法師ヶ岳(ほうしがだけ)四熊ヶ岳(しくまがだけ)嶽山(だけやま)
 
単独 2014.02.03 ☂/
大神(地域交流センター)(7:50/8:00)→神上神社(8:13)→高圧線鉄塔(南陽線26)(8:38)→法師ヶ岳頂稜(9:40)→三角点(9:52)→法師ヶ岳山頂・大観音像(10:08)→四熊ヶ岳山頂(10:36)→奥四熊の林道(11:09)→徳山国際CCハウス(11:35)→CC入口(11:45)→市道奥四熊線の峠(12:03)→嶽山北尾根取付(R489)(12:29)→高圧線鉄塔(南陽牟礼線7)(12:56/13:18)→陶の道(13:20)→展望所(嶽山北東峰)(13:39)→嶽山山頂(13:42)→展望所→南東尾根取付(14:13)→起点(14:48)
 
周南市大神(だいじん)の地域交流センターに車を駐める。法師ヶ岳南尾根に取り付くため、国道489号線の神大バス停の先から神上(こうのうえ)神社参道に入る。神代橋を渡って200m計りのところに社殿があった。境内右横の小径に入るが、すぐに終わり、左手の急斜面に取り付く。尾根に上がると、高圧線鉄塔(南陽線26)が建っていた。その上に道はなく、暗い照葉樹林の中に真竹や女竹が繁茂して相当に荒れている。おまけに小雨まで降りだして、カメラは思うように機能しない。昨夏ちょこっと水没させたので、かなりヤバイ状況になっているのかもしれん。この際、なだめすかして撮るしかない。ようやく頂稜に上がると、シェルターのような廃屋がヤブに埋れていた。法師ヶ岳の三角点は東の肩にあることが分かり、確認に引き返す。頂稜に戻って北に向かうと、廃道が現われて、その上に大観音像が立つ山頂広場があった。霧の中に慈母観音立像の大きなシルエットを見る。晴れていればさぞ見晴らしのよいことだろう。北面の車道を400m計り下ったところから、四熊嶽神社の参道に取り付く。一の鳥居、二の鳥居、不動明王石仏と続き、15分で四熊嶽神社、その裏手に四熊ヶ岳の山頂があった。どうしたわけか、旧海軍省の標石に野球のバットが立てかけてある。うーむ。道は北面の高圧線鉄塔(JR西日本新徳山線23)までで、その先に二万五千分の一図にある破線径はない。照葉樹林の北尾根を下ると、牛舎の裏に出た。無断で立ち入るわけにもいかず、西に回り込むと未舗装の林道があった。これを北に辿ればよいものを、読図を誤り徳山国際カントリー倶楽部のカート道に迷い込む。クラブハウスの前で金色の大観音立像を拝することができたので、結果オーライだったのかもしれない。市道奥四熊線を辿り、峠越えをして国道489号線に出る。100m計り下って嶽山北尾根に取り付く。枝尾根に上がると踏跡があり、難なく主尾根の送電線管理道に合流した。高圧線鉄塔(南陽牟礼線7)の下で遅い昼食を取る。南側の鞍部を陶の道が通っており、これを横切って嶽山北東峰に上る。南面が開けて、新南陽の町なみやコンビナートを一望できる展望所になっているが、霞んで殆ど見えない。仙島、黒髪島は言うに及ばすである。嶽山山頂の展望も同様で、早々に北東峰に引き返す。当初、下山は北東に下って、東に流れる尾根を辿るつもりであった。が、またしても読図を誤り、というか北東峰から南東に下る登山道に吸い寄せられてしまう。昼前までの雨でよく滑る急坂ではあるが、よく整備された道で、カシやタブの巨樹たちにめぐりあいながら、麓に降りた。
アルバム

大神の地域交流センター(8:00)

神上神社(8:19)
   

法師ヶ岳の三角点(9:53)

霧に霞む大慈母観音立像の台座
(10:11)
   

四熊嶽神社(10:35)

四熊ヶ岳山頂
(10:36)
   

市道奥四熊線の峠(12:03)

嶽山北尾根への取付(R489)()
   

嶽山北尾根の高圧線鉄塔(南陽牟礼線7)(12:56)

嶽山山頂(13:43)
   

嶽山南東尾根の取付(14:13)

四熊ヶ岳(左)、法師ヶ岳 大神地区より(14:47)
   



軌跡図 
                                                   所要時間:6時間48分、歩行距離:15.8㎞