大道山(おおどうやま)
2022.03.24 単独 
益田市川登下の県道14号線駐車帯(7:27/)→びやヶ原橋北詰(8:20)→皆伐植林地(9:01/09)→358峰山頂(9:25)→皆伐地(9:37)→354峰山頂(9:52)→乗越鞍部(一畑薬師分岐)(10:04)→大道山山頂(10:21/41)→大道山登山道から主稜線へ取付(10:44)→乗越鞍部(11:21)→390峰山頂(11:53)→下山地点(林道合流)(12:19)→平原公民館(12:36)→平原公園(12:40/55)→大道山登山道入口(12:57)→白岩神社(13:16)→棚田案内板(13:28)→一畑薬師参道入口(13:40)→一畑薬師堂(13:54)→一畑薬師参道入口(14:05)→龍應山八幡宮(14:32)→起点(14:45)
軌跡図
 この地図は、国土地理院地形図を利用したものである。

 所要時間:7時間05分、歩行距離:約177㎞
アルバム
益田市の里山歩き。川登上(かわのぼりかみ)から平原(ひらばら)西の390峰まで大道山の稜線をつなぐ。益田市川登下の県道14号益田阿武線駐車帯に車を駐める。田万川・二条方面へ約150m、川中橋(かわなかばし)分岐に大道山登山道の案内標識が立っている。これには従わず、県道を南進。約1.4㌔先で県道14号線を捨てて県道313号美濃地岩見横田停車場線に入る。約200m先でびやヶ原橋を渡って、尾根末端の仕事道に取り付く。

益田市川登下の県道14号線駐車帯(7:39)

びやヶ原橋北詰の取付(8:17)
倒木が散乱したり灌木がまばらに茂るところもあるが、明瞭な道が主稜線に続く。やがて皆伐植林地に出会って、東方に臨空ファクトリーパークなどが見える。石見空港や益田市街などは霞んでいる。皆伐植林地が終わって約15分、358峰を越える。鞍部へ下ると、ふたたび皆伐地に出会う。西方に周鷹寺山(しゅうけいじやま)、三ヶ岳、高山を同定。南方に十種ヶ峰と思われる大きな山容が霞んでいる。皆伐地からひと登りのところに、小さな削平地あり。雑木と蔦に蔽われた電柱か1本。どうやら電波塔跡地のようだ。スダジイなど雑木の尾根にヤブはなく、難なく354峰を越えて鞍部に降りる。乗越道があり、そこへ右横手から一畑薬師ルートが合流して、大道山へ続いている。これより、急坂ながらトラロープが張られた登山道になる。ひと汗かけば、大道山のてっぺん。

臨空ファクトリーパークなど 皆伐植林地より(9:04)

358峰山頂(9:25)

周鷹寺山、三ヶ岳、高山など 皆伐地より(9:37)

電波塔の跡と思われる削平地(9:41)

354峰山頂(9:52)

乗越鞍部(一畑薬師分岐)(10:04)
園地整備された広ーい大道山の頂上には、てっぺんが二つある。一つは三角点標柱の立つ桜の丘、もう一つは打歌山(うつうたやま)神社。遊歩道がこれを取り巻き、北西面と北面に展望所がある。北面はスギが育って空しか見えないが、北西面では石見空港や三里ヶ浜を一望することができる。また園内には、ランドマークの益田デジタルテレビ放送所のほかに、県防災、国交省、NTTドコモなどの電波塔が林立している。西側の展望休憩所で、これから向かう390峰を眺めながら一息入れる。

大道山山頂(三角点)(10:23)

大道山山頂(打歌山神社)(10:29)

390峰 大道山山頂より(10:31)

石見空港、三里ヶ浜方面 大道山山頂より(10:33)
大道山登山道(未舗装車道)を約120m下ったU字カーブで、西へ流れる稜線に取り付く。尾根に踏跡はあるが、肩で支尾根へちょっと迷走。主尾根筋の踏跡を選べば、何んのことはないのだが…。以後。難なく390峰を越えて、林道へ出る。右に取って約300m、市道平原川登線となり、行く手に大道山を眺める。平原公民館の交差点を右折、約160m先の平原公園で棚田風景を眺めながら昼食。市道をたどる。ほどなく、大道山登山道を南に分けて西へ向かう。顧みれば、ゆるやかに広がる棚田と390峰、その右奥に「はなご山」、という長閑な眺め。

大道山東稜線取付(10:44)

乗越鞍部(11:21)

390峰山頂(11:53)

下山地点(林道合流)(12:19)

大道山 市道平原川登線より(12:31)

平原公民館(12:35)

平原公園(12:39)

大道山登山道入口(12:56)
登山道入口から約950mのところで横道へそれ、白岩神社の回り舞台をめぐる。説明板に、明治32年中垣内(なかがうち)地区民の出資により建設され、諸会合のほか浄瑠璃・歌舞伎などを奉納して神楽とした云々、とある。最近はほとんど使われていないらしい。もとの市道に戻ってほどなく、中垣内の棚田に出会う。平原(ひらばら)の棚田と違い、こちらは勾配があって一枚一枚が狭い。景観は見事だが、大変な苦労がしのばれる。さらに10分ほどで、右に一畑薬師堂への参道が分かれる。この際、寄り道。行きは参道、帰りは短縮路を選ぶ。参道を上がっても15分かからない。お堂は、白岩山と呼ばれる岩稜肩に建ち、背戸から中垣内の棚田を一望できる。お堂手前の参道に大道山への登山道取付あり。市道へ戻って約2㌔、23分を要し、川登下地区に出る。この際、龍應山八幡宮へ参拝。起点はもうすぐ。

中垣内の回り舞台(白岩神社)(13:17)

中垣内の棚田(13:27)

一畑薬師参道入口(13:40)

一畑薬師短縮ルート分岐(13:49)

大道山分岐(一畑薬師堂ルート)(13:51)

一畑薬師堂(13:55)

中垣内の棚田 一畑薬師堂の背戸より(13:57)

龍應山八幡宮(14:32)
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