吾妻山(あずまやま)
 
2人 2019.09.09 
休暇村吾妻山ロッジⓅ(9:39)→小坊主(9:52)→小彌山(10:09)→吾妻山(10:27)→大膳原分岐(10:36)→南の原→車道分岐(11:03)→大池(11:18)→大仙社(11:20)→原池(11:26)→起点(11:32)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     所要時間:1時間53分、歩行距離:約4㎞

アルバム
カミさんと吾妻山へ草花観賞。休暇村吾妻山ロッジⓅに車を駐めて池の原へ。9月に入っても連日、多湿の猛暑が続いている。昨夜雨が降ったらしく、草原は濡れて、吾妻山の山頂には雲が湧いている。早々にマツムシソウが咲き誇って迎えてくれる。ウメバチソウはちらほら。まだ少し早いようだ。その中でワレモコウが彩を添えている。原池でスイレン、カキツバタ、キセルアザミ、アケボノソウなどに出会い、小坊主へ。しっとりした草原の丘から眺める、原池とロッジの赤い屋根。うーん悪くない。

原池 小坊主より(9:52)

小坊主山頂(9:52)
登山道に入ると、イヨフウロが花盛り。小彌山休憩処でイブキトラノオに出会う。ススキはもはや秋の装い。毛無、猿政の連嶺には雲が湧き、瞰下には箱庭のような景色が広がっている。カミさんの足どりは軽い。45分ほどで山頂に到着。さいわい雲は東に流れ、北面に矢筈山、玉峰山、船通山、窓山などを同定できるが、大山までは見えない。南尾根コースへ下る。大膳原分岐に至ると、雲はいよいよ晴れて、眼前に比婆山連山や福田頭の山嶺がくっきり広がった。

小彌山(10:10)

猿政山など 吾妻山北尾根の西面より(10:21)

池の原 吾妻山北尾根の西面より(10:21)

吾妻山山頂(10:27)

船通山、窓山、毛無山など 吾妻山山頂より(10:28)

比婆山御陵、立烏帽子山など 大膳原分岐より(10:36)
南尾根標高1165mあたりでトリカブトに出会う。一昨年はこの地に群生していたのに、昨年は出会えず、今年も一株だけ。心ない人によって盗掘されたのだろうか。ドルフィンバレースキー場を足下に見て、南の原へ。みちみち、オミナエシやホソバノヤヤハハコに出会う。車道への道を左に分けて、闊葉樹林の中を横手にたどる。キャンプ場に出たあとは、池めぐり。大池には鯉、瓢箪池にはスイレン、大池と瓢箪池の間には大仙社(牛馬の神様)、そして原池の池畔にはタムラソウやアケボノソウなどのお花畑。満ち足りて起点に還り、ロッジ玄関横のベンチで涼風に吹かれてお弁当を食べる。うーん、よきかな。

福田頭など 南尾根標高1150mあたりより(10:49)

車道分岐(11:03)

瓢箪池(11:19)

大仙社(11:20)

小坊主 原池東岸より(11:22)

休暇村吾妻山(11:32)
出会った草花 

マツムシソウ(マツムシソウ科)

ウメバチソウ(ユキノシタ科)

ワレモコウ(バラ科)

キセルアザミ(キク科)

アケボノソウ(リンドウ科)

ツリガネニンジン(キキョウ科)

オトギリソウ(オトギリソウ科)

九州小米草(ゴマノハグサ科)

アキノキリンソウ(キク科)

イヨフウロ(フウロソウ科)

トリカブト(キンポウゲ科)

ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

サラシナショウマ(キンポウゲ科)

ホソバノヤヤハハコ(キク科)

イブキトラノオ(タデ科) 

タムラソウ(キク科)

スイレン(スイレン科)

カキツバタ(アヤメ科)