太田川森林組合のぬくい工芸センター温井工場前に車を駐める。R186に出て、王泊方面に向かってすぐの林道に入る。15分計り上がって、左の大箒線を辿る。かつてあった山道の取付が見つからない。しばらくすると後温井谷左岸に道があるのでこれに入るが、間もなく道は消失。左岸尾根に這い上がると林道に出た。林道を20分計り行くと左手にA峰北尾根への取付があり、そのすぐ先で枝尾根沿いに径が下っていた。オオホウキ谷の林道に出るものと思われる。A峰北尾根の径は最近整備されたもので、作業用のものかもしれない。稜線に上がると後温井谷左岸斜面が伐採されて開けていた。A峰から大箒山に渡り、タタラ路を辿ってD峰に至る。ひざ下までササがあるが踏跡は明瞭で、難はない。床尾山への径はかなり茂ってきている。床尾山西峰の西側が開けて、深入山の美しい山容が望まれた。この山行唯一の展望である。床尾峠に降りると作業道が上ってきており、965m峰から高岩倉山の東面にかけてジッグザッグに伐採作業道が付けられている。E峰からしばらく大ヤブが続くが、大平山の北東尾根に上り返した辺りから闊葉樹の疎林に変わる。大平山の山頂も腰までササに覆われた闊葉樹林帯である。昼時ではあるが、とてもここで食べる気にはなれず、東に尾根を下って林道に降りた。こちらも夏草が茂っているため、高岩倉山の南尾根を過ぎた辺りまで戻って、ようやく遅い昼食を取る。気分爽快とはいかないまでも、それなりに満ち足りて林道を下る。30分で県道305号線に出て、温井越えの里道を辿り起点に還った。 |