道後山(どうごやま)
2021.05.25 2人 
県道250号道後山公園線起点Ⓟ(9:39/46)→月見ヶ丘Ⓟ(10:06/13)→休憩東屋(10:35)→岩樋山分岐(10:36)→岩樋山(10:58)→横手道分岐(11:13)→大池分岐(11:19)→道後山三角点(11:34)→持丸分岐(11:39)→大池(11:52)→大池分岐(12:07)→横手道分岐(12:12)→休憩東屋(12:30/59)→月見ヶ丘Ⓟ(13:19/24)→雨量観測局(13:25)→前座野呂→鳥居(13:42)→県250(13:45)→道後山山の家(13:46)→起点(13:48)
軌跡図
 この地図は、国土地理院地形図を利用したものである。  所要時間:4時間02分、歩行距離:8.4㎞
アルバム
カミさんを誘って、道後山へ春の花観賞に出かけた。起点は、県道250号道後山公園線起点の駐車場。天気は好晴、風やや強し。さっそく、公園管理道をたどって月見ヶ丘へ。公園管理道入口にある公衆トイレは、外観は立派なれど中の汚いこと。水は出ないし、とても使える状態ではない。この時節、とても手が回らないのだろう。いっそ、閉鎖したほうがよいのでは。

県250号道後山公園線起点Ⓟ(9:41)

公園管理道(9:58)
公園管理道は月見ヶ丘駐車場で終わり、登山道がはじまる。こちらのトイレは、手洗い水は出ないものの、ふつうに使える。この際、使用者から管理費を徴収して、今少し快適なものにしてはどうだろう。コバノガマズミ、ミズキ、ヤマツツジ、ヤブデマリなどに出会いながら、よく踏まれた登山道をポレポレたどる。登山口から約20分で、休憩東屋のある肩へ上がる。かつては月見ヶ丘を見下ろせていたが、樹木が育って、それは叶わない。東屋のすぐ上で、道は二手に分かれる。右は両国牧場跡への横手道、左の岩樋山西尾根の道へ入る。約20分で岩樋山山頂。四周遮るもののない、絶佳の稜線歩きがはじまる。備北国境の山々が、より取り見取り。道後山東峰までの草原の稜線歩きは、この山の核心部だ。道のヘリに草花が咲き誇り、行く手に広がる峰々は、いずれも思い出深い。そして、岩樋山に群生するイワカガミは美事。

月見ヶ丘駐車場、岩樋山(10:05)

休憩東屋(10:35)

岩樋山分岐(10:36)

岩樋山山頂(10:58)

猫山、白滝山など 岩樋山東陵より(11:02)

道後山1271峰、両国牧場跡 岩樋山東陵より(11:03)

多里大山(大山野呂) 岩樋山東陵より(11:03)

横手道分岐(11:13)

大池分岐(11:19)

双子山(右) 1271峰西陵より(11:23)

1271峰山頂(11:29)

道後山1269峰 1271峰東頂稜より(11:31)
道後山東峰(1269峰)からの帰路は、東尾根の持丸分岐を右に取り、南面横手の道をたどる。大池に草花なく、畔の道はぬかるんで歩きにくい。一方、岩樋山の南面は、栂の大樹に出会える素敵な横手道。休憩東屋で、ちょっと遅めのお昼。月見ヶ丘からは、前座野呂経由で起点へ還る。かつての踏跡には、しっかりササが茂っているが、それはそれで愉しい。そして最後に、「山の家」と再会する。いまだに美しいのが、何とも嬉しい。

道後山1269峰山頂(11:35)

持丸分岐(11:39)

大池(11:50)

横手道(12:26)

前座野呂(13:34)

鳥居(13:42)

県道250号道後山公園線(13:45)

道後山山の家(13:46)
出合った草花

コバノガマズミ(ガマズミ科)

ミズキ(ミズキ科)

ヤマツツジ(ツツジ科)

ヤブデマリ(スイカズラ科)

ウマノアシガタ(キンポウゲ科)

イワカガミ(イワウメ科)

ダイセンキスミレ(スミレ科)

ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科)

ミネヤナギ(ヤナギ科)

ヒメハギ(ヒメハギ科)

キジムシロ(バラ科)

タニウツギ(スイカズラ科)

ゴマギ(スイカズラ科)

オトコヨウゾメ(スイカズラ科)

ナナカマド(バラ科)

サワフタギ(ハイノキ科)

アヤメ(アヤメ科)

クリンソウ(サクラソウ科)
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