雉子の目山・上平山 |
単独 2014.02.28 ☁|☀ |
本谷会館(北広島町岩戸)(6:48/7/01)→林道棚原線起点・雉子の目山取付(7:22)→登山道(南尾根)(8:12)→雉子の目山(8:24)→803m峰(9:02)→857.1m峰(9:27)→県境稜線・雉子の目山分岐(10:32)→上平山西の鞍部(10:37)→上平山(10:50/55)→雉子の目山分岐(11:16/41)→787m峰(12:07)→亀谷峠(12:37)→林道時雨線分岐(12:50)→時雨橋(13:15)→天磐門別神社(13:29)→起点(13:48) |
北広島町岩戸(いわど)の本谷(ほんたに)会館に車を駐める。町道岩戸線向いの里道を東に行くと、最後の民家の裏手から作業道になるが、350m計りで再び里道に合流する。鉄穴原(かんなばら)と棚原(たなばら)を結ぶ道で、林道棚原線の起点である。辿れば雉子の目山登山道の取付があるらしいが、この際、ここから取り付く。ヒノキとマツの混交林で、踏跡も見え隠れする薄い雑木の尾根筋である。最後に、四本の老杉が残るマツ林を急登して南尾根に上がる。立派な登山道があり、直下の急斜面には虎ロープが張られている。雉子の目山の山頂は靄って、樹間越しの見通しも儘ならず、早々に北尾根へ下る。深く潜るのでワカンを付けるが、程なく雪は斑となり、壺足に戻る。時おり踏み抜いたり滑ったりして、とても歩き難い。857.1m峰に至り、ようやく雪が増えてワカンを付ける。ワカン歩行の楽なこと。雉子の目山の北尾根は857.1m峰の北で東西二手に分れている。東の尾根に入り、外原川の突き上げ鞍部を上り返して、町境尾根を経て県境稜線に上がる。さすがにこの辺りの雪はまだ豊かで、素敵な闊葉樹林の中を上平山に向かう。上平山は、呼名どおりの広い平坦な山頂で、西面はまことに穏やかである。山頂域の明るい闊葉樹の疎林の中に佇み、自然が織りなす美しい造形に、ただ感じ入る。雉子の目山の分岐まで戻り、鳥の囀りを聴きながら昼食をとる。目の前のミズナラに熊棚がある。クマさんは満ち足りて冬籠りに入ったのだろうか。県境尾根を亀谷峠に向かう。すぐに雪は斑となり、壺足になってギッタンバッコン歩行の再開である。それでも40分余りで、見覚えのある亀谷峠に降りる。広島県側の林道に雪はなく、唐代山などを眺めながらのんびり下って行くと、林道時雨線分岐の手前から雪が現れる。深いところは膝下ぐらいのところもあるが、そのうち終わると思って壺足でとおす。結局、時雨橋の手前まで雪は続いて大汗をかく。なかなかよい運動になった、などと独りごちながら、広い町道をポレポレ歩いて起点に還る。途中、天磐門別(あまのいわとわけ)神社にお参りすると、東方に、出発時には朝霧で見ることが叶わなかった雉子の目山が連なっていた。 |
本谷会館(北広島町岩戸)(7:01) |
林道棚原線起点・雉子の目山取付(7:20) |
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雉子の目山南尾根の登山道(8:12) |
雉子の目山山頂(8:24) |
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857.1m峰山頂(9:28) |
県境尾根の雉子の目山分岐(10:32) |
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上平山西の鞍部(10:37) |
上平山山頂の平らな岩(10:51) |
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787m峰山頂(12:07) |
亀谷峠(12:38) |
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林道時雨線起点 林道亀谷線より(12:50) |
雉子の目山北尾根 天磐門別神社より(13:34) |
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軌跡図 |
所要時間:6時間47分、歩行距離:13.0㎞ |