三隅権現山(みすみごんげんやま)
 
単独 2019.09.03 
秋芳町嘉万栢木(県36)(8:17/23)→地吉橋(8:31)→大水峠取付(8:53)→林道終点(8:56)→稜線(9:19)→権現山(9:38/47)→大平峠(10:37/41)→350.6峰(11:32)→地蔵堂(11:45)→大滝(下山地点)(12:05)→体験棟(12:14)→白糸の滝(12:22/29)→大滝橋(12:31)→起点(13:01/30)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:4時間38分、歩行距離:約10㎞

アルバム
2018.12.24(http://www.anoyama-konoyama.net/181224.html)の続き。秋芳町嘉万栢木(かまかいのき)の県道36号秋芳三隅線交差点の隅切りスペースに車を駐める。三隅方面に約360m、地吉橋を渡って辻並川左岸の道を北進。ほどなく未舗装の林道になり、谷に砂防堰堤やら小滝連を見て次第に傾斜を増していく。やがて左手に大水峠(おおみずたお)への山道が分かれる。この道をたどれば、大水峠を経て市境尾根(陰陽分水嶺)をらくらく権現山へ登れたのに、勘違いして谷筋ルートを選ぶ。林道はほどなく終わり、谷沿いの踏跡をたどる。

秋芳町嘉万栢木
(かいのき)の交差点(県36)(8:24)

桂木山(中央奥) 地吉橋南の県36より(8:29)

地吉橋西詰(県36)(8:30)

辻並川上流部に架かる小滝連(8:42)

大水峠への取付(8:53)

辻並川に沿う林道の終点(8:56)
獣道のような踏跡も源流部になると倒木に阻まれ、たどれたものではない。たまらず、右斜面に取り付いて木登りで権現山南西支尾根に上がる。踏跡があり、難なく権現山山頂に達す。一帯のスギ林に下生えはないので、林道終点で左斜面に取り付くのもありかもしれない。大水峠から続く市境尾根の道は、よく踏まれた遊歩道のような道なのだから。

辻並川源流部(9:09)

権現山南西支尾根(9:19)

権現山山頂(9:38)

大水峠へ続く市境尾根(9:42)
権現山からは、南東の市境尾根をたどる。明瞭な取付はないが、少し下ると地籍調査杭に沿う踏跡が現れる。が、この地籍調査杭や踏跡が曲者で、分岐する支尾根に迷走、市境尾根を西に外して大平峠に降りた。秋芳町側に山道があり、取り付くと市境尾根に沿って続き、350.6峰で途絶える。が、ヤブは薄く、ほどなく孟宗竹の侵入したヒノキ林になって、鞍部に降りた。地蔵堂の建つ峠で、左(東)の杉山への道は消えているが、右(西)の大滝側には踏跡がある。鞍部を上り返して市境尾根をたどると、茂りはじめる。もはや12時前、この暑さではとても桂木山まで行く気にはなれない。残念だけど、今回はここまでにしておこう。

大平峠へ下る市境尾根(9:56)

大平峠の林道合流地点(10:37)

大平峠の市境尾根への取付(10:41)

350.6峰山頂(11:32)

350.6峰南の鞍部(11:45)

350.6峰南の鞍部に建つ地蔵堂(11:45)
鞍部に戻って、西の谷の踏跡をたどる。6分ほどで大滝の農道に出た。猪・鹿防護柵ゲートを二度開閉して畑地を抜け、厚東川(ことうがわ)左岸の車道に合流する。この際、桂木山麓緑地自然公園の秋芳白糸の滝を探勝することに。園地内には、大滝ダムを核にした親水公園やキャンプ場、体験棟などが整備されている。なかなかのものだが、利用者の姿はなく、白糸の滝手前のトイレは使用禁止、白糸亭と名付けられた茶店は廃墟となって久しい、という有様。無用の人工物は目障りなばかりだけれど、今どき撤去費用など何処にもないだろう。うーむ。

下山地点(大滝)(12:05)

体験棟 大滝の畑地より(12:10)

大滝ダム(12:17)

親水公園
(桂木山麓緑地自然公園)のかっぱ橋(12:20)

秋芳白糸の滝(12:22)

秋芳白糸の滝上段(12:27)

大滝橋(12:32)

権現山 栢木の里道より(12:57)