雲月山(うつつきやま)
 
2人 2013.09.08 
雲月峠駐車場(12:00/28)→遠見所山(12:41)→高山(12:59)→大休ミ(13.:07)→雲月山(13:16)→859m峰(13:29)→中の谷林道終点(13:40)→第2駐車場(13:49)→出発点(13:57)
 
長い間居座っていた秋雨前線もようやく腰を上げたようで、久しぶりに好晴の朝を迎えた。で、めずらしく女房殿から山行のお誘いがかかる。時は9時をしっかり回っている。最早、吾妻山の花見は難しく、逡巡のすえ、雲月山の散策に決す。と言うわけで、県境の西中国山地に来てみれば、山稜は霧雨に煙っていた。雲月峠の駐車場に車を駐めて、車中で昼食を取る。遠見所山(とおみところやま)に取り付くと小雨が降りだし、慌てて傘を出す有様。女房殿、道のへりに可愛らしいナンバンキセル一輪を見つけ、大喜び。高山から大休ミに下るころには青空が覗き、天気回復の兆しに安堵する。雲月山北尾根から顧みれば、高山と遠見所山が双子のように仲良く並んでいた。その姿はたおやかで、とても優しい。雲月山の山頂に立ち、分水嶺の県境を眺めて往事を懐かしむ。阿佐山山塊には、あいにく雲が湧いていた。859m峰北東尾根を下ると、左前方に中の谷が見渡せて、かつて行われた鉄穴流しに思いを馳せる。林道終点の牧場ゲートが夏草に埋れていた。林道も草が茂ってきている。このところ、放牧はされていないのかも知れん。向いの踏跡に取り付いて第2駐車場に上がり、車道を起点に還った。
アルバム

雲月峠駐車場(12:28)

遠見所山山頂(12:41)
   

高山 高山と遠見所山の鞍部より(12:53)

雲月山 高山より(13:00)
   

大休ミ(13:07)

高山と遠見所山 雲月山北尾根より(13:09)
   

雲月山山頂(13:16)

中の谷 859m峰北東尾根より(13:34)
   

林道終点の牧場ゲート(13:41)

第2駐車場へ上がる取付(13:41)
   

第2駐車場(13:49)

遠見所山 第2駐車場より(13:49)
   
出会った草花 

ナンバンキセル(南蛮煙管) ハマウツボ科

オミナエシ(女郎花) オミナエシ科

マツムシソウ(松虫草)  マツムシソウ科
     

サワヒヨドリ(沢鵯) キク科  

ヤマジノホトトギス(山路杜鵑) ユリ科

ママコナ(飯子菜) ハマウツボ科
     

軌跡図 
                                                   所要時間:1時間29分、歩行距離:3.45㎞