三瓶山(さんべさん)
 
2人 2018.10.08 
国民宿舎さんべ荘前(9:40/58)→女夫松コース登山口(10:01)→休憩所(10:13/17)→孫三瓶山分岐(10:27)→風越(11:01)→子三瓶山(11:29)→扇谷分岐(11:58)→男三瓶山(12:57/13:27)→西の原コース→自然歩道分岐(15:00)→定めの松バス停(15:14/39)⇒路線バス⇒起点(15:45)

軌跡図
                                                            所要時間:5時間17分、歩行距離:7.56㎞

 この地図は、国土地理院の地形図を使用したものである。

アルバム
カミさんと秋の三瓶山へ花見ハイク。国民宿舎さんべ荘前バス停横の駐車場に車を駐める。県道30号三瓶山公園線に出ると、向いに女夫松(みょうとまつ)地蔵への階段がある。これを上がった奥に、女夫松コースの登山口がある。

国民宿舎さんべ荘前のバス停(9:58)

女夫松コース登山口(10:00)
12分ほどのところに休憩所があるが、あまり使われている様子はなく、かなり傷んでいる。さらに10分、孫三瓶南尾根ルートと横手道ルートが分岐。この際、楽な横手道を選ぶ。闊葉樹林の斜面に切られた道は、草花にも出会えて心地よいけれど、細くなって歩き難いところもけっこうある。孫三瓶分岐から35分近くを要して、風越峠に着いた。

休憩所(10:13)

孫三瓶山分岐(10:27)

女夫松コース標高650mあたり(10:33)

風越峠(11:01)
孫三瓶の斜面から、元気のよい子供の声が聞こえてくる。今日は連休とあって、親子連れが多いようだ。子三瓶への上りでは、早々にリュウノウギク、センブリ、リンドウなどが出迎えてくれ、カミさんはニカニカ顔。25分ばかりで頂稜に上がり、ススキの原の子三瓶山頂でひと休み。あいにく、男三瓶の頂には雲が湧いている。

孫三瓶山 風越峠より(11:02)

子三瓶山頂稜(11:28)
子三瓶北面の道を下れば、足下に広がる赤雁山の南陵が美しい。そして赤雁山に差し掛かるころには、男三瓶の頂稜も晴れて、お鉢四座を眺めながら扇谷分岐へ降りることができた。いよいよ今日の核心、男三瓶への急登がはじまる。

赤雁山南陵 子三瓶北面道より(11:48)

赤雁山と女三瓶 赤雁山南陵より(11:51)

男三瓶山 赤雁山東面より(11:55)

扇谷分岐(11:58)
カミさんにきつそうな様子はないが、なれない急なゴーロに手間がかかる。扇谷の乗越鞍部から、50分を要して山頂台地に上がった。いつもは素敵なススキの原も、あいにくのガスで四周の景色は真っ白け。まあ、こうゆうのも良い。ともあれ、三瓶山頂神社にお参り。展望台のベンチに腰かけてお弁当を食べたあと、証拠写真を撮って、西の原コースへ下る。

男三瓶山山頂台地の西の原コース分岐(12:53)

男三瓶山頂稜(12:55)

男三瓶山頂上(12:57)

男三瓶山頂上(13:26)
西の原コースは眺めがよいので下山ルートに選んだが、あいにくの天気。ひたすら西尾根のガレ道、そして樹林帯のジッグザッグ道を下った。カミさん、あまりの長さに少々うんざりの様子。ようやく中国自然歩道に合流して西の原の草原に飛び出した時は、救われた心地になる。

西の原コース標高880mあたり(14:10)

西の原コース標高850mあたり(14:14)

西の原コース扇沢分岐(14:59)

西の原東端(15:04)
草原から顧みる男三瓶山は、いまだに肩から上を雲のベールで隠している。子三瓶はてっぺんまで見えるが、日差しのない曇り空での眺めは、今一つ。これより起点まで約3㌔、もう歩く気になれない。定めの松バス停に出てみれば、折よく25分の待ち時間でバスがある。山の神様に感謝!大楽ちんをして起点に還る。

男三瓶(左)と子三瓶 西の原より(15:14)

定めの松バス停(15:19)
出会った草花 

ヨシノアザミ(キク科)

キバナアキギリ(シソ科)

ヤマラッキョウ(ユリ科)

リュウノウギク(キク科)

リンドウ(リンドウ科)

センブリ(リンドウ科)

アキノキリンソウ(キク科)

イヨフウロ(フウロソウ科)

コウゾリナ(キク科)

ヤマシロギク(シロヨメナ)(キク科)

 シラヤマギク(キク科)

マツムシソウ(マツムシソウ科)

ミヤマママコナ(ゴマノハグサ科)

 カワラナデシコ(ナデシコ科)

ノアザミ(キク科)

アキグミ(グミ科)

ホツツジ(ツツジ科)

オミナエシ(オミナエシ科)

ツリガネニンジン(キキョウ科)

ヤマボクチ(キク科)