恐羅漢山(おそらかんざん)旧羅漢山(きゅうらかんざん)牛小屋谷(うしごやだに)
 
単独 2019.07.12 ☂/
恐羅漢スノーパークレストハウスの東側Ⓟ(7:00/14)→夏焼峠(7:36)→早手のキビレ(7:50)→台所原平(8:16)→台所原(8:23)→恐羅漢山(9:01)→旧羅漢山(9:22)→ブナの老樹(9:37)→十方林道(9:51)→獅子ヶ谷十方山登山口(9:53)→恐羅漢セラピーロード入口(10:15)→ヒエ畑ゲレンデ→立山ゲレンデ→起点(10:57)→古屋敷の古道取付(11:11)→十方林道(11:20)→横川橋南詰(11:35)→ヨビヤ峠取付(11:39)→ヨビヤ峠(12:05)→牛小屋谷の田代分岐(12:18)→治山ダム堰堤の下(12:53)→ダム管理道入口(13:02)→起点(13:11)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:5間57分、歩行距離:約22㎞

アルバム
「ひろしま恐羅漢トレイルin安芸太田」のミドルコース(約22㎞)をたどってみよう、と思った。言わずもがなのことであるが、僕の場合runは無理でwalking。大会の制限時間(6時間半)の内に還ってきたいものだ。小雨の降るなか、7時14分に恐羅漢スノーパークレストハウス東の駐車場を出発。エコロジーキャンプ場センターハウスのゴミ箱が、熊に漁られていた。ゴミを持ち帰らないのが一番悪いけれど、こんなところにポリペールのゴミ入れはないでしょう。

恐羅漢スノーパークレストハウス東の駐車場(7:13)

熊に漁られたセンターハウスのゴミ箱(7:15)
20分で夏焼峠(なつやけのきびれ)。暑くないので出だしは上々。左に取って、恐羅漢主稜線の道を上がる。1131.7峰を越え、早手のキビレで西面(右)の道に下る。ほどなく作業林道の終点に出て、台所原平の中之甲林道へ合流する。雨は上がっているが、ササや夏草が茂っているところが多く、下半身の濡れること。

夏焼峠(7:36)

早手のキビレ(7:50)

作業林道終点(7:56)

台所原平の中之甲林道合流地点(8:17)
台所原からの登りは、コースの核心。ヘロヘロで恐羅漢北頂稜に飛び出す。雨は止んでいるのに、途中のブナ森の中は今だ雨もようという有様。霧に煙る恐羅漢の山頂で水分補給。平太小屋原に泥濘はなく、いつになく歩き易い。

台所原の亀井谷分岐(8:23)

恐羅漢山北頂稜の台所原分岐(9:00)

恐羅漢山山頂(9:01)

平太小屋原(9:13)
旧羅漢山山頂の大岩の上にも見晴しはなく、早々に南尾根へ下る。ブナの老樹に、今日もクマタカの姿はない。あの雄姿と出会うことは、もうないのだろうか。あのころに比べて、このルートはよく踏まれている。で、旧羅漢山から約30分で十方林道に降りた。十方林道も未舗装ではあるが、きれいにバラスが敷かれて歩き易い。以前は荒れて、車両の通行は困難だった時期が長い。そして、二軒小屋駐車場の手前450mのところまで舗装されている。

旧羅漢山山頂(9:22)

旧羅漢山南尾根のブナ老樹(9:37)

旧羅漢山登山口(十方林道)(9:51)

獅子ヶ谷十方山登山口(9:53)
二軒小屋駐車場の前から、恐羅漢セラピーロードに入る。550mばかり先の分岐を左に取り、ぶな坂・立山ゲレンデ方面へ。この折、コースは立山ゲレンデなのに、ぶな坂ゲレンデを上がるという大失態をやらかす。おかげで、樹林の谷と茅戸のゲレンデを横切ることになり、腰から下はびしょ濡れ。すっかり手間取って起点に達し、セラピーロードを下る。恐羅漢山荘手前の分岐を左(よしのや方面)へ取って、ペンションたて山前から古道に取り付く。夏草が茂って分かりにくいが、樹林の中に入ると明瞭な道になる。ひと下りで古屋敷の里道終点へ出て、ほどなく十方林道に合流した。

恐羅漢セラピーロード入口(10:15)

古屋敷古道への分岐(11:09)

古屋敷古道の取付(11:11)

古屋敷の里道終点(11:18)
十方林道をひた下りに下る。魚切滝が樹木に遮られて、ほとんど見えなくなっているのにはびっくり。横川橋(よこごうばし)を渡ってほどなく、ヨビヤ峠越えの古道が左に分かれる。取付は草生しているが、中に入ると、樹林の中によく踏まれた道が続いて、難なく牛小屋谷へ降りる。左に取って、牛小屋高原へ。

魚切滝 十方林道より(11:31)

ヨビヤ峠への取付(11:39)

ヨビヤ峠(12:08)

牛小屋谷の田代分岐(12:18)
牛小屋谷ルートは、広島山稜会の皆さんによって定期的に整備されている。皆さんに感謝しながら、素敵な渓径をたどらせていただく。二条のトユ状斜滝は、今日も美しい。治山ダムは、平成7年(1995)10月に竣工したもので、まだ新しい。左岸を巻き上ると治山ダム管理道になり、ほどなく恐羅漢エコロジーキャンプ場道路へ出る。9分後にゴール、何とか6時間内で還ってきたけれど、コースを外れてオートキャンプ場のメイン道路を上ってしまう。ほんとうは、テントデッキ側の道をたどるらしい。いつものように、自然に親しみながらマイペースで丁寧に歩きたいところだが、ロングトレイルとなると、そうもいかない。

牛小屋谷の二条斜滝(12:40)

丸太橋の架けられた牛小屋谷ルート(12:42)

治山ダム堰堤(12:53)

治山ダム管理道入口(牛小屋谷ルート入口)(13:02)