等検境・大万木山 |
単独 2011.10.10 ☀ |
杉戸(8:37/49)→オコナデ林道終点(9:00)→横手道(9:27)→等検境(9:59)→954m峰(10:31)→等検境展望台(10:38)→大万木山林道終点(10:50)→地蔵尊展望台(11:03)→水場(11:21)→大万木山(11:29/47)→地蔵尊展望台(12:07)→大万木山林道(12:16)→杉戸篠原林道(12:25)→杉戸(13:39) |
かねてから気になっていた等検境を訪ねる。掛合から吉田川沿いに県道を上がって、杉戸に入る。尾道松江自動車道の工事で、ダンプがひっきりなしに通っている。県道269号線が終わって林道杉戸篠原線に変わるところに、駐車スペースがあり、県民の森のマップ看板が立っている。車を駐めて、右のオコナデ林道をたどると、10分で林道は終わる。谷沿いに500mばかり続いた遊歩道は、右の斜面をジッグザッグに登って横手道になる。横手道をしばらく行くと等検境の北東尾根に出る。横手道は、ブナなど闊葉樹の森の中を通っており、紅葉の時期はさぞ美しいことだろう。尾根に取り付いて20分あまりで等検境に達した。杉戸から70分の道程。インターネットで等検境の由来を調べてみたが、徒労に終わった。分かったことといえば、三角点の点名が「刀剣」であること、山容が見る角度によって剱岳のような形をしていること、麓の吉田地区は出雲和鋼(いずもはがね)の産地として知られ、もののけ姫のモデルになった「菅谷たたら山内」があること、などである。等検境の南西尾根からは、鯛ノ巣山、毛無山、大万木山の連なりが一望できる。7年前(2004.8)、高野から王貫峠(おおぬきだわ)を越えて鯛ノ巣山に立ち、あの稜線を辿って頓原に抜けたことが懐かしく思い出される。等検境から30分で954m標高点に着く。立ち木に囲まれて展望はよくない。南東に転じて下り、上り返すと、10分もしないうちに、広い等検境展望台に出る。眼前にどっかりと大万木山が横たわり、西側には頓原の集落が広がっている。北側の展望はよくないが、灌木越しに等検境を垣間見ることができる。いずれにしても、おすすめの休み処である。展望台広場を南に下って行くと、10分で大万木山林道に出た。林道は門坂谷に下っているが、車止めの杭が立っており、ここが終点のようだ。時間も早いので大万木山に向かうと、40分で山頂に着いた。誰もいない広場のベンチに腰をかけて、昼食を済ませ、来た道を戻る。地蔵尊展望台からは、左の道を捨てて真っ直ぐ下る。遊歩道は10分ほどで大万木山林道を横切り、さらに10分で下の杉戸篠原林道に抜けている。こちらも大万木山の登山口のようで、標識とマップ看板が立っている。広い林道をのんびり下って、杉戸に還る。 |
杉戸登山口(8:43) |
オコナデ林道終点(9:00) |
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横手道(9:29) |
等検境山頂(9:59) |
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等検境 954m峰東稜より(10:26) |
954m峰山頂(10:31) |
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等検境展望台(10:39) |
大万木山林道終点(10:50) |
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大万木山山頂(11:29) |
林道杉戸篠原線の大万木山登山口(12:25) |
出会った草花 | ||
ヤクシソウ(薬師草) キク科 |
アキチョウジ(秋丁子) シソ科 |
キバナアキギリ(黄花秋桐) シソ科 |
軌跡図 |
所要時間: 4時間50分、歩行距離:14.3㎞ |