細見谷(ほそみだに)
 単独 2011.09.25 
立野野営場(6:54/7:01)→細見谷橋・入渓(7:03)→堰堤(7:10)→一の淵(7:22/33)→一の谷出合(7:55)→二の淵(8:00)→テンガタキ谷出合(8:59)→二の谷出合(9:00)→クロダキ谷出合(9:17)→三角岩(9:25/45)→イカダ滝(9:58)→イカダ滝落口(10:19)→ホトケ谷出合(10:21)→クロダキ谷(10:45)→下山林道(10:57)→立野野営場(12:01)
 
今シーズン最後の沢登りにしようと、細見谷に入った。気温は6℃と、暖かくはない。アブがいないのは良いが、易々と泳ぐ気にはなれない。細見谷橋から入渓。堰堤の右下がえぐられて淵になっており、少し手前から巻いて上がる。河原は静かで、透きとおった水がとても美しく、サワグルミの古木が厳粛な雰囲気を漂わせている。10分で一の淵。ちょっと泳げば簡単に突破できるが、右岸を高巻いて懸垂で降り、もう一度大高巻きして越えた。二の淵も右岸を高巻く。毎度のことながら、泳げばすぐなのにと淵の上から見下ろすことしきりである。入渓から二の谷出合まで2時間、スローなペースである。ゴルジュの中を遡っていくと、三角岩が現れる。ここは左岸をへつれば簡単に越せるものを、右岸に取り付いて難しかったため、左岸に移る折、不注意にも深みにはまって、カメラを水没させる。慌ててタオルで拭くが、後の祭りである。30分のロス。意気消沈したのと濡れて寒いのとで、とても予定のコースはたどれそうにない。下山林道にエスケープすることにして、ホトケ谷出合を目指す。核心は筏滝である。いつもなら難なく落口に立つのに、寒さのせいで奥まで泳がず、手前から取り付いたため、ぶざまな登攀をやってしまった。靴を履きかえるのも面倒で、沢靴のまま滑る斜面を登って、クロダキ谷から下山林道に上がった。正午に起点の野営場に帰り着いたが、一刻も早く細見谷を離れたく、女鹿平温泉まで戻って昼食にした。
アルバム

細見谷橋(7:03)

サワグルミの古木(7:13)
   

懸垂下降地点(7:30)

二の淵・第2ゴルジュ(7:33)
   



軌跡図 
                                                   所要時間:5時間00分、歩行距離:6.59㎞