905.9m峰東の鞍部~鍵掛峠(かぎかけとうげ)道後山(どうごやま)多里大山(たりだいせん)
 
単独 2011.11.27 
ひば・道後山高原荘(6:57)→林道清延線分岐(7:16)→905.9m峰東の鞍部(7:39)→鍵掛峠(8:44)→872m標高点(9:08)→998.8m8基準点(9:30)→1046m標高点(10:22)→道後山登山道(10:32)→岩樋山(11:28)→道後山(11:50)→昼食(11:53/12:19)→1271m標高点(12:24)→道後山北尾根→多里大山(12:47)→大池分岐(13:06)→休憩所(13:32)→月見が丘(13:43)→山の家(13:56)→道後山スキー場入口(14:21)→R183(14:35)→出発点(14:41)
 
朝食の時間を早めてもらい、7時前に高原荘を出る。40分あまりで、905.9m峰東の鞍部に着く。昨日は長く感じられた道程も、あっという間である。ササが茂る県境尾根を東にたどると、1時間で国道183号線の鍵掛峠に出た。広島県側に小さな道祖神、鳥取県側に米子市の水源涵養林であることを記した「環境の森宣言」の看板が立っている。国道を横切って、さらに県境尾根を東に向かう。闊葉樹の疎林が続き、とても歩き易い。995.8m峰の東斜面には、ブナの巨樹があちこちで見られた。1046m峰西斜面には境界柵が残っており、さらに進むと、これが石塁に変わる。やがて、月見ヶ丘から上がる道後山登山道が横を通るようになる。石塁に沿って分水嶺を忠実にたどるが、難儀なヤブコギを強いられる。ようやく上がった草原の山頂は、寒風が吹きさらしていた。三角点のある道後山東峰(1268.4)で昼食を済ませ、西峰(1271)から灌木帯の県境尾根を北に下る。鞍部から多里大山までの径は、きれいに刈り払われていた。多里大山は、大山野呂とも呼ばれ大仙神社があったらしいが、今は広い草原に石仏があるだけの山頂である。ここを「分水嶺歩き」の東端とし、登山道とスキー場のゲレンデを通って三坂に降り、高原荘に還った。
アルバム

林道延清線分岐(7:16)

905.9m峰東の鞍部(7:39)
   

鳥取県が立てた県境杭(8:10)

鍵掛峠(8:44)
   

ブナの巨樹 995.8m峰東斜面
(9:40)

境界柵 1046m峰西斜面(10:01)
 

境界石塁 岩樋山西尾根(11:17)

岩樋山山頂(11:28)
   

道後山 岩樋山東斜面より(11:32)

道後山山頂(11:50)
   

多里大山山頂(12:47) 

多里大山の頂上に祀られた石仏(13:55)
 



軌跡図 
                                                   所要時間:7時間44分、歩行距離:20.2㎞ 




分水嶺歩きの全体軌跡