坊主西峰(ぼうずせいほう)広高山(ひろこうやま)後冠山(うしろかんむりやま)
 
単独 2010.04.24 |☂
出合橋(7:32/44)→八郎橋(8:28)→オオガ谷出合(8:52)→ミチガ谷出合(9:12)→林道青山線入口(9:17)→最低鞍部(9:30)→青山キビレ(10:15)→1060m峰(10:37)→坊主西峰(11:15)→1099m峰(12:02)→鞍部(12:31)→広高山(13:08/28)→ボーギのキビレ(13:47)→後冠山(14:09)→ホン谷分岐(14:26)→登山口(14:42)→シナノキ谷出合(14:55)→毛部田橋(14:58)→奥出合橋(15:13)→小川3号橋(15:29)→小屋(15:32)→出合橋(15:40)
アルバム

出合橋手前の毛ばりつり専用Ⓟ(7:34)

八郎川と主川の出合(8:31)
今回の分水嶺歩きは、大杉谷南の最低鞍部から後冠山まで。出合橋の駐車場に車を置いてR488を辿るが、毛ばりつり専用という看板が気になりだして引き返し、200m上の離合スペースに置き直す始末。15分のロスタイム。おまけに冷たい小糠雨が降りだした。萎える気持ちを奮い立たせて、再スタート。出合橋から八郎橋まで約45分。橋を渡って林道三坂八郎線を200mぐらい行くと、径は左に大きく折れ曲がって、右下に八郎川と主川が合わさっているのが見える。さらに20分行くと、オオガ谷が出合っている。右岸に舗装された立派な林道が上っているが、谷の3分の2ぐらいの所で終わっているらしい。(ゆっくり歩いて15分の距離とか)
 

ミチガ谷出合(9:13)

ヒロコウ谷と高井山 青山キビレ西の稜線より(9:54)
オオガ谷出合からさらに20分、青木橋が架かって左からミチガ谷が出合っている。こちらも右岸に林道が上っているが、未舗装で入口にゲートがある。道は、坊主山北側の頂上直下まで続いているようだ(頂上まで150mぐらいの所)。オオガ谷出合から400mばかり先にある、林道青山線に入って、大杉谷から県境尾根に上った。ヒロコウ谷側(サコノエキ、ナシガエキ)は、闊葉樹が伐採されて、見晴しがとても良い。新緑や紅葉の季節は、さぞ美しいことだろう。
 

青山キビレ(10:15)

坊主西峰山頂(11:18)
大杉谷南の県境尾根を辿り、1002m峰を東に下った鞍部が青山キビレ。北側は鬱蒼とした杉の植林帯、南は若い闊葉樹の疎林である。北側の谷を下れば林道青山線の入口あたりに出る。青山キビレから1時間で、坊主山南西の1121m峰に立つ。あたりには杉の大樹が林立している。桑原先生はここを坊主西峰とされている。坊主山へは西の稜線を下って、鞍部を東に上り返す。
   

ニシノヤマタイミンガサの群生(11:32)

ミズナラの巨樹(12:47)
坊主西峰から県境尾根は南に転じ、15分も下ると広い鞍部に出る。西はノブガ原谷の源頭、東は150m下がシナノキ谷である。杉の大樹の下にニシノヤマタイミンガサ(西の山大明傘)が群生していた。これをヤブレガサと勘違いする人が多い。イリコノエキ鞍部から急な尾根を上り返した所にミズナラの巨樹があった。地上3mぐらいで二股に分かれて立ち上がり、周りの樹々を圧倒している。ここから広高山主稜までが最後の正念場で、20分ばかり急な登りが続く。
   

広高山山頂(13:28)

ボーギのキビレ(13:47)
広高山の頂上は、雑木に囲まれて展望はない。以前は大きな倒木があって、その上から冠山や大神ヶ岳を眺めることができたが、朽ちて自然に還り、笹が茂っている。ここで遅い昼食にした。ヒロコウ谷の源流域とブドウゴヤ谷が突き合わさった鞍部をボーギのキビレと呼ぶ。ブドウゴヤ谷の右岸に径があり、辿ればホン谷に降りる。
   

後冠山山頂(14:09)

ホン谷右岸に広がるブナの疎林(14:30)
ボーギのキビレを上り返した所が、後冠山。笹ヤブの中に標柱がある。冠山の西に位置することから、西冠山とも呼ばれている。広島、山口、島根の県境尾根がここで交わっている。後冠山からは登山道に出て、松の木峠分岐からホン谷に下った。ホン谷は穏やかな渓である。とりわけ、源流域の沢と冠山西斜面のブナ林は、いつ訪れても美しい。
   

安芸冠山 小川林道より(10:53) 

ケブタ(毛部田)の谷出合(14:55)
ホン谷分岐から20分、登山口のある林道終点に降り立つ。小川(シラグチ谷)左岸の林道から南を振り返れば、冠山北面の懸崖が指呼の間に見える。林道終点から15分ばかり下った所で、ケブタの谷が出合っている。左岸にワサビ田の管理道があり、これを辿って渓をつめれば、広高山から南に下った県境稜線の鞍部に出るらしい。
   

奥出合橋(15:13) 

作業小屋(15:32)
ケブタ谷の出合から1.5㎞ばかり下ると、シナノキ谷が出合って、奥出合橋が架かっている。シナノキ谷の左岸に林道が続いているが、700mぐらい先で終わっている。奥出合橋から20分ばかり下ると、小川左岸の平坦地に大きな小屋が建っている。車が止まっており、傍らの畑で作業に精を出していられた。ここからR488までの約800mが最近舗装されたようだ。
   

カタクリ(13:55)

アナグマさん(15:05)
後冠山への登り斜面でカタクリの花を見かけた。例年この時期に開花が始まるが、今年は寒い日が続くため、蕾は硬く閉ざされている。小川林道を下っていると、コブドチ谷の出合を過ぎた所で、アナグマに遭遇。逃げられるかと思いきや、側溝に入ってじっとこちらを見ている。そーっと近づき、写真を撮らせてもらった。 
 



軌跡図 
                                                   所要時間:8時間11分、歩行距離:25.6㎞