瀬戸内しまなみ海道 |
単独 2010110.23-24 |
10/23 ☀|☁ 歩行距離:42㎞、所要時間:6時間52分 JR尾道駅前広場(7:15/40)→向島大橋(8:33)→立花臨海公園(9:01)→因島大橋(9:20/33)→アメニティ公園(9:44)→フラワーセンター(10:09/21)→生口島橋(11:33/43)→瀬戸田市民会館(12:52)→多々羅大橋(14:01/21)→道の駅「多々羅しまなみ公園」(14:32/56)→多々羅キャンプ場(15:07) 10/24 ☁/☂ 歩行距離:39.1㎞、所要時間:7時間10分 多々羅キャンプ場(6:30) →道の駅「多々羅しまなみ公園」(6:42/7:00)→大三島大橋(7:50/57)→伯方SCパーク(8:31)→伯方・大島大橋(8:42/55)→宮窪観光案内所(9:25)→バラ公園(10:29)→道の駅「吉海いきいき館」(11:14/37)→来島海峡大橋(11:52/12:39)→糸山接待所(12:51)→別宮大山祇神社(13:53)→今治城(14:10) |
尾道駅前広場の出発ゲート(10/23 7:40) |
福本汽船向島桟橋(7:54) |
向島町中富浜フレスタ前(県道377)(8:06) |
向島大橋 三幸小学校前より(8:29) |
第10回瀬戸内しまなみスリーデーマーチに参加。昨年に続く2回目の挑戦だ。JR新尾道駅に7時前に着くが、7時15分発の伯方SCパーク行きの送迎バスしかなく、タクシーで尾道駅前広場に向かう。スタート会場に着くと、セレモニーが始まっており、大急ぎで受付を済ませる。2日間縦断コース1日目のエントリーは約500名と聴く。昨年はシュラフやテントなど所持品一切を背負って、あごを出したので、今年は雨具、上着、500mlPETbottle1本&財布という軽装で臨んだ。高曇りでほどよい気温の、絶好のウォーキング日和だ。どの顔も「完走」の意気込み満載である。渡船から吐き出されたウォーカーたちは、競歩のようにダッシュする者、会話を楽しみながらゆっくり歩き始める者と、各人各様にゴールを目指す。 | |
因島大橋 向島ケアハウス入口付近より(8:50) |
因島大橋歩自歩道(1.3㎞)(9:23) |
因島アメニティ公園 海を望む恐竜(9:44) |
因島フラワーセンターの接待テント(10:11) |
生口橋(0.8㎞) 北詰付近より(11:32) |
瀬戸田市民会館 Aコースゲート(12:54) |
午前8時に向島上陸。県道377を25分ばかり西に向かい左折。岩子島(いわしじま)を右に見て、御幸瀬戸沿いの道を南下すると、向島大橋が見えてくる。津部田(つぶた)を過ぎ、布刈鼻(めかりばな)を回って布刈瀬戸の東岸に出ると、因島大橋が姿を現す。かつて(1983年)日本最長の吊橋を誇っただけに、なかなかの風格だ。橋梁は目の前に広がっているが、袂までの道程は長い。長礁鼻(ちょうしょうばな)を回り、接待所のある立花臨海公園を過ぎても、江ノ浦から自歩道の登りが残っており、布刈鼻から40分近く要した。この橋は橋桁が二段構造で、上段が自動車専用、下段が自歩二輪車道になっている。サイクリングロードとしての人気が高まり自転車の通行量が増加したため、平成22年3月16日から、原付・自転車と歩行者に通行区分帯が変更された。因島に渡り県道317号線を北西に下ると、大浜の白い恐竜「ザウルスくん」が迎えてくれる。今やNHKの「てっぱんダンス」にも登場して、全国デビューを果たしている。チェックポイントのフラワーセンターで早い昼食。生口島の南部清掃のあたりで正午を向かえた。3日間縦断コースの主会場、瀬戸田市民会館は大変な賑わい。昨年はヘロヘロで一息入れたが、今年は通過。まだ多少の余裕がある。 | |
多々羅大橋(1.5㎞)(14:12) |
多々羅しまなみ公園(14:32) |
念のため、瀬戸田のしおまち商店街でエアーサロンパスを買う。生口島西岸の道は長かった。多々羅大橋の自歩道取付の手前あたりから、足が悲鳴を上げ始める。が、この橋を渡ればゴールが待っているという気持と心地の良い景色が勝り、疲労感はない。向島に上陸して6時間30分でゴール。昨年に比べ1時間も早い。野営場にはオートキャンパーが数組入っていた。テントの中で一休みしてから多々羅温泉を訪れると、大変な混雑。ここは16時前に来ないといけない。それにしても、風呂帰りの焼そばとビールが美味しかったこと。テントに帰り着くと、疲れがどっと出て、エアーサロンパスが大活躍という有様。 | |
多々羅しまなみ公園 出発前の様子(10/24 6:49) |
大三島大橋(0.3㎞) 西詰付近より(7:46) |
伯方SCパークの接待テント(8:31) |
伯方大島大橋(1.2㎞)(9:00) |
午後7時には横になったのであるが、疲れ過ぎたのか寝付けず、うつらうつらして一夜を過ごす。パンと牛乳で朝食を済ませ、多々羅しまなみ公園にやって来ると、大勢のウォーカーが集まっていた。2日目のエントリーは約450名と聴く。準備体操をして午前7時に出発。多々羅大橋を背にR317を南下する。上浦町瀬戸地区でR317を棄て、鼻栗瀬戸を左に見て自歩道をたどると大三島橋。足下は急潮の瀬戸で、最大潮流は8ノットと云う。伯方島に降りるとSCパーク接待所から大音量の声援が聞こえてくる。大島に渡っても聞こえるのであるから、うるささは相当なものである。ちなみに、SCはSports Cultureの略。 | |
8歳のウォーカー 能島の対岸辺り(9:10) |
来島海峡大橋(4.1㎞) 吉海町側自歩道より(11:45) |
糸島接待所(12:51) |
南光坊(13:53) |
今治商店街 あきんどまつりのパレード(14:02) |
今治港沖洲広場のゴールゲート(14:10) |
大三島の古城島対岸のあたりから前になり後になり同行していた小さなウォーカーが、大島の能島対岸の護岸に腰掛けて大休みしていた。遅れてくる母親を待つと言う。サンダル履きで達者なものである。宮窪から南西に大島を縦断して吉海町臥間(ふすま)に出る。前回は青息吐息だった長い道程もどうにかこなした。よしうみいきいき館で昼食。弁当売場で買った鯛めしは実に不味く、途中のコンビニで調達するのが良い。来島海峡第一大橋を渡りきるころから小雨が降りだし、糸島接待所に至っていよいよ本降りとなる。足の痛みは増すばかりだ。サンライズ糸山の入口で係員の方に「あと7㌔ 頑張ってください」と励まされるが、この距離がやたら長く感じる。四国霊場第五十五番札所南光坊(真言宗醍醐派)の前を通るころには、信号で止まるたびに屈伸運動をして凌ぐ有様。商店街に入ると、今治商人(あきんど)まつりのメインイベント「よさこいパレード」の真っ最中。若者の熱気むんむんである。エネルギーを少し戴いて、やっとこさゴール。2日目は所要時間7時間10分の大幅なペースダウン。一足違いでバスが出てしまい、次のバスが満席になって出発したのは1時間後。JR新尾道駅でも40分の時間待ち。来年はもう少し爽やかにいきたいものだ。 | |
軌跡図 |
所要時間:14時間02分、歩行距離:81.1㎞ |