道後山(どうごやま)
 
12人 2010.05.15 
さつき荘前Ⓟ(9:44/50)→山の家玄関(9:51)→月見が丘Ⓟ(10:17)→キャンプ場(10:21)→休憩所(11:10/15)→1271m峰(11:44)→道後山(11:51/13:31)→大池(13:42)→岩樋山(14:05/15)→休憩所(14:30)→月見が丘(14:59)→さつき荘前Ⓟ(15:00)
アルバム

道後山山の家の玄関前で(9:50)

前座野呂を行く(10:03)
このメンバーでの山行は、ほんとうに久しぶりだ。世話役(Fさんのこと)の体調不良で休眠していたが、どうにか御快癒され、再開の運びとなった。山歩きというよりも、山上での宴会に主眼が置かれており、グルメ山行会と名付けている。で、楽に登れて、眺めはどこにも負けない、道後山にやって来た。さつき荘と道後山山の家の間にある駐車場から出発。通常、もう少し上の〈月見が丘〉を起点にするが、この際、山の家のレトロな丸型ポストと前座野呂遊歩道へご案内せずばなるまい。山の家は昭和13年、鉄道省により「国鉄山の家」として建設、スキー宿として広められた。現在はスキー客だけでなく登山者、自然観察者などの宿泊施設として人気を集めている。道後山の水で入れたコーヒーはおすすめの味。出発の時には、ベランダの鐘を鳴らして旅立つ人を見送ってくれる。広島県で唯一の営業小屋である。前座野呂遊歩道は、山の家の背戸にある草原の散歩道。前座野呂とは、道後山の手前(前座)にあるなだらかな丘陵という意。
 

月見が丘キャンプ場入口で一休み(10:21)

岩樋山中腹の休憩所(11:12)
月見が丘のトイレ左横からキャンプ場への道をたどる。200mばかり入ると左に細い径、右に広い道が分かれている。うっかり右を行って先で道が途切れ、みんなに潅木の中を彷徨させた挙句、分岐まで引き返す始末。うーんゴメンナサイ。ヤブコギ体験という想定外の山行になったが、正規のルートに戻ればひと登りで休憩所。みんな余裕の表情。少しもの足りないのかもしれない。〈月見が丘〉が築山のような景色で広がり彼方の竜王の山際に立烏帽子がちょこっと頭をのぞかせていた。
 

道後山山頂(11:52)

てんぷらパーティーの準備中(11:53)
岩樋山は帰りに寄ることにして、休憩所からは横手道を行って鞍部に出た。両国牧場の石塁沿いの径を登れば、あっという間に道後山。好晴の山頂は穏やかで、四周見晴るかす素敵な眺め。みんなの日頃の行いが良いので、山の神様がご褒美をくれたに違いない。早速恒例のてんぷら宴会を始める。岩樋山と道後山との鞍部は明治中期から昭和30年代中頃まで広島鳥取両県の農家によって和牛が放牧され「両国牧場」と呼ばれていた。当時両県それぞれの牛が勝手に「越境」して、探すのに苦労したため、県の境界線沿いに石塁を築き牧柵代わりとした。「万里の長城」とも呼ばれたこの石塁は、現在も登山道沿いに残存しており、この山独特の景観となっている。
   

岩樋山山頂(14:13)

岩樋山南面の新緑(14:20)
デザートの「せとか」でグルメ宴会はお開きにして、大池経由で岩樋山に寄った。こちらも道後山に勝るとも劣らない絶佳の山頂。ほろ酔いで少々遅れ気味の人がいた。岩樋山から南面を見下ろすと、闊葉樹の森がパステルカラーの彩で広がっていた。この景色があるから山歩きは止められない。
   

月見が丘の登山道入口(14:51)

クロカンパークのサクラソウ(15:53)
みんな至福の心地で月見が丘に降り立ち、スキー場のゲレンデを下って出発点に還った。この後、クロカンパークでサクラソウ観賞をと意気込んで訪れたものの、今一つであった。みんなに悪いことをしたが、備後落合駅近くの「手作りアイスクリームの店」に救われた。美味しさもさることながら立派な蕗まで戴いたのだから。
 



軌跡図 
                                                   所要時間:5時間27分、歩行距離:8.9㎞