

広島市の里山歩き、今回は日浦山から高城山まで。7時20分にJR海田市駅を出発。県道151号から県道274号瀬野船越線に出て右に取り、最初の四つ角で左折。小路を170mmも上がると細い階段径になり、ほどなく墓地に出合って終わる。そこは日浦山南西尾根の末端で、尾根筋に踏跡あり。ひと上りで太子堂に出会う。上の尾根肩に上がると、立派な石の鳥居の奥に、小さいけどしっかりした社がある。中にはお大師さんのような石像が祀られている。うーむ。肩を北に下って、大師寺からの日浦山Bルートに合流。あとはルンルン。
JR海田市駅(7:20)	日浦山取付(7:29)

大師堂(7:40)	日浦山Bルート登山道(7:42)

よく踏まれた遊歩道が続き、30分で日浦山の山頂に着いた。あいにくの曇り空だが、南西面180度に広がるパノラマ風景は素晴らしい。しばし、山座同定を楽しむ。
日浦山山頂(8:16)	瀬野川河口　日浦山山頂より(8:14)

金ヶ燈籠山など　日浦山山頂より(8::15)	洞所山、原山など　日浦山山頂より(8:15)

北東主稜線の道も、よく踏まれて快適。少し下ったところに展望岩があって、安芸区北方の山々を一望できる。さらにひと下りした為角分岐のピークにもベンチ付きの展望所あり。瀬野川に沿う街並みを瞰下して、その後背に洞所山から矢野へ流れが連なっている。やがて、TSSテレビ塔跡の広場に出る。稜線道は、ここで左右に分かれる。左の影コースがメインルートらしいが、災害復旧工事のため通行止め(令和2年7月から令和3年3月下旬)になっている。なので右のルートを選ぶと、決して悪くはない。25分ばかりで畑賀の里道に降りた。畑賀川を間において、蓮華寺山の南尾根末端が指呼の間にある。
為角分岐(8:27)	為角分岐ピークの展望所(8:27)

影コース分岐(8:43)	TSSテレビ塔跡広場の休憩ベンチ(8:43)

日浦山下山地点(畑賀)(9:13)	蓮華寺山南陵　畑賀(一)より(9:17)

中野(二)の丸善ストアーの辻を左に取り、北西に向かって約５分、山裾の民家で市道が終わる。谷沿いに続く里道に入ってすぐ、左手の山道に取り付いて枝尾根に上がる。ほどなくJR中野瀬野線鉄塔4号に出会い、下生えのない雑木尾根を上っていくと、101.9峰三角点があった。さらに雑木尾根を上ること20分、蓮華寺山登山道に合流する。
蓮華寺山取付地点(9:36)	JR安芸中野瀬野線4(9:41)

101.9峰山頂(9:49)	蓮華寺山登山道合流地点(10:10)

石仏の安置された道が尾根に沿って続き、やがて蓮華寺奥の院跡に着く。南端に傾いた五輪塔、往時をしのぶ。一段上がった肩が、蓮華寺山憩の森の休憩広場になっている。古い墓などがあることから、ここも奥の院の境内だったのだろう。休憩広場から10分余りで蓮華寺山のてっぺんに着く。「中世山城枕城跡」の札が掛けられている。南面に展望があるが、あまりよろしくない。高城山への縦走路に入る。鹿子垣内(かねかきうち)林道が西面に沿うようになり、国交省の安芸無線中継所へちょっと寄り道。戻って、よく踏まれた尾根道を北へ北へ。水越峠への分岐を過ぎて15分、高城山北頂稜に達す。左はみどり坂団地、右に取るとすぐ高城山の頂上広場に出た。南東面の見晴らしよく、瀬野川左岸の山嶺に親しみながら、至福のお弁当。
蓮華寺跡(10:29)	蓮華寺山憩の森休憩広場(10:33)

蓮華寺山山頂(10:53)	427.9峰山頂(11:32)

水越峠分岐(11:53)	高城山山頂(12:36)

原山、洞所山など　高城山山頂より(12:36)	水丸山連山　高城山山頂より(12:36)
すっかりよみがえって北東尾根の道を下り、みどり下登山口へのコースを選ぶ。高城山山頂から30分あまりで登山口、みどり坂小学校を左手に階段歩道を下り、瀬野(二)の街路に合流。終点のJR瀬野駅は、もうすぐ。
みどり上登山口分岐(12:50)	高城山登山口(13:09)

高城山取付(13:12)	JR瀬野駅(13:26)