雲霞山(くもがやま)熊ヶ山(くまがやま)
 
単独 2013.12.08 |☁
行波橋西詰(7:00/22)→龍雲寺背戸の取付(7:30/37)→(雲霞山東尾根)→雲霞山頂稜(9:17)→雲霞山山頂(9:18/36)→岩峰(9:49)→展望岩(9:52)→二鹿分岐(9:58)→熊ヶ山山頂(10:08/17)→作業道(10:34)→451m峰山頂(10:43)→林道相房線(11:06)→林道小野線分岐(11:17)→竹安の行波分岐(11:44)→起点(12:00)
 
国道187号線を捨て、行波(ゆかば)橋を渡ってすぐの道のへり(土手下の道)に車を駐める。出発すると間もなく、清流線行波駅に「きらめき号」が入ってきた。のどかな眺めである。土手沿いの道を南に行き、古刹「龍雲寺」の裏手から雲霞山東尾根に取り付く。古い墓所があるスギ林の斜面を登って行くと、闊葉樹の疎林に変わり、踏跡が現れる。気をよくしたのは束の間で、たちまちウラジロシダがびっしり覆うヤブ山に変貌した。悪戦苦闘、取付から1時間40分余りを要して(トイレ休憩20分を含む)ようやく頂稜の径に飛び出す。径は北尾根に下っている。思うに、もう一つ北側(行波駅側)の枝尾根に取り付いて北尾根に上がる径があったのかもしれない。雲霞山の山頂に達してみると、岩塔を背にして権現様が祀られていた。岩塔が御神体のようだ。山頂は東から北西かけての展望が素晴らしい。神ノ内山(こうのうちやま)、三蔵山(みくらやま)、河内蓮華山、蓮華山、物見ヶ岳などを同定して、熊ヶ山へ向かう。途中、展望岩から顧みるマツ林の山はだは美しく、とりわけ雲霞山の姿がよい。二鹿(ふたしか)への分岐がある鞍部を上り返して熊ヶ山山頂に立つ。マツなどの中低木がまばらに残る明るい山頂であるが、遠景は霞んでおり、雲霞山には及ばない。一息入れて西尾根を下る。すぐに踏跡が現われて、難なく林道相房線(笹ヶ峠)へ出ることができた。これを北東に辿り、伊房(いふさ)を経て竹安(たけやす)に至る。竹安集落の辻で来し方を顧みると、谷あいの先に見覚えのある河内蓮華山が堂々として立ち上がっていた。辻を北に下ると、間もなく錦川の土手道に出て、行波の田園風景に浸りながらポレポレと起点に還った。
アルバム

行波駅と「きらめき号」 行波橋西詰付近より(7:22)

大慈山龍雲寺(7:32)

雲霞山東尾根の様子(7:50)

雲霞山山頂にある大権現の祠(9:18)

蓮華山北東尾根 雲霞山山頂より(9:33)

雲霞山 展望岩より(9:53)

二鹿への分岐(9:58)

熊ヶ山山頂(10:09)

作業道(10:34)

笹ヶ峠・林道相房線(11:06)

河内蓮華山 安竹地区の行波分岐より(11:44)

行波橋西詰下の里道(12:01)



軌跡図 
                                                   所要時間:4時間38分、歩行距離:9.85㎞