吉和冠山(よしわかんむりやま)
 
2人 2020.05.05 
松ノ木峠(9:16/21)→赤い防火用水ドラム缶(9:44)→展望地(10:59/11:02)→図根三角点(11:08)→寂地山分岐(11:23)→小川林道分岐(11:35)→冠山(11:59/12:43)→寂地山分岐(13:17)→起点(14:50)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     所要時間:5時間27分、歩行距離:約10㎞

アルバム
昨日、緊急事態宣言が5月31日まで延長された。新たな感染者の数は減ってきているが、気を緩めたときのリバウンドが怖い。で、恒例のカタクリ観賞は、近場の吉和冠山にする。旧冠高原ヒュッテには、先行者の車が5台。僕たちは、北西に少し離れたR434旧道分岐に駐める。雪のない松ノ木峠コースをたどるのは久しぶりだ。スギ林の中にポツンと立つ、赤い防火用水ドラム缶がなつかしい。

松ノ木峠登山口(9:24)

赤い防火用水ドラム缶(9:44)
ジャノウツ山を越えると長い上りがはじまり、約1時間で展望地ピークに達す。今や展望地とは名ばかりで、羅漢山の眺めは樹間越し。一息入れて約120m、図根三角点に出会ったところからカタクリのお花畑がはじまる。近年にない暖冬だったので心配していたが、みごとなものだ。カタクリさん、そして山の神様、ありがとうございます。

展望地ピーク(10:59)

羅漢山など 展望地ピークより(11:01)

図根三角点(11:08)

カタクリ(ユリ科)(11:10)
カタクリを愛でながらの道行き、ときおりエイザンスミレやムシカリに出会う。林間には、ウグイス、ミソサザイ、ツツドリの鳴き声やキツツキのドラミング。やっぱり冠山は良い。ブナ森の土滝山、太田川水源鞍部をめぐって冠山に到着。10数名の先行者が食事中のため、展望地から十方山などを眺めやって、早々に山頂を離れる。とは言え昼時、我われも約80m南西の頂稜に陣取り、カタクリに親しみながらお弁当を食べる。満ち足りて、往路を下山。起点に帰り着いて数える車は、12台。うーむ、密になっている。

土滝山山頂(11:21)

寂地山分岐(11:23)

小川林道分岐(11:35)

冠山山頂(11:59)

十方山、恐羅漢山など 冠山展望地より(12:01)

旧冠高原ヒュッテとR434旧道分岐(14:49)