恐羅漢山(おそらかんざん)中ノ川山(なかのごうやま)天杉山(あますぎやま)野田原の頭(のたのはらのかしら)
 
単独 2020.02.24 
恐羅漢エコロジーキャンプ場センターハウスⓅ(6:40/49)→立山尾根ルート→主稜線(7:48)→恐羅漢山(7:54/8:00)→台所原分岐(8:32)→中ノ川山(9:10)→岩倉山分岐(9:16)→天杉山(9:58)→御神木の大杉(10:09/13)→中之甲分岐(10:23)→野田原の頭(10:36)→中之甲分岐(10:47)→中之甲林道(11:16)→夏焼峠分岐(11:27)→夏焼峠(12:20)→起点(12:54)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:6時間4分、歩行距離:11.9㎞

アルバム
たぶん、今季さいごの雪山歩き。恐羅漢、台所原、天杉山、夏焼峠の周回を考えてみた。起点は恐羅漢エコロジーキャンプ場センターハウスの駐車場。天気は好晴、恐羅漢スノーパーク立山尾根コースを上る。運行前のリフトの横で、スノーガンがフル稼働している。焼け石に水、と見るのは僕だけではあるまい。そんなゲレンデの雪はささやかなものだが、凍みてすべるので、早々にスノーシューを履く。クランポンが効いて急斜面も何のその、快調に高度を上げる。上りはじめて約1時間、恐羅漢のてっぺんに着く。三角点標柱があらわになった山頂にがっかり。眺めやる芸北の山々に、もはや冬の様相はない。

恐羅漢エコロジーキャンプ場センターハウスⓅ(6:50)

恐羅漢スノーパーク立山尾根コースなど(6:53)

恐羅漢スノーパーク立山谷コース(7:07)

恐羅漢山主稜線(夏焼峠分岐)(7:48)

恐羅漢山山頂(7:54)
砥石郷山、苅尾山など 恐羅漢山頂より(7:55)
台所原への下りは夏道をたどる。周りの斜面は雪はあってもササだらけ。踏み込めたものではない。台所原を上り返すと、早々に雪は消える。スノーシューを外すのが面倒くさいので、そのまま歩く。GPS標高1130mあたりから、ふたたび残雪路となる。そのあと雪が途切れることはなく、中ノ川山、岩倉山分岐を経て、難なく天杉山に達す。途中、明るい闊葉樹林越しに砥石郷山や弥畝山などが眺められた。

台所原への分岐(8:01)

台所原(8:32)

中ノ川山南尾根(8:47)

中ノ川山山頂(9:11)

岩倉山分岐(9:16)

砥石郷山など 岩倉山分岐ピークより(9:18)
天杉山の山頂は、樹木に囲まれた平坦地。かつて東面が開けていたが、今はすっかり雑木に遮られている。北に夏道を下ること5分、御神木の大杉に出会う。毎度のことながら、その姿、大きさに圧倒される。

天杉山山頂(10:00)

御神木の大杉(10:12)
野田原の頭との鞍部で、右(南東)へ中之甲への道が分かれる。この際、時間も早いので、野田原の頭まで寄り道することに。上り返すと早々に雪がなくなり、スノーシューを外す。うそのような楽ちん歩行。10分ほどで野田原の頭に着く。山頂は、ブナ、ミズナラ疎林の広いササ原。夏道が南から東へ越えている。鞍部分岐に戻って、中之甲へ下る。ホタノコヤと呼ばれる谷に沿う道には、雪が残っている。なのでスノーシューを履いたが、ツボ足でも全然問題なかったかもしれない。大岩に出会い、作業林道を経て中之甲林道に合流。下りはじめて約25分の道のり。中之甲橋を渡った先で、夏焼峠への道(コロバシ谷)に入る。北斜面なので雪があり、快調なスノーシューイング。

中之甲分岐(10:23)

野田原の頭山頂(10:36)

ホタノコヤで出会った大岩(11:04)

作業林道合流(11:15)

中之甲林道合流(11:16)

夏焼峠分岐(11:27)
砥石郷山分岐まで思いのほか長く感じたが、あとはルンルン。と言いたいところだが、夏焼峠を越えたとたんにズルズルの泥んこ道が現れて、四苦八苦。難儀しいしい起点へ還った。

砥石郷山分岐(12:15)

夏焼峠(12:23)