:43)→登山口(8:50)→内原峠(9:06)→燕岳(9:29/35)→1010m峰(10:28)→上内谷峠(12:07/38)→天狗橋(12:47)→大畑谷出合(12:55)→福谷(13:06)→起点(13:28) |
内原峠(うちわらだお)から上内谷峠(かみうつだにだお)まで匹見と左鐙(さぶみ)の境界尾根を歩いた。上横道の福谷口バス停に車を駐める。福谷口橋を渡って200m計りで、上横道の集落に入る。大元神社にお参りする。境内の横道公民館前に津和野町議会議員選挙のポスター掲示場が設けられている。来週日曜日が選挙のようだ。木部谷川出合に立つと、朝日に際立つ香仙原が眺められた。横道川の川音を聴きながら県道189号匹見左鐙線を上がる。芦谷川出合の奥谷口橋を渡ると、車両通行止めの看板が立っていた。ここから右に芦谷林道が分かれ、上で大規模林道波佐阿武線に合流している。奥谷橋の手前で県道は終わり、未舗装の奥谷林道が登山口を経て大規模林道に繋がっている。カジヤ谷の右岸を巻き上がったあたりで路肩が崩れていた。これが車両通行止めの原因のようだ。また、安蔵寺観音立像のある大駐車場の下で、左に林道大須江(おおずえ)線が分かれて、オオズエ谷を巻き上がっている。登山口からは、明るいブナの二次林の谷を詰めて内原峠に上がる。ヒノキが休憩ベンチやお地蔵さんの上に倒れ掛かって、狭い鞍部を占領していた。左に尾根道を上がる。南西面がスギ、ヒノキ林、北東面が闊葉樹林の快適な道で、20分余りで燕岳山頂に達す。東面が刈り払われて、樹木越しではあるが、南東に冠・寂地山塊が見える。かつては匹見側がもう少し開けていたが、雑木が育っている。いよいよ本山行の核心、上内谷峠へ続く境界尾根に取り付く。匹見と日原の町界には切開き道(防火線)がある。あるにはあるが、灌木が茂ってとても歩き難く、道から外れてヤブの薄いところを歩く。と言っても、ササ丈は乳下なので、大ヤブ漕ぎというほどのものではない。燕岳の西陵で尾根筋が日陰になっているところには雪が残っており、足かせを外されたような心地を味わうが、ほんのひと時のオアシス。時おり、樹間越しに安蔵寺山から弥十郎山にかけての山嶺が望まれる。1010m峰は低いササだけのヒノキの疎林で、切り開き道には石垣が組まれていた。別天地のような稜線はすぐに終わり、灌木とササのヤブ尾根が続く。下りだからいいが、上りだと大汗をかくことだろう。高度を下げるにつれ灌木はまばらになり、最後のピークを越えるころには明瞭な切開き道に戻る。この境界道は上内谷峠の切土道路で分断されており、急なコンクリート法面はとても下りられない。少々迷走して峠の南側に降りた。昼食をとり、里道石谷口左鐙線をポレポレと起点に還る。途中、ループ道の天狗橋から滑峠(ぬめっとう)を眺めやり、福谷の道のへりでニリンソウ、ジロボウエンゴサク、ナガバタチツボスミレなどに出会う。 |
福谷口橋(7:24) |
大元神社(7:28) |
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香仙原 上横道より(7:29) |
奥谷口橋(7:44) |
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林道大須江線分岐(8:41) |
安蔵寺山登山口(8:50) |
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内原峠(9:06) |
燕岳山頂(9:29) |
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1010m峰の石垣(9:39) |
灌木とササのヤブ尾根 950m峰西尾根(11:21) |
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上内谷峠(12:08) |
天狗橋 150m手前の里道より(12:44) |
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軌跡図 |
所要時間:6時間06分、歩行距離:15.6㎞ |