伯耆大山(ほうきだいせん)(大山道(だいせんみち))
 
2人 2018.11.04 
大山寺(大山寺県営駐車場)(11:20/31)→大山寺橋(11:44)→夏山登山道取付(11:46)→石の大鳥居(12:01)→三輪平太の墓(12:03)→分岐(12:21)→桝水高原スキー場展望所(12:46/13:10)→桝水高原バス停(13:38/45)⇒起点(大山寺県営駐車場)(14:26/38)⇒休暇村奥大山(15:31)

軌跡図
                                                            所要時間:2時間15分、歩行距離:4.94㎞

 この地図は、国土地理院の地形図を使用したものである。

アルバム
カミさんと、伯耆大山へ1泊2日の紅葉狩り。初日は、大山道の横手道をウォーキング。大山寺は大変な賑わいで、県営駐車場は満杯状態。幸運にも、第2駐車場で最後の一つに行き当たる。大山情報館で用を足し、御幸(みゆき)参道、大山寺橋を経て、夏山登山道への階段道を上がる。車の往来がひっきりなしの車道(県158)から外れ、人心地つく。夏山登山道を横切り、阿弥陀堂参道の石段を左に見てすぐ、ふたたび車道に出る。180mほどで左に古道が分れ、支尾根乗越部に石の大鳥居が立っている。鳥居の南側には木ノ目山王と六地蔵が祀られ、道行く人々を見守っている。

大山寺県営駐車場(11:31)

南光河原 大山寺橋より(11:44)

夏山登山道取付(11:46)

石の大鳥居(12:01)
支尾根を乗り越すと、また車道に出るが、こんどは目の前に古道の取付がある。その交差点に、大山寺本殿(現在の大神山神社奥の宮)再建時(享和二年(1802))の棟梁、三輪平太(京都の宮大工)の墓が建っている。傍らの説明書きに、「地元大工の恨みを受けて本殿の柱を短く切られ、余儀なく設計の変更をしたが、責任を感じてこの地で自害した」、とある。これより、横手道の核心。ブナやミズナラの色づく落葉道は、まことにのどかで心地がよい。一町地蔵に出会い、やがて桝水高原スキー場の展望所に着く。約2㌔の道のりに45分を要して逍遥。

三輪平太の墓(12:01)

一町地蔵(大山道)(12:22)

大山道(12:43)

桝水高原スキー場 展望所より(12:46)
展望所からは桝水高原が一望でき、彼方に弓ヶ浜(夜見ヶ浜)が霞んでいる。観光客で少々にぎやかだけれど、おかまいなくベンチに陣取って、お弁当を食べる。横手道歩きはここまでにして、茅戸のスキー場ゲレンデを下る。観光リフトに乗るのも良いのだが、700円いただきますとのことで(片道だけの料金設定はない)、即、やめにする。茅戸の斜面に付けられた踏跡は明瞭で、難なく県道のバス停に降りた。折よく、7分待ちで大山寺行きの「る~ぷバス」がある。で、乗ったのはよいが、大山まきばみるくの里、大山ガーデンプレイス、植田正治写真美術館、大山ロイヤルホテル、ガンバリウス・久米桜酒造、森の国をめぐる、呼名どおりの大きなループ。運賃200円で、約40分の車上ミニ観光ができて、カミさん大喜び。

茅戸のスキー場ゲレンデ取付(13:18)

茅戸のスキー場ゲレンデ出口(13:33)