福田頭(ふくだがしら)
 
2人 2019.11.02 
福田上集会所(8:41/56)→井西谷地区東端の橋(9:10)→猪防護柵ゲート(9:13)→林道界谷小峠線合流(9:15)→福田頭登山口(9:39)→一の滝(9:54)→二の滝(10:06)→三の滝(10:15)→水呑場(10:44)→大波峠(10:55)→福田頭(11:30/12:12)→展望所(12:26)→兎舞台頭(12:33)→大ブナ(12:57)→昇竜の滝(13:14)→下山口(13:25)→大規模林道粟倉木屋原線→起点(14:05)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:5時間9分、歩行距離:約12㎞

アルバム
カミさんを誘って福田頭へ紅葉狩りに出かけた。福田上集会所の駐車場に車を置かせていただく。市道井西谷線を東にたどる。行く手の奥に井西山や福田頭が望まれる。

福田上集会所(8:56)
井西谷橋(市道井西谷線)(8:57)
案内標識に従って井西谷地区東端の橋を渡るが、一つ下の橋を渡るほうが断然分かりやすくて近いと思う。きっと、地主さんの意向なのだろう。農道を南進し、猪防護柵ゲートを抜けて右折、林道界谷(さかえたに)小峠線に合流。井西谷川を左岸から右岸に渡った約450m先で、広いアスファルトの新道になる。井西谷川二俣の手前で林道は谷から離れて山襞に沿い、左谷に沿う作業道手前に登山口がある。

井西谷地区東端の橋(9:09)

猪防護柵ゲート(9:13)

林道界谷小峠線合流(9:15)

福田頭登山口(林道界谷小峠線)(9:38)
登山口の向かいは、駐車場になっている。登山道は井西谷川右谷に続いて、取り付いて約530mのところで一の滝に出会う。美しい斜滝だ。一の滝から10分ほどで二の滝、さらに5分で三の滝に出会う。二の滝、三の滝ともに愉しく登れそうな斜滝。三の滝からは、沢コースと巻き道コースに分かれ、少し上で合流する。沢コースのほうがおもしろい。

福田頭登山口駐車場(9:39)

一の滝(9:54)

二の滝(10:06)

三の滝(10:15)
三の滝の上からは、明るい闊葉樹の谷になる。約30分ほどで大波峠(おおはのたお)に着く。地形図では北東面に破線径が下っているが、茂って認められない。左(北西)に取って、落ち葉絨毯の登山道を上る。闊葉樹の色づきは今一つだけれど、それなりに美しい。ポレポレ歩いて、予定どおり福田頭のてっぺんに着いた。東面、西面の景色に親しんで、早々にお弁当を広げる。

大波峠直下(10:54)

大波峠(10:55)

福田頭南陵(11:11)

福田頭山頂(11:30)
めったにない見晴しで、西面に吾妻山から猿政、毛無、大万木、琴石、東面に井西、白滝、猫、道後、彼方にくっきり大山を同定する。北肩の展望所ピークから眺める高野、口和の山なみも悪くない。もう一つ北の肩の兎舞台頭は、落ち葉を敷き詰めて明るく、樹間越しに紅葉した竜王山を見せてくれる。

猿政山、大万木山など 福田頭山頂より(12:03)

井西山、白滝山など 福田頭山頂より(12:05)

竜王山、大山など 福田頭山頂より(12:06)

展望所ピーク(12:26)

八国見山、大鬼山など 展望所より(12:26)

兎舞台頭(12:33)
福田頭の下山コースは、兎舞台頭から西尾根へ下る。右手樹間越しに、比婆山連山が見える。やがて急なバカ尾根になって、ジッグザッグ下ったところで大ブナに出会う。樹齢300年を超えていそうな老樹。手を添えて、感謝の祈りをささげる。大ブナから約250mのところで、左手(南)の斜面へ下り、谷に降りる。下山コースは右。左の沢沿いの踏跡に入ると、昇竜の滝に出会う。名前負けしそうな小滝連が、静かに落ちている。コースに戻って谷沿いの道を約8分、大規模林道粟倉木屋原線(市道小峠線)の下山口に出る。

大ブナ(12:57)

昇竜の滝分岐(13:13)

昇竜の滝(13:14)

下山口(大規模林道粟倉木屋原線)(13:25)
あとは、長ーい(約3.8㌔)車道歩き。下山口から200mばかり下って、左に林道界谷小峠線を分ける。この大規模林道の名称は、粟倉木屋原線小峠工区。気になる小峠の場所は、下山口北の乗越鞍部に違いない。集落に出て福田頭を眺めやれば、起点の集会所がすぐそこにあった。

林道界谷小峠線分岐(13:29)

福田頭(奥中央) 福田上の市道より(14:02)