駒ヶ林・弥山・岩船岳・御床山 |
単独 2013.12.30 ☀|☁ |
宮島桟橋(7:15)→多宝塔(7:32/39)→朝日観音(8:18)→駒ヶ林(8:39)→仁王門(8:51)→大日堂(9:02)→弥山山頂(9:08)→弥山本堂(9:18)→御山神社(9:23)→奥ノ院(9:35)→ニクイ山(9:54)→先峠(10:07)→三ツ丸子山分岐(10:20)→陶晴賢碑分岐(10:22)→八畳岩(10:49)→大川越(10:58)→ニセ岩船(11:30)→岩船岳(11:40)→御床山(12:27)→御床神社(13:09)→広大植物実験所(14:19)→奥ノ院分岐(14:45)→大元公園(15:09)→起点(15:24) |
宮島は初詣客を迎える準備が整い、街中はすっかり正月の様相である。大願寺の南、厳島神社宝物館の西から多宝塔ルートに取り付く。多宝塔から35分で夕日観音、その70m先に朝日観音の岩屋がある。そこから岩稜となり、20分計りで駒ヶ林の山頂に着く。途中、弥山や焼山(やいたやま)などの山姿を目の当たりにできる素敵な稜線である。駒ヶ林の巌上から、これから向かうニクイ山(502m峰)や岩船岳の稜線を眺めやる。弥山との鞍部に目を移すと、仁王門のあった場所に山門らしき建物が見える。ワクワクして降りてみれば、果たして、立派な仁王門が再建されていた。門柱に「この弥山仁王門は平成十一年九月二十四日台風十八号の強風により、壊れた物を平成二十四年十月に再建しました。安置してある仁王像は、中国四大仏教聖地の一つ普陀山(観音聖地)よりいただいたもので背面には普済寺道生法師の御筆による般若心経と普陀山のお砂をうめこんであります。」と記されていた。厳粛な心地で潜り、大日堂を経て弥山山頂に達してみれば、こちらも展望休憩所が建て替えられていた(平成25年12月6日一階と屋上が供用開始)。中に入ると木の香がただよい、山上の砦のような屋上から四周の眺望を満喫する。弥山本堂から御山(みせん)神社へ周って奥ノ院に降りる。お堂から微かに読経の声が聞こえ、鬱蒼とした森に荘厳な雰囲気をかもし出していた。ニクイ山から先峠(さきだお)を経て高安が原に渡る。コシダが少し茂ってきている。一張羅のズボンとウエアを気にしながら宮島の主稜を南西に辿る。351m峰西尾根の大岩に上がって、先峠山と三ツ丸子山を眺める。いつか辿ってみたい山稜である。そして、八畳岩から先週訪れた経小屋山と馬ノ口山を眺める。大川越から岩船岳山頂まで40分。標識に記されたとおりの所要時間である。うーむ、当初予定の昼前に着いたのだから、よしにしよう。展望岩の日溜りの中で心地のよい昼食を済ませ、西尾根を下る。踏跡は時おり岩稜の北側を巻いて不鮮明となるが、テープに助けられて御床山に達す。山頂とは名ばかりの樹木におおわれた岩稜で、踏跡は南西のあての木方面と北西の御床浦方面に分れている。右の急な枝尾根の径を下って御床浦に出る。御床神社にお参りした後、大川浦、大江ノ浦と、海岸沿いの踏跡を辿って下室浜の広大植物実験所に至る。そこから長ーい車道歩きをやって大元浦まで戻ってみれば、折よく潮が引いており、大鳥居の浜を渡って起点に還る。 |
多宝塔(7:32) |
ニクイ山と岩船岳 駒ヶ林山頂より(8:39) |
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弥山仁王門(8:51) |
弥山山頂の展望休憩所(9:08) |
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御山(みせん)神社(9:23) |
奥ノ院(9:35) |
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先峠山と三ツ丸子山 351m峰西尾根の大岩より(10:32) |
大川越(10:58) |
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岩船岳山頂の展望岩(12:06) |
御床山山頂(12:27) |
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御床神社(13:09) |
厳島神社大鳥居(15:16) |
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軌跡図 |
所要時間:8時間05分、歩行距離:20.0㎞ |