花見山(はなみやま)成羽町吹屋(なりわちょうふきや)
 
 2人 2011.04.24&25
4/24 
新見千屋温泉いぶきの里(10:08/20)→登山口(10:30)→第一休憩舎(10:54)→第二休憩舎(11:06)→下の滝分岐(11:08)→北峰(12:09)→花見山(12:28/13:02)→1146m峰(13:25)→スキー場リフト終点(13:32)→桑平峠(14:43)→R180(15:31)→新見千屋温泉いぶきの里(16:30)
4/25 
新見千屋温泉いぶきの里(8:30)→成羽町吹屋「笹畝坑道」(10:08)→旧広兼家住宅(10:37)→ベンガラ館(11:10)→郷土館(11:20)→旧片山家住宅(11:32)→吹屋小学校校舎(11:56)→ラフォーレ吹屋(12:00)
 
今年の春の旅行は、新見市の花見山と成羽町の吹屋。千屋温泉いぶきの里に着いたのは10時過ぎ。楽々園から2時間半の道程である。身支度を整えて、南側のオートキャンプ場へ上がる道をたどる。オートキャンプ場を抜けて、いぶきの里スキー場のゲレンデに入ると、道は未舗装になり、やがてゲレンデを右に見て、スギの植林地に入る。スキー場の尾根の一つ南側の尾根(871m標高点)を回り込んで行くと、切土斜面の上に第一休憩舎があった。さらに400mのところに第二休憩舎があり、その50m先に花見山の取付があった。千屋温泉から約45分である。スギ林の中に花見山の矢印を記した標識があるが、一面に雪が残っており、踏跡の所在はまるで判らない。ズボズボはまりながら尾根に上がると、雪は少なくなり、径があった。尾根をそのまま登って行けば、北峰(1128m)であるが、径は北斜面を横切って、一つ北側の枝尾根を上っていた。この枝尾根の急なこと、おまけに一帯は除間伐作業が行われており、放置された伐採木が行く手を阻むことおびただしい。稜線に上がってみれば、結構茂っている。取付から1時間半近くかかって、やっと頂上に着く有様である。頂稜の北側には、まだ沢山の雪が残っていた。切り払われた東斜面に腰を下ろし、毛無山から大山にかけての山座同定を楽しみながら、美味しいお弁当をいただく。帰りは、南尾根を下って県道111号線に出て、桑平峠を越えてR180を千屋温泉に還った。が、登路の難渋と、単調な道路歩きの長さに、女房殿はすっかり機嫌を損ねてしまう。平に謝って、やっと口をきいてもらう始末。反省しています!明けて2日目、女房殿のご機嫌はよろしく、吹屋観光を楽しむ。笹畝坑道、旧広兼家住宅、郷土館、旧片山家住宅、吹屋小学校とめぐり、最後、ラ・フォーレ吹屋に寄って、岡山牛ご膳というグルメな昼食(2,625円)で仕上げた。吹屋は三度目であるが、以前に比べ観光地としての施設整備がずいぶん進んでいるようだ。それにしても、弁柄商家の隆盛ぶりには驚かされる。また、4月の終わりというのに吹屋小学校の桜は満開で、静かにたたずむ古い校舎と、実に良く調和していた。この小学校も、少子化の波はいかんともしがたく、今年度末をもって廃校になると聴く。
アルバム

花見山 新見千屋温泉いぶきの里より(4/24 10:19)

新見千屋温泉いぶきの里(10:22)
   

花見山取付(11:08)

花見山山頂の東屋(12:30)
   

花見山山頂(13:01)

伯耆大山 花見山山頂より(13:01)
 

剣山 R180休石より(15:45)

広兼邸(4/25 10:37)
   

吹屋の街並(11:52)

吹屋小学校(11:58)
 



軌跡図 
                                                   所要時間:6時間10分、歩行距離:16.1㎞ 
  この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。