女亀山・三国山・新造地山 |
単独 2014.03.15 ☀|☁ |
作木町岡三淵の交流広場(仮称)(7:25/39)→殿敷(7:43)→女亀山登山道入口(7:46)→女亀山登山口・女亀山神社鳥居(8:13)→県境尾根(8:52)→女亀山(9:01/06)→岡三淵=北野(9:31)→三国山(10:08)→782m峰(10:50)→釜ヶ崎=程原(11:11)→新造地山(11:50)→林道(12:24)→県道437号線(12:46)→起点(12:59/13:32) |
国道54号線から県道大津横谷線(437号)に入って、岡三淵(おかみぶち)交流広場(仮称)に車を駐める。あたりは薄っすらと雪化粧をし、気温はマイナス3℃。県道を大津方面に向かう。程なく、小説「荷車の歌」に出てくる殿敷(とのしき)があり、その先で女亀山登山道への道が分かれている。案内板が整備された林道を30分計り上がると、女亀山神社の鳥居が建つ登山道入口に着いた。東の谷に降りてスギ林の中に入ると、雪のため道が判然としなくなる。この際、面倒なので目の前の女亀山枝尾根に取り付いて、県境尾根へ登る。上部は結構なヤブで、枝やササの着雪をかぶり、うるさい。県境尾根の道に出て100m計り東に向かうと、岡三淵へ下る登山道の取付があった。登山道は、右の谷沿いにあるようだ。そこから急な階段を上りつめて女亀山山頂に立つ。西側に女亀山神社の祠が建つ明るい山頂であるが、ブナ林に遮られて展望はない。北東尾根に少し下ると、樹間越しに琴引山や指谷山などが見えるらしい。次回にとっておくことにして、県境尾根を三国山に向かう。島根県側へ下る登山道を過ぎても、岡三淵と北野を結ぶ林道峠までは林床のササは薄く、難はない。が、峠を過ぎるとヤブの濃いところが多くなり、湿雪が腰下にまとわりつき、樹木に積もった雪は大粒の雨になって降り注ぐ、という有様になる。三国山は闊葉樹に覆われた山頂で、南陵に開けたところがあって、辿ってきた県境尾根と女亀山が見渡せた。三国山から先も、闊葉樹とヒノキやスギが混交する様子は変わらず、ササや枝に積もった雪に悩まされながら、新造地山に達す。新造地山もヤブの山頂で、見どころなど何もない。もはや、靴の中はグチョグチョ、手袋はビショビショ。今さら靴下や手袋を取り替える気にもならず、即、南東尾根を下って林道にエスケープする(県境尾根は南西に下っている)。林道にはまだしっかり雪が残っていたが、よく締まっており、壺足でとおしたので、ワカンは無用の長物になった。いずれにしても、雪が降ったこの時期のヤブ山は、十二分の防水対策が必要であることを思い知らされる。とりわけ、穴の開いていないスパッツを付けて、その上に防水のよく効いたオーバーズボンを穿くことが肝要で、この際、登山ズボンの末端処理を怠ってはならない。レインウェア、レインハット、レイングローブなどがあれば言うことなしである。うーむ、ここまでやるとちょっと軟弱かな。林道を20分計り下ると、釜ヶ崎から下る里道に合流。ブッポウソウが繁殖に渡ってくるという、鄙びた村里を巡りながら、起点に還る。 |
新造地山南東のピーク 岡三淵交流広場(仮称)より(7:37) |
殿敷(とのしき)(7:43) |
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女亀山への取付(女亀山神社鳥居)(8:13) |
女亀山神社(9:02) |
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女亀山山頂(9:06) |
岡三淵と北野の峠(林道)(9:31) |
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三国山山頂(10:08) |
女亀山 三国山南西陵より(10:14) |
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釜ヶ崎と程原の峠(山道)(11:11) |
新造地山山頂(11:53) |
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新造地山の林道(12:14) |
岡三淵交流広場(仮称) 県道437号より(12:57) |
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軌跡図 |
所要時間:5時間20分、歩行距離:12.7㎞ |