津和野街道(生山峠-水源公園)
 
2020.12.26 単独  
羅漢高原入口(7:37/43)→生山峠(8:06)→旧津和野街道取付(8:08)→出逢滝(8:31)→大原明神社(8:57/9:02)→高根大原BS(9:23)→讃井家前(9:37)→森の下BS(霧降の滝入口)(9:43)→岩国市高根出張所(10:10)→小泉橋(10:14)→願行寺(10:19)→宇佐郷峠(江堂の峠)(10:52)→星坂集会所(11:06)→水源公園(11:25/30)→小島神社下(11:38)→番所跡(11:47)→宇佐郷峠(11:53)→高根BS(12:21/40)→讃井家前(13:24)→高根大原BS(13:31)→後野口BS(13:35)→本郷分岐(13:49)→柱ヶ瀬BS(14:09)→起点(14:36)
 
 軌跡図
歩行時間:6時間53分、歩行距離:24.1㎞  
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。
アルバム
津和野街道ウォーキング。今回は生山峠から星坂口の水源公園まで。羅漢高原入口に車を置かせていただき、県道119号佐伯錦線を生山峠へ。先週に比べアイスバーンにはいっそう磨きがかかっているが、右に左に乾燥路面を伝えば難はない。約15分で生山峠に達し、旧津和野街道へ取り付く。

羅漢高原入口(7:44)

生山峠西側の旧津和野街道取付(8:08)
灌木やササが茂って荒れているところもあるが、踏跡は明瞭。石畳もところどころによく残っている。出逢滝を見てほどなく、林道大原秋掛線に出る。左に取れば先の県119へ上がる。右に取って約60m、左に旧街道の取付がある。といっても、倒れかけた「街道口」の標識が無かったら、まず分からないような取付。イバラ灌木が繁茂して、抜けるのに難儀した。さいわい、ひどいのは取付だけで、スギ林の中には明瞭な古道があった。取付から10分足らずで、大原明神社に出会う。由緒のある社なんだろうが、鳥居は倒壊し、社殿の荒れようもひどい。御神体は背後の大岩か。とまれお参りして、左手に立つ大スギにも感謝。

旧街道に残る石畳道(8:17)

出逢滝(8:31)

旧街道から林道への分岐(8:35)

旧街道から林道へ合流(8:36)

林道から旧街道への取付(8:43)

大原明神社(9:02)
すぐ、大原秋掛線に合流し、左(北西)へたどると大原上集落がはじまる。どの家も小綺麗にされているが、居住の様子がうかがえるのは数軒。大原明神社の維持管理などどうしてできようか。白旗山連山などを眺めながらポレポレ市道を下っていくと、高根大原BSのある県道59号岩国錦線に合流する。右に取り、大原中、大原下の集落をめぐって、やがて宇佐郷の高根出張所前の三叉路に至る。途中の見どころは、河内神社、旧大原小学校、讃井(さぬい)家、霧降の滝入口など。

上大原集落(9:09)

高根大原BS(県59号岩国錦線)(9:22)

讃井家(大原本陣)(9:37)

岩国市錦総合支所高根出張所(10:10)
高根郵便局南側の通り(宇佐郷6号線)を西進、R434を横切って小泉(こずみ)橋を渡る。直進(西)して、願行寺北側の道に入る。寺の背戸から古道がはじまる。落葉絨毯の横手道が、山襞に沿って高度を上げていく。古道に取り付いて約1㌔、右にガレた細径が分かれる。入ったすぐ上が、宇佐郷峠(江堂の峠)。小さな石祠の中に石仏二尊が祀られている。西へおだやかな道を下ると、約200mのところに関番所跡の説明板あり。民家の建っているあたりに、二棟の屋敷(詰所)があったという。

小泉橋(R434)(10:13)

願行寺北側の旧津和野街道入口(10:19)

宇佐郷峠への分岐(10:52)

宇佐郷峠(江堂の峠)(10:53)

宇佐郷峠に祀られている石仏二尊(10:53)

星坂地区関番所跡(10:58)
町道へ合流したあと、左(南)に取る。星坂集会所前で県120号須川吉賀線へ合流して北へ向かう。県16号六日市錦線との合流点・星坂口で水源公園をめぐる。水源会館、一本杉、津和野領境石など、見どころは多い。境石の石柱は、宇佐郷峠に建ててあったものらしい。今回の津和野街道ウォーキングはここまでとし、Uターン。復路は、三島神社、星坂弥生遺跡などをちょっと見して宇佐郷峠を越える。

吉賀町側旧津和野街道入口(11:01)

星坂集会所(県120)(11:07)

星坂口BS(県16と県120交差点)(11:24)

一本杉&萩・津和野領境石(11:26)

水源会館(11:27)

三島神社鳥居(11:38)
高根郵便局前のバス停をお借りして昼食。県道59号線に入って約80m、左へ市道(旧道)が分かれる。たぶんこれが旧街道、と思う。一車線の道を東に約230m、県道59号線へ短縮する。往路を黙々とたどり、高根大原からは県道を選ぶ。車はめったに通らないけど、ひたすら上る舗装路歩き。楽にない。柱ヶ瀬の集落に至り、顧みて広がる景色にほっと一息。少しよみがえって、もうひと踏ん張り。ようやく杖置地蔵に出会い、起点へ還った。

高根郵便局(12:21)

市道(旧街道)分岐(県59)(12:48)

後野口(13:35)

本郷分岐(左県121、右県59)(13:49)

小五郎山など 柱ヶ瀬集落より(14:06)

杖置地蔵(14:35)
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