二谷(ふただに)内黒山(うちぐろやま)
 
 単独 2011.08.04 
三段峡交流館前Ⓟ(7:09/17)→狼岩(7:21)→赤滝(7:36)→石樋(7:45)→二谷出合(7:55)→F(8:18)→F(黒滝)落口(8:37)→F(9:07)→F(9:09)→F(9:27)→F落口(9:32)→F11(9:53)→F11落口(9:58)→F13(10:10)→F13落口(10:20)→F15(10:29)→F17(10:35)→F19(10:49)→林道交差・出渓(11:15/47)→林道→登山道(12:09)→宮里山(12:17)→内黒山(12:28/49)→内黒山登山口(13:43)→出発点(13:51)
 
三段峡交流館前の駐車場に車を駐める。1日400円也。準備をしていると、おばさんがやってきて、三段峡の散策マップをくださる。長淵橋を渡って、遊歩道をたどる。赤い節理の岩肌を静かに伝う赤滝は、木漏れ日を受けてとても美しい。庄兵衛くぐりと呼ばれる洞門、女夫淵、石樋と続き、ぐるの瀬を過ぎたところで入渓。右岸に渡渉すると、すぐ上流で二谷が出合っている。ゴーロ帯を抜け、赤ナメラの斜め滝を遡っていくと、出合から20分でF3(3m)が見えてくる。F3を越えると、目の前にルンゼ滝F4(12m)が落ちている。以前(2003.9.20)は、中央の露岩を登ったと記憶しているが、セルフビレイをとるのが難しく、取付き早々にあきらめて、左岸を木登りで高巻く。うーん、年をとったのかな。小滝や斜め滝の直登を愉しみながら50分も遡ると、釜の奥に10mの滝F9が現れる。三浦さんは泳いでチムニーを攀じ登ると云っているが、とてもその気にはなれない。右岸を高巻く。F9落口から20分、10mの斜め滝F11が見えてくる。シャワークライミングで登れるが、左岸を高巻く。さらに20分も遡ると、明るく開けて、階段状の25m滝F13が現れる。直登できるが、ヌル苔で滑るので、細心の注意が必要だ。落口に立つと、目の前に赤い屏風のようなF14が立ち上がっている。この後にも、階段滝F15、露岩滝F16、10mの斜め滝F17など、中小の滝が続く。F20を過ぎると、細い水流は草木や倒木に遮られて急に歩き難くなる。悪戦苦闘すること20分、急に目の前が開けると、林道が横切っている。かつて出渓点にしていた山道がこのあたりにあるはずだが、茂ってよく判らない。林道に上がって出渓。林道は、内黒山と「鯖ノ頭」の稜線に沿って続いている。反対の内黒山東尾根方面に向かい、20分で内黒山登山道に合流。内黒山の頂上で昼食にする。展望はないが、杉木立の間を風が吹き抜け、心地の良いひと時を過ごす。登山道を下り、満ち足りて三段峡入口に還る。
アルバム

三段峡交流館(7:17)

(8:18)
   

黒滝F(8:20)

(9:27)
   

11(9:53)

13(10:10)
 

15(10:29)

17(10:35)
   

出渓点(11:15)

出渓点近くの林道(11:50)
 



軌跡図 
                                                   所要時間:6時間34分、歩行距離:10.7㎞