三本木山(さんぼんぎやま)藤ヶ丸山(ふじがまるやま)鷹の条山(たかのじょうやま)
 
単独 2016.11.28 
JR芸備線上深川駅(6:26/45)→三本木山取付(8:32)→斜滝(8:40)→分岐(9:01)→稜線(9:23)→展望岩(9:37)→分岐(9:55)→分岐(10:06)→三本木山三角点(10:13)→新広島連絡線鉄塔№38・三本木山山頂(10:15/20)→展望岩(10:39)→東屋(10:42)→登山口(10:56)→藤ヶ丸山(11:22)→呉娑々宇山分岐(11:40)→呉娑々宇林道(11:57)→林業体験広場(12:02/05)→グランドゴルフ場(12:19)→管理センター(12:33/53)→鷹の条山(13:03/19)→新広島連絡線鉄塔№40(13:23/28)→巡視路(13:57)→広島西条線鉄塔№6(14:02/06)→安芸中央霊園入口(14:08)→起点(14:52)
アルバム

JR芸備線上深川駅(7:46)

小河原の三本木山取付(8:33)
広島市近郊の山歩き。小河原から三本木山、藤ヶ丸山、鷹の条山と、周回ハイキング。芸備線上深川駅を6時45分に出発。天気は好晴、小河原川右岸の土手道を南にたどる。フロンティアリネンサプライの前で市道に合流。左に取り、「ふかわの湯」前を経て山陽自動車道の側道へ。三本木山への取付は、志和31ガードの南側(二万五千分の一図の破線径より少し北側)にあった。

斜滝(8:42)

三本木山北尾根への分岐(9:02)

三本木山 北尾根より(9:56)

三本木山三角点(10:14)

三本木山山頂・新広島連絡線38(10:18)

長者山連山 新広島連絡線より(10:16)

高鉢山連山 新広島連絡線38より(10:17)

鷹の条山 新広島連絡線38より(10:20)
径は谷の右岸に続いて、180mばかり上がったところで斜めの露岩滝に出合う。さらに20分ほど上がると、谷径と右岸尾根への取付径に分かれる。小河原・上深川愛林会の標識が尾根へ誘導している。この際、谷径を捨てて斜面径に取り付いた。なかなかの急登で、ところどころでシダが茂り、木登り状態の岩場まである。20分で稜線に上がり、かの矢印標識に誘導されていくと、410m峰から主尾根を外れて東側の谷に下る有様。おかげで展望岩から三本木山の東面を眺めることができた。410m峰に戻って主尾根に沿う。はじめは少し茂るが、ほどなく明瞭になって、やがて三本木山の三角点に達した。途中、東面に開けたところがあって、三本木山を間近に眺め、長者山連山を同定する。三角点の右手には、よく踏まれた波線径が上がってきている。どうやら、こちらがノーマルルートのようだ。三角点は頂稜の北側にあり、三本木山の頂上は30mばかり南。北側に新広島連絡線鉄塔№38が建っている。東西が開け、長者山連山、高鉢山連山、二ヶ城山(ふたつがじょうざん)、鷹の条山などを同定できる。

東屋(大岩展望台)(10:42)

遊学の森展望広場・三本木山登山口(10:56)

藤ヶ丸山登山口(藤ヶ丸線)(10:59)

藤ヶ丸山山頂(11:22)

藤ヶ丸山西鞍部で見かけた名残りモミジ(11:32)

呉娑々宇山分岐(11:40)
南尾根に遊歩道が続き、190mばかりで南峰になる。灌木に遮られて展望はないが、こちらの方が3mほど高い、と思う。さらに90mばかり下ったところに岩場があって、遊学の森や藤ヶ丸山の展望所になっている。その100m先、482m標高点に東屋が建って大岩展望台と記されているが、あたりに大岩はなく、遊学の森を見下ろすだけの場所である。送電塔のある三本木山山頂から25分で遊学の森展望広場に降りた。林道(藤ヶ丸線)向かいの藤ヶ丸山遊歩道に取り付く。23分で藤ヶ丸山山頂に達し、西尾根の踏跡を下る。ほどなく鞍部の遊歩道に合流。名残りもみじが、晩秋の里山に独りで色を添えていた。鞍部を上り返して、藤ヶ丸山の西峰に上がる。この山も、こっちの方がちょっと高い。呉娑々宇山へ続く主尾根の道を左に見て、右の北尾根の道を下る。

藤ヶ丸山下山地点(呉娑々宇林道)(11:58)

林業体験広場・もりの学校(12:02)

鷹の条山 グランドゴルフ場北の林道より(12:22)

森林公園管理センター(12:33)

鷹の条山遊歩道(12:57)

鷹の条山山頂の山城展望台(13:03)

藤ヶ丸山 山城展望台より(13:08)

広島市森林公園 山城展望台より(13:08)
心地の良い遊歩道で、15分で呉娑々宇林道に降りた。右に取ってカーブを回ると、林業体験広場があり、もりの学校などの施設や遊具を見学させていただく。林道を道なりに下ること15分、グランドゴルフ下の分岐を左に取る。右側が谷になって開け、鷹の条山が指呼の間に広がった。さらに8分の下り、管理センターのある第一駐車場に至る。休憩ベンチで昼食を済ませ、鷹の条山へ。丸太階段の遊歩道がジッグザッグに続いて、10分で山頂の山城展望台へ上がる。山のあちこちに中世山城の曲輪や番小屋などが再現されているが、老朽化して立ち入れないところも出てきている。展望台(本丸)はまだ健在で、四周に広がる広島市近郊の山々を眺めて、飽きることがない。とりわけ、藤ヶ丸山、三本木山、森林公園の様子がよく分かる。

鷹の条山三角点(13:13)

三本木山と昆虫館 鷹の条山の北頂稜より(13:20)

新広島連絡線40(13:23)

広島西条線6(14:02)

木ノ宗山 安芸中央霊園前より(14:06)

安芸中央霊園前(14:08)
鷹の条山の三角点は、甲丸(つめのまる)(本丸)へ上がる歩廊(ほろう)の間にあった。歩廊が板壁で閉ざされているので、高い柵を乗り越えて頂稜の北側に移る。こちらには南東面ルートがあるようだが、通行止めになっているんだろうか。北尾根には送電塔巡視路があり、ひとくだりで新広島連絡線鉄塔№40に出た。これより巡視路はなく、シダが茂る微かな踏跡をたどる。25分ばかりで再び送電線巡視路に合流して、ほどなく広島西条線鉄塔№6に出合う。北尾根に踏跡があり、ひとくだりで安芸中央霊園の前に出た。そこには、福田の家並みと木ノ宗山の南面が広がっていた。あとは山陽自動車道に沿う里道をたどって、来た道へ戻ればよい。



軌跡図
                                                   所要時間:8時間07分、歩行距離:17.5㎞