三瓶山 |
2人 2013.07.26 ☁/☀ |
東の原Ⓟ(9:15/27)→リフト上駅(9:40)→大平山(9:45)→奥の湯峠(10:02)→孫三瓶(10:18)→風越(10:32)→子三瓶(10:56)→扇谷分岐(11:19)→男三瓶(12:04/46)→ユートピア(13:13)→兜山(13:25)→女三瓶(13:39)→休憩所(14:00)→リフト上駅(14:03)→出発点(14:18) |
東の原の駐車場に車を駐めて、女三瓶と大平山の鞍部下までリフトで上がる。いつものように大平山から左周りのお鉢巡り。時おり黒っぽい雲が北東からやってきては、男三瓶の山頂を隠している。もとより、いずれの三瓶の山嶺も薄く霞んでいる。強い日差しが遮られているせいか、セミの鳴き声が殆ど聞こえない。孫三瓶の北面からは、カワラナデシコやフウロソウなどが鮮やかな花を風になびかせて迎えてくれた。とりわけ、道のへりでけなげに咲く、ウツボグサには癒される。かつて風越(かざこし)には放牧牛が上ってきていた。今、その形跡は窺えない。子三瓶の上り下りでは、真夏の太陽に照りつけられてしっかり汗をかく。本コースの核心、男三瓶の急登が始まると再び曇天。男三瓶の山頂に達してみれば、周りは白いベールに包まれていた。まことにめまぐるしく変わる天気である。絶佳の景色は次回に預けて、心地の良い風に吹かれながら、美味しいお弁当を食べる。下山する頃には雲は薄れるが、女三瓶の山容は霞んだまま。南西尾根を下り、女三瓶に上り返して顧みると、たどり越し尾根径が一望できた。なかなか変化にとんだ愉しいルートである。大平山との鞍部に降り、休憩所から室内(むろのうち)、孫三瓶、子三瓶を眺めやる。 |
大平山山頂と女三瓶山(9:46) |
奥の湯峠(10:02) |
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風越 孫三瓶山北面より(10:29) |
風越(10:32) |
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子三瓶山山頂 後背は男三瓶山(10:56) |
扇谷分岐(11:19) |
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子三瓶山と孫三瓶山 男三瓶山南面より(11:36) |
男三瓶山山頂(12:39) |
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男三瓶山山頂から頂上小屋への下り(12:46) |
男三瓶山南西尾根 犬戻しを下りきった辺り(13:09) |
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女三瓶山と大平山の鞍部にある休憩所(14:00) |
孫三瓶山、子三瓶山 休憩所より(14:01) |
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出会った草花 | ||
イヨフウロ(伊予風露) フウロソウ科 |
シモツケ(下野) バラ科 |
オオバギボウシ(大葉擬宝珠) ユリ科 |
カワラナデシコ(河原撫子) ナデシコ科 |
フシグロセンノウ(節黒仙翁) ナデシコ科 |
ホツツジ(穂躑躅) ツツジ科 |
軌跡図 |
所要時間:4時間51分、歩行距離:6.63㎞ |