立岩山(たていわやま)市間山(いちまやま)
 
7人 2013.11.23 
坂原地区西端のR186停車帯(8:15/32)→立岩山登山口(8:34)→上水施設(8:40)→立岩山稜線(10:47)→観音岩(11:43)→立岩山(11:51/12:30)→最低鞍部(12:51)→市間山(13:49/57)→市間山登山口(14:52)→林道臼谷線(15:03)→牛首・タブキ峠(15:08)→坂原浄化センター(16:17)→出発点(16:36) 
 
坂原地区西外れの国道186号線停車帯に車を駐めて、100m東の野菜無人販売所の横からタテイワ谷左岸の道に入る。簡易水道施設を過ぎると、道のへりに雪が現れ始め、ドンデ谷に至って踏跡は完全に覆い隠されてしまった。ドンデ谷の左岸斜面にルートを探すが儘ならず、あきらめて、急な左岸尾根と多少緩やかに見える右岸尾根の二手に分れて取り付いた。急な左岸尾根へ取り付いた組が正解で、リーダーに誘導されて右岸尾根に渡った組はずいぶん遅れて稜線に上がる始末。左岸尾根の組は、これを待ちきれず日の平山まで足を延ばしており、その帰りを待って双方が合流する、という有様。リーダーの大失態である。稜線の雪は深いところで20㎝近くあり、闊葉樹はきれいに葉を落として、すっかり冬山の様相を呈している。美しい紅葉には出会えなかったが、のどかな雪山をちょこっと味わった、と思う。かつて観音様が祀られていた立岩の石積みが心なし小さくなっているような気がした。立岩山の山頂に立ち、四周の景色を楽しむ。とりわけ、足下の竜神湖、西から北東にかけての十方山、内黒峠、苅尾山、深入山の連なりが美しい。Mさんのご冥福を祈って黙祷。風のない穏やかな日差しの中で昼食を済ませ、市間山に向かう。落葉の敷き詰められたブナ森もよいが、雪に覆われた静かなブナ原の逍遥もまた良い。市間山に着くころになってSさんが不調になり、休憩を入れながらようやく市間山の山頂に辿り着く。「目の前に星がチラついた。午前中張り切りすぎたのが原因かもしれん」、というのが本人の弁であるが、山頂でひとり飲んでいた缶ビールが全く関係ないとは言い切れまい。大休止して東尾根を下る。イチガ谷の頭の東面に急な下りがある。雪のためもてあましている者もいるが、Sさんはスイスイ下っている。足が攣っているのに、下るぶんには支障がないようだ。予定の時間を大幅に遅れて、登山口に降りる。疲れた様子はあるが、みんな元気だ。臼谷林道の長い道程を黙々と歩き、国道186号線に出て、起点に還る。前期高齢者には些か強行軍だったかもしれない。
アルバム

立岩山登山口(8:34)

簡易水道施設(8:41)
   

立岩山稜線間近の登り
(10:45)

立岩観音(11:43)
   

立岩山山頂(11:52)

立岩山北東尾根の急な下り(12:45)
   

ようやく辿り着いた市間山山頂(13:49)

イチガ谷の頭(14:13)
   

市間山登山口(14:52)

臼谷林道合流点(15:03)
   

牛首(15:08)

出発点(16:36)
   



軌跡図 
                                                   所要時間:8時間04分、歩行距離:15.2㎞