野呂山 |
単独 2014.03.24 ☀ |
JR安登駅(8:06/13)→三本松公園(8:58)→不動岩札所(9:22)→馬の背(9:51)→仁王門(10:07)→弘法寺本堂(10:37)→野呂山東峰(10:55)→野呂高原ロッジ(11:08)→十文字ロータリー(11:35)→膳棚山(11:59)→皐月橋南詰(12:57)→前平山分岐・勧農坂峠(13:09)→紅葉橋北詰(13:32)→広・四日市街道入口(13:53)→広二級峡バス停(14:16/21) |
今回はJR安登駅から二級峡ダムまでの野呂山ウォーキング。安登駅前の通りを直進し、突当りの市道(R185に並走)を右に取る。道は安登小学校を過ぎて西に向かうが、浄念寺の先から右の小路に入り、中切(なかぎり)へ越す林道へ上がる。650m計り行くと溜池があり、左谷の出合いに野呂山登山道の案内標識が立っていた。谷沿いによく整備された道が続き、15分余りで三本松公園に上がる。桜が咲き始めている。伊音城大師八十八カ所の三本松札所にお参りして、弘法寺への参道(野呂山登山道歴史コース)を上る。この際、すべての札所を巡るつもりであったが、二カ所目(11番~20番)の岩地蔵札所を通り過ぎてしまう。谷に降りてよく探さなかったことが悔やまれる。参道は札所の他に、馬の背、仁王門、龍頭岩、玉すだれの滝など見どころが満載で、仁王門から先は奇特な登山者によって掃き清められている。弘法寺本堂に達し、眼下の展望をひとり占めにしていると、寺の方が優しく御接待くださる。一息入れて背戸の788.8m峰(弘法寺山)に上がり、野呂山の長い頂稜を西に辿る。東の頂上、県木の森、野呂高原ロッジ、813m峰、十文字ロータリーと繋いで、膳棚山に至る。今回のルートにヤブはないと思っていたが、813m峰界隈と膳棚山東尾根で少々踏跡のないところを歩く。膳棚山山頂の三角点は、無線中継所の金網フェンスの中にあるようだ。開拓農家がある膳棚山北面の道に出て、西に100m計り行くと、バリバー池へ下る道が右に分かれている。この道には中国自然歩道の標識が続き、20分で二車線の道路に降りた。平成22年3月28日に開通した林道郷原野呂山線で、自然歩道は皐月橋の西詰を横切って橋の下に下りている。勧農坂(かなざこ・かんのうざか)開拓の跡や馬離場池(ばりばいけ)は、この谷の乗越にあるようだが、バスの時間があるので、巡るのは割愛する。谷を上り返して峠に上がると、前平山への径が右に分れていた。峠からの道は、まだ新しい作業道を跨いで谷に降り、前平山の西尾根を横手に下って、再び郷原野呂山線に出た。そこは、無塗装耐候性鋼材の橋梁として注目されている紅葉橋の北詰で、下からの景観はなかなかのものである。自然歩道は北西に下り、郷原学びの丘の道路に合流する。500m計り下り、大根坂峠(おおねさかだお)の一本松があったとされる観音堂の手前で、東の小道に入る。広・四日市街道の名残りを巡ろうとしたまではよかったが、時計を見ればバスの時間まであと30分しかない。まわりの景色を味わう暇などあろうはずもなく、急ぎに急いで、汗だくで二級峡バス停にゴール。呉大学方面への道を選んでいれば悠遊辿れたものを、などとバスの中で思ったりする。うーむ。 |
JR安登駅(8:13) |
三本松公園の野路山八十八カ所お籠り堂(8:59) |
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仁王門(10:09) |
伊音城弘法寺本堂前の展望台(10:37) |
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野呂山東の頂上(野呂山東峰)(10:55) |
十文字ロータリー(11:25) |
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膳棚山山頂(12:01) |
皐月橋(林道郷原野呂山線)(12:56) |
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前平山分岐(勧農坂峠)(13:09) |
紅葉橋(林道郷原野呂山線)(13:34) |
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旧広・四日市街道入口(13:55) |
広二級峡バス停(14:16) |
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軌跡図 |
所要時間:6時間03分、歩行距離:16.8㎞ |