琴石山(こといしやま)三ヶ岳(みつがだけ)
 2人 2010.03.22 
柳井駅前Ⓟ(8:00)→JR柳井駅(8:25)⇒JR柳井港駅(8:27/32)→お休み処・水車の里(8:48)→琴石山登山地道分岐(9:05)→琴柱眺望の丘(9:53)→琴石山(10:00/16)→501m峰(10:34)→川谷峠(10:53/58)→三ヶ岳(11:20)→中岳(11:25)→西岳(11:28/58)→射撃場跡(12:47)→大師山(12:56)→金剛寺(13:06)→柳井駅前Ⓟ(13:48)
アルバム

白潟東の市道から眺めた琴石山(8:40)

お休み処水車の里(8:48)
女房殿のリフレッシュ山行ということで、柳井にやって来た。ルートは、JR柳井港駅から琴石山・三ヶ岳・大師山と回って、柳井駅に至るもの。柳井駅前Ⓟに車を置いて、JRで柳井港駅へ。駅前の道を左に行って、国道188号線沿いの最初の踏切を渡り、閑静な市道を北上した。好晴の暖かな陽気の中、道の整備された展望の山を目指して、のんびり歩いていくのも良いものだ。市道を北に550mばかり上がると、境川の右岸に水車小屋が建っている。上手には屋根付きの休憩所があって、入口に琴石山登山路を記した看板が立っている。これらの施設は、「琴石水車の里保存会」の皆さんの手によるもので、休憩所の奥にはお花畑まで作られていた。暖かいおもてなしに心が和む。
 

琴石山登山地道分岐(9:06)

琴柱眺望の丘の標識(9:53)
水車の里からさらに500mぐらい行った所で、琴石山登山地道が分かれている。通常、琴石山へは、このまま白潟林道をしばらくたどって、愛宕神社を経由する直登ルートと、耳切峠の先から取り付く南東尾根ルートが利用される。今回、女房殿にUターンしてもらい、地道を行ったが、見所は何一つなし。地道は琴石山北東麓の宮ヶ原に抜ける峠道だったようで、竹林や雑木に囲まれ鬱蒼としているが、道幅は広く、かつての面影が偲ばれる。途中から南西尾根に取り付いて松林の急坂を登っていくと、琴柱眺望の丘に出る。目の前に琴石山が立ち上がり、見下ろせば瀬戸のしまなみが広がっている。
 

琴石山の山頂(10:02)

山頂広場にある祠(10:01)
眺望の丘から琴石山まで約10分。四周遮るものがなく、絶佳の頂上である。皇座山、石城山、氷室岳、高照寺山、銭壷山、周防アルプスなどを同定できる。そして、南面に広がる瀬戸の眺めは、ため息が出るほど美しい。琴石山の呼名の由来は諸説伝えられているが、山頂の岩に天女が舞い降りて琴を奏でたと云うのが良い。山頂の弥山社には二神が祀られている。何の神様かしらん。
   

川谷峠(10:55)

三ヶ嶽峠一願地蔵(10:55)
琴石山の主稜には遊歩道が整備されている。道脇の椿林は良く刈り込まれ、桜の樹も配されて公園のようなところだ。南西に尾根をたどること40分、川谷峠に降り立つ。簡易トイレがあるが、なかなか渋い。お堂の説明書きに、このお地蔵様(三ヶ嶽一願地蔵)は古くから日積と柳井との往来者の安全を守護してきた仏様とある。一願地蔵のところから三ヶ岳への道が分かれている。
   

三ヶ岳西岳(10:28)

三ヶ岳南西尾根から見た山火事の跡(12:27)
三ヶ岳中腹に至る林道から山径に取り付いて、20分も登れば東岳に着く。三ヶ岳の呼名は、頂稜が東、中、西の三峰から成ることからきている。三角点は西岳にあり、石祠が祀られた展望の山である。西岳の南西尾根を大師山に向けて下って行くと、右手西方に草木の生えていない禿山が広がっている。皆伐されたふうもなく、インターネットで調べてみると、2006年9月に発生した山火事の跡らしい。
   

皇太子殿下行啓記念碑(12:48)

大師山三十二番禅師峰寺(12:50)
南西尾根を降りきって、大師山に上り返す手前に皇太子殿下行啓記念碑が建っている。かつて陸軍の射撃場があった所で、昭和天皇が皇太子時代に行啓された記念碑である。大師山に上り返すと、新四国八十八ヶ所巡りの三十二番札所禅師峰寺がある。ここからの径は参道で、頂上の叢林を回って折り返し、真言宗御室派白雲山金剛寺に下っている。
   

金剛寺(13:06) 

金剛寺境内の桜を背に(13:10)
桜の名所で知られる白雲山金剛寺は、明治8年以降秘仏として開扉されたことがないと云われる阿弥陀如来・金銅一光三尊立像(室町時代)を蔵し、境内に室町様式の宝篋印塔が建っている。また、寛政六年(1794)に造営された新四国八十八ヵ所があり、一巡約一㌔の参道には千五百余躯の石仏や摩崖仏が静かに佇む。今回は、琴石山、一願地蔵、三ヶ岳、そして金剛寺と、霊験あらたかな巡拝山行となった。
   

柳井大橋上手の三角橋から見た柳井川(13:40) 

やまぐちフラワーランドの菜の花畑で(14:22)
金剛寺からは、山根、新天地、土手町と、柳井津の町並みを抜けて柳井駅前の駐車場に帰り着いた。途中で出合った三角橋上流の美しい景観に、すっかり心癒される。広島にこんな雰囲気の所はないと思う。女房殿の山行に花は必須で、帰りに「やまぐちフラワーランド」に寄ってみた。2006年4月に開園。ガーデン様式の施設で、遊園地の色が濃い。未だ発展途上のためか、これといった見所はない。
 



軌跡図 
                                                   所要時間:5時間17分、歩行距離:10.1㎞