障子ヶ岳(しょうじがだけ)米ノ餅山(こめのもちやま)負駄木山(おいだきやま)・エブリ山
 
単独 2017.12.03 
秋掛秋中分れ(7:27/34)→峠(7:39)→亀尾川BS(7:52)→障子ヶ岳(8:54)→障子ヶ岳南峰(9:10)→南峰南東尾根展望岩(9:24/34)→障子ヶ岳(9:57)→展望岩(10:12)→分岐(10:20)→分岐(10:50)→県道2号線の県境(11:39)→米ノ餅山(12:31/53)→負駄木山(13:45)→エブリ山分岐(14:02)→エブリ山(14:08/13)→日南木屋峠(14:29)→生見川分岐(14:39)→峠(14:51)→生見川口(15:28)→起点(15:38/50)

軌跡図
                                                所要時間:8時間04分、歩行距離:約17㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
先週に続いて岩国市美和町の山歩き。今回は、岩国市と廿日市市の県境尾根、障子ヶ岳から日南木屋峠(ひなたごやだお)までを繋いだ。秋中分れBS前の非常駐車帯(県道2号岩国佐伯線)に車を駐める。起点までの途中、朝日に染まる障子ヶ岳の秀麗に出会い、お天道様に感謝。県道を浅原方面へ戻り、亀尾川BSを過ぎたところで、右の里道に入る。左手北方向に、米ノ餅山が秋の様相を朝日に輝かせている。県道から約100m、不在民家の先でササに覆われた山道になるが、ひと漕ぎでスギ林の谷間に入って解消。

障子ヶ岳 県道2号線終点(浅原)より(7:08)

秋中分れ(県道2号線)(7:33)

亀小川BS東側(7:54)

障子ヶ岳への山道取付(7:56)
道は、左手の尾根へ取り付き、ササの茂る踏跡を混ぜながら、やがて障子ヶ岳西肩の県境尾根に上がる。明瞭な尾根径を東へひと登りすると、見覚えのある障子ヶ岳山頂に達した。

障子ヶ岳西尾根の肩(8:47)

障子ヶ岳山頂(8:54)
この際、前回果たせなかった南峰の南東尾根を、ちょこっと歩いてみることに。取付にはテープがあり、ササや潅木が茂っているが、かつての切り開き径が尾根に沿っていた。約150m先の南東ピークは、南西面が懸崖になって展望がきく。絶佳と言うほどのものではない。小瀬川ダムの堰堤天端から眺める懸崖は、このあたりだと思うのだが…。少し下ってみたが、さらなる懸崖はなさそうなので、二代木山(にたいぎさん)、宝田山(ほうでんさん)、真珠湖などを眺めやって引返す。障子ヶ岳から西に県境尾根をたどる。障子ヶ岳西肩ピークの西面には大岩があり、上にあがると、羅漢山やエブリ山を垣間見ることができる。

障子ヶ岳南峰南東尾根分岐(9:15)

二代木山 南峰南東尾根より(9:19)

宝田山、尾瀬川ダム 南峰展望岩より(9:32)

羅漢山、エブリ山 障子ヶ岳西尾根の展望岩より(10:12)
展望岩から300mばかり下ったピークで、尾根は分岐する。県境尾根は右なのだが、うっかりデープの付いた左の明瞭径へ下る。県道がすぐ下に見える段になって気付き、あわてて登り返す有様。どうやら、こちらが障子ヶ岳へのメインルートのようだ。県境尾根に戻ってからは、それなりの踏跡はあるものの、バカ尾根で分かりにくく、左や右の支尾根に迷走。でも、樹間越しに米ノ餅山からエブリ山の稜線が眺められたりして、けっこう愉しい。市野川を渡渉して県道2号線に上がり、米ノ餅山南尾根へ上り返す。広島県・廿日市市標識の南側(岩国市側)に取り付きがある。

県境尾根分岐(10:19) 

米ノ餅山など 県境尾根標高525mあたりより(10:56)

市野川左岸の県道2号線県境(11:37)

米ノ餅山南尾根取付(県2)(11:41)
スギ林の尾根に径が続き、やがて作業道になって、米ノ餅山山頂に至る。とても楽ちん。昼食を済ませて北尾根へ。北頂稜の西面約200mが皆伐・植林されて開け、これから向かう負駄木山、エブリ山が見渡せる。スギ林の尾根に戻っても、負駄木山まで、作業道が左手に付いたり離れたり。時々再々、尾根道になったりして、大楽ちんで負駄木山に達す。ヒノキ林の中に、四等三角点(点名「大谷」)は見つからない。歩き易いヒノキ林の尾根径を西へ約580m、エブリ山北尾根の作業道と出合う。

米ノ餅山南尾根に沿う作業道(12:06)

米ノ餅山山頂(12:32)

エブリ山、負駄木山 米ノ餅山北頂稜より(12:55)

負駄木山南東尾根に沿う作業道(13:36)

負駄木山山頂(13:45)

エブリ山北尾根分岐(14:02)
で、エブリ山山頂にはKDDIの電波塔が建っていたらしいが、今は撤去されて茅戸の原になっている。周りはスギ林が取り囲んで見晴しはない。落ち葉絨毯の廃作業道を北に下り、日南木屋峠(ひなたごやだお)の岩国市側に降りた。里道根木ノ骨(ねきのこつ)線の堀切峠で、羅漢山への取付は廿日市市側にある。南に10分ばかり下ったところで、左に分かれる生見川線に入る。10分ばかりで峠を乗り越すと、谷あいの後背に二代木山が納まっていた。よい眺め。10分ほどで生見川上の集落に出て、やがて県道134号秋掛錦線に合流。左に取り、秋中の往来を抜けて起点に還った

エブリ山山頂(14:08)

日南木屋峠のエブリ山&負駄木山取付(14:29)

生見川分岐(市道根木ノ骨線)(14:39)

生見川戦の峠(14:51)

二代木山 市道生見川線の峠の南側より(14:52)

生見川上の集落(15:05)

生見川口(県134)(15:28) 

秋中の家並み(15:36)