船通山(せんつうざん)
 
4人 2010.05.03 
斐乃上温泉ヴィラ船通山(10:10/20)→わくわくプール(10:26)→亀石ルート登山口(11:01)→横手道(10:34)→船通山(12:05/40)→イチイの大樹(12:51)→鳥上滝ルート登山口(13:58)→民宿たなべ(14:20)→ヴィラ船通山()
アルバム

斐乃上温泉ヴィラ船通山(10:14)

亀石谷林道を行く(10:32)
船通山のカタクリを見にやって来た。出発点は斐乃上温泉ヴィラ船通山。看板に嬉野温泉、喜連川(きつれがわ)温泉(栃木県)とともに「日本三大美肌の湯」とある。泉質はアルカリ性単純泉。入浴料金400円也。車道を350mばかり行くと、立派な公衆トイレと駐車場があった。その上の赤川と杠(ゆずりは)川が出合った所で、林道が分かれている。左は亀石ルートの登山口、右は鳥上滝ルートの登山口に続いている。いずれの登山口にも駐車場があり、殆どの人が車を乗り入れている。亀石谷は素戔嗚尊が大蛇に飲ませる毒酒を醸した場所(甕石⇒亀石)とされている。また、赤川は大蛇の血で真っ赤になったとされ、この呼名がある。当地は神話に名高い「八岐大蛇」伝説発祥の地なのである。
 

亀石ルート登山口(11:05)

横手道を行く(11:34)
赤川沿いの亀石谷林道を35分ばかりたどると、トイレと駐車場が整備されており、登山口はその奥にある。杠川との出合から距離にして約2.5㎞。船通山は、「水源かん養保安林」に指定された国有林で、本数調整伐の治山事業が実施されている。亀石ルートは、沢沿いの闊葉樹の中を登って、島根県と鳥取県の県境稜線のすぐ下まで達すると、船通山の北東面を北側の肩の下まで水平にトラバースしている。この水平道を横手道と言う。そこから九十九折の径を登っていくと、間もなく山頂北側の稜線に上がる。
 

船通山山頂(12:39)

カタクリのお花畑 船通山山頂(12:08)
船通山は、素戔嗚尊が天降った「肥(ひ)の河上(かわかみ)なる鳥髪(とりかみ)の地(ところ)」とされ、高志(こし)の八岐大蛇を退治して草薙剣(天叢雲剣)を得た所という。「肥の河」は鳥取県の日野川(ひのかわ)か、島根県の斐伊川(ひいかわ)かの論争のすえ、両県神職会の合議で、山頂に天叢雲剣出現之地の碑が立てられている。山上の草原に群生するカタクリの彩は、なかなかのもの。早速ベンチに腰掛けて、花見弁当を広げた。
   

御神木イチイの前で(12:51)

鳥上ルート登山口(13:58)
鳥取県側に70mばかり下った所にイチイの巨樹がある。国の天然記念物に指定(32.7.21)されており、樹高5.4m、根囲8.3m、枝張(えだはり)191㎡で、世界最大の雌株という。樹齢千年と推定されている。鳥上ルートは広い階段の道で、頂上から1200mばかり下った所に鳥上滝が懸かっている。古事記には、八岐大蛇の根城と書かれているが、明るい闊葉樹の森で、滝傍の玄武岩の割れ目にケヤキの巨樹が根を下ろしている。頂上から1時間で登山口に降りた。
   

民宿たなべ(14:20)

わくわくプール(14:20)
林道を下ること30分、距離にして約2㎞、赤川との出合に着く。左手に「民宿たなべ」がある。入浴料金500円也。囲炉裏を囲っての岩魚料理は絶品とのこと。船通山周遊の拠点に良い駐車場下には、わくわくプールと称するウオーターフロント施設が整備されている。子供たちの歓声が谷間に響き渡っていた。プールには温泉の水が引かれている。
出会った草花   
ヤマエンゴサク(山延胡索) ケシ科  ハシリドコロ(莨菪) ナス科 サンインシロカネソウ(白銀草) キンポウゲ科
     



軌跡図 
                                                   所要時間:4時間37分、歩行距離:10.4㎞