高野山(こうやま)龍岩神社(たついわじんじゃ)唐渓山(からたにやま)
2022.05.10 単独 
邑南町布施公民館(6:31/50)→高野山登山口(6:54)→五合目(7:16)→熊の腰かけ(7:20)→展望地(7:26)→高野山(7:36/43)→八色石登山口(県31)(8:07)→龍岩橋(8:17)→龍岩神社参道入口(8:26)→龍岩神社(8:41)→中国中幹線150(9:11)→県31(9:44)→作業道分岐(9:48/53)→中国中幹線151(10:08)→巡視路分岐(10:18)→中国中幹線152(10:23)→548.2峰(10:51)→林道川本布施線の峠(11:20)→唐渓山(12:22)→昼食(12:27/51)→森林作業道合流(13:11)→森林作業道分岐(13:21)→中国中幹線155(13:35)→乗越鞍部(14:04)→奥谷集落→垰田橋(14:34)→銭宝薬草園(14:36/50)→起点(15:11)
軌跡図
 この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。

 所要時間:8時間21分、歩行距離:約16㎞
アルバム
邑南町の里山歩き。銭宝(ぜにほう)の里布施地区の高野山(こうやま)から唐渓山(からたにやま)へ周回。布施公民館へ車を置かせてもらい、県道55号邑南飯南線東向いの登山口から取り付く。約150m上がったところで、猪防護柵ゲートを潜る。はじめ夏草が茂るが、林の中に入ると、テープの付けられた明瞭な道になる。五合目標識、熊の腰かけ岩などに出会い、標高500mあたりで南東に展望が開ける。田ノ原冠山、清合寺山などが同定できる。布施一集落を樹間に瞰下してほどなく高野山のてっぺん。手作りの見事な展望台があり、東北彼方に琴引山や大万木山などが見渡せる。北西尾根の道を下り、八色石(やいろいし)登山口へ出る。尾根筋をたどって川本町との境尾根を北上すれば、唐渓山周回ルートとして美しい軌跡なのだけれど、この際、龍岩(たついわ)神社をめぐることにする。県道31号仁摩邑南線を南に取り、龍岩橋北詰から右の道へ入る。角谷(かくたに)川沿いに約400m、右の龍岩神社参道へ取り付く。

邑南町布施公民館(6:51)

高野山登山口(6:56)

猪防護柵ゲート(6:59)

五合目(7:16)

熊の腰かけ(7:20)

田ノ原冠山、清合寺山なと 展望地より(7:26)

布施一集落 展望地より(7:31)

高野山山頂(7:35)

高野山山頂の展望台(7:37)

大万木山、琴引山など 展望台より(7:38)

八色石登山口(8:07)

四反田山 龍岩橋北の県31より(8:15)

高野山 専光寺北の町道より(8:20)

龍岩神社参道入口(8:25)
447段の石段参道はなかなかのもので、途中八色石集落を瞰下、後背に四反田山(したんだやま)などを眺めることができる。434.0m三角点の立つ平坦ピークに社が建ち、奥(北側)に御神体の龍岩がある。しめ縄の掛かる巨岩は、龍の頭に見えなくもない。北のササ尾根へ突っ込むと踏跡があり、右(東)に転じて鞍部を上り返したピークから川本町と邑南町の境尾根になる。唐渓山への境尾根は、これより東へ下って矢谷川右岸へ渡っている。なのに、明瞭な踏跡に惑わされ、つい北尾根の道を選んでしまう。約650m先の442峰で巡視路となり、左右尾根へ分岐。左の主稜線へ入ると、中国中幹線鉄塔150に出会う。ここでようやく尾根筋を間違えていることに気づく。戻って右尾根の巡視路をたどるが、ほどなく逸脱。ヒノキ林の急斜面を木登りで下って矢谷川へ降り、対岸へ上り返して県道31号線へ出る。

八色石集落、四反田山、田ノ原冠山 参道より(8:36)

龍岩神社(8:41)

龍岩神社御神体の龍岩(8:42)

川本町・邑南町境尾根分岐(8:51)

442峰山頂(9:08)

中国中幹線鉄塔150(9:09)

矢谷川(9:30)

県道31号線へ合流(9:44)
県道31号線を右(南)にとると、次の谷間カーブで左へ森林作業道が分かれ、角に鉄塔151の案内標柱を見る。作業道を60mばかり上ったところに、草生した巡視路が分かれていた。取り付いて尾根へ上がると、きれいな道があり、ルンルンで鉄塔151に出会う。さらにひと上り、ようやく町境尾根へ合流。巡視路は、左右の稜線に分かれている。この際、右に取って鉄塔152をめぐり、火室山-高堀山の稜線を眺めやる。分岐へ戻って、右に巡視路をたどる。,巡視路は、548.2峰の少し先で南の支尾根へ分かれる。鉄塔153めぐりを試みるが、途中で引返す。巡視路から外れた主稜線の切り分け径は、茂るところもあるが大したことはない。電波塔に出会うなどして、難なく林道川本布施線の峠に降りた。

森林作業道分岐(9:48)

作業道から巡視路への取付(9:55)

中国中幹線鉄塔151(10:10)

巡視路分岐(10:17)

火室山‐高堀山尾根 中国中幹線152より(10:25)

548.2峰山頂(10:51)

巡視路分岐(10:55)

林道川本布施線の峠(11:21)
林道川本布施線の峠から唐渓山までは、町境尾根をたどる。ササヤブ斜面を上り返すと、ヒノキ林尾根に踏跡はあった。が、楽なのはつかの間で、林地残材やササヤブの出現に足取りは重い。図根点からのササ尾根はおだやかで、思いのほか容易に唐渓山てっぺんへ到達。ササが茂り、展望も一息入れる場所もない。南尾根へ下るが、途中南西支尾根へ迷走。ともあれ森林作業道へ合流、南へたどる。林道川本布施線への道を捨てて左折。ほどなく行止りになって、巡視路が続く。たどると、先の南尾根に復帰して中国中幹線鉄塔155に出会う。巡視路は東の谷(宮内方面)へ下るが、南尾根を選ぶ。ササヤブははじめだけで、切り分け径が現われて、難なく乗越鞍部へ降りる。才ヶ峠へ上り返すのが大儀になって、左(西)の破線径へ下る。が、これが良かったのか悪かったのか、奥谷集落まで約25分を要した。林道川本布施線に出て、銭宝山野草園をめぐる。人気のカッコソウ、クマガイソウ、サルメンエビネなどには出会えなかったけれど、大満足で起点へ還る。

図根点のある三町(邑南町‐川本町‐美里町)境(11:58)

唐渓山山頂(12:22)

森林作業道への合流地点(13:11)

森林作業道分岐(13:21)

森林作業道終点(13:30)

中国中幹線鉄塔155(13:33)

町境尾根分岐(13:47)

乗越鞍部(14:03)

奥谷集落への下山地点(14:32)

高野山、銭宝山野草園(↓位置)(14:32)
出合った草花

ツクバネウツギ(スイカズラ科)

エビネ(ラン科)

ハッカクレン(メギ科)

キエビネ(ラン科)

ヒメシャガ(アヤメ科)

シラユキゲシ(ケシ科)

コケイラン(ラン科)

ズダヤクシュ(ユキノシタ科)

シライトソウ(シュロソウ科)
HOME 山行記録 TOP